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カサバトリョの歴史
カサバトリョの歴史をこれから紹介しましょう。繊維産業の実業家であるジョセップ・バトリョ・イ・カサノヴァス氏が、カサバトリョのあるグラシア通りを1903年に購入しました。ガウディはジョセップ・バトリョ・イ・カサノヴァス氏の所有する建物の解体も担当していましたが、ガウディの呼びかけにより家の解体を免れることになりました。
そしてガウディが建物に手を加えることで、建物は芸術作品に進化を遂げました。1950年代にカサバトリョはバトリョ家の所有物ではなくなり、現在ではベルナ家に所有されています。
ちなみにカサバトリョという名前の由来は、バトリョ氏の家（家のことを「カサ」と言う）という意味からです。シンプルでとてもわかりやすい理由となっています。
カサバトリョの見学時間・チケットの種類・入場料・予約・ファストパスなどについて
これからカサバトリョの観光に役立つ情報を紹介します。書く内容は見学可能時間・チケットの種類・入場料・ファストパスなどについて。観光を考えている方は、ぜひ参考にしてみてくださいね
カサバトリョの見学時間
カサバトリョの入場時間は9:00〜21:00です。オプションをつけると、8:30から入場することもできます。夜間になるとライトアップも行われており、昼とは違った表情を見せてくれます。
カサバトリョのチケットの種類
チケットは青・シルバー・ゴールドの3種類が用意されています。それぞれのチケットでは、館内を見学できるだけでなくサービスが付与されています。チケットの青には音声ガイド付き、シルバーは音声ガイドに加えてプライベートホールに入場できます。そしてゴールドチケットでは、さらにファストパスや無料でのキャンセルのサービスも加えられています。音楽パフォーマンスや早朝訪問のオプションをつけることもできます。
カサバトリョの入場料・予約
大人料金は青が25€・シルバーが33€・ゴールドが35€になります。7歳未満の子供用のチケットは、3種類どれでも0€なので家族でも訪れやすいです。気になる予約は、公式ホームページから行うことができますよ。チケット売り場で購入する当日券は、各チケットより4€上がっているのでご注意ください。
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カサバトリョのファストパス
カサバトリョ では入場制限を行なっているため、時間帯よってはファストパスがついていないとスムーズに入場できない場合もあります。またカサバトリョは人気スポットのため、繁忙期になると多くの人が訪れ混雑することもあります。
そこでゴールドパスをおすすめします。前述したチケットの段落でも触れましたが、ゴールドチケットにはファストパスのサービスもついています。並ばずにストレスなく見学をしたい方は、ファストパスのサービスがついたゴールドチケットの購入がおすすめです。
カサバトリョの見どころ
これからカサバトリョの見所についてご紹介をします。中央サロン・屋上などカサバトリョには素敵なエリアがあり、夜の音楽パフォーマンスのように楽しいイベントが行われています。
グラシア通りに面した中央サロン
最初にご紹介する見所は、中央サロン（主広間）です。グラシア通りに面した大きなステンドグラスの窓が特徴的な部屋です。ステンドグラスの大窓は緩やかなカーブを描いており、上部の丸いステンドグラスは海の飛沫をイメージした丸のデザインがされています。またこの部屋には、ウロコ模様が描かれている周りの白い壁や独特な形をしたシャンデリアなど、さまざまな見所がありますよ。
煙突をオブジェとして置かれている屋上
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屋上にある煙突までもがオブジェとなっています。煙突の形は非常にユニークで、流れる雲のような形をしています。煙突は陶器タイルでモザイクが施され、ポップで楽しげな色つけがされています。見る人を飽きさせません。晴れた空のもと、ゆったりとオブジェを鑑賞してみてはいかがでしょうか。
夜には特別な音楽パフォーマンスも
6月から11月まで毎晩屋上テラスで、音楽パフォーマンスを行なっています。フラメンコやジャズ・ブルースなど、さまざまな音楽にカサバトリョで触れられ、昼とは違った幻想的な雰囲気を堪能することができます。音楽パフォーマンスに参加するためには、特別なチケットが必要になるためご注意ください。
カサバトリョの所要時間
カサバトリョの見学にかかる時間は、約1時間ほど。ゆっくり見ても1時間30分ほどになります。こじんまりとした建物のため見学を短時間で済ますことができ、見学が終わったあとに他の観光地を巡ることができます。
カサバトリョへの行き方
カサバトリョはグラシア通りの43番地にあります。最寄りのパセジ・ダ・グラシア(Passeig de Gracia)駅からは歩いて1分ほど。バスはH10、V15、7、22 y 24番が停車します。地下鉄・バス・列車、どの交通手段でもアクセスが良いのは嬉しいポイントです。
合わせて行けるおすすめの場所
アントニ・アマトリェール氏の邸宅であった「カサ アマトリェール」・モデルニスモ建築の「カサ・リェオ・モレラ」はカサバトリョと並んで建てられています。
この3つの建物が並んでいることから、その区画は「不協和音の区画」と呼ばれており、合わせて立ち寄ることをおすすめします。かわいらしいなピンク色の建物の「カサ アマトリェール」に、バルセロナで最も美しいと呼ばれる「カサ・リェオ・モレラ」もじっくりと見学をし、建物の美しさに浸ってみてはいかがでしょうか。
またグラシア通りには飲食店も数多くありランチをするのにぴったりです。なかでも世界遺産のカサ・ミラで食事をいただける「El Cafè de la Pedrera」が一押し。天井はガウディがデザインしたといわれています。
オプショナルツアーがオススメ
バルセロナ観光で外せないカサバトリョ。世界遺産の一つであり、芸術的で不思議な建物をじっくりと眺めることができます。
もし観光に訪れるのであれば、おすすめなのはオプショナルツアーです。近隣にある有名な観光スポットと合わせて観光プランが立てられているものが多いため、さまざまな場所にリーズナブルな料金で向かうことができます。日本語での専属ガイドのツアーもあり、一歩踏み込んだ観光をすることができるのも嬉しいポイントです。
後悔しない楽しい旅行のために、オプショナルツアーに参加してみてはいかがでしょうか。
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