日本屈指の温泉地として知られる大分には豊かな自然を楽しめるスポットも多く、四季折々に美しい景観を楽しむことができます。臼杵駅から徒歩5分ほどの場所にある「臼杵城址」には約800本の桜の木が植えられており、県南随一の桜の名所として毎年多くの人が訪れます。シーズン中は桜のライトアップやイベントなどを楽しめる「桜まつり」も催され、趣ある史跡と桜のコラボレーションの中を散策することが可能です。また山間に位置する「不動尊一心寺」は、春になると谷底の境内全体にぼたん桜が咲き広がり、谷底を見事な桜色に染め上げる「桜の雲海」が見られることで評判です。見頃の時期には「一心寺ぼたん桜雲海祭り」も開催。売店で手作りの桜餅を販売したり、屋台が出店したりするほか、夜には境内全体がライトアップされ、上から見るとまるで異世界のように幻想的な世界を満喫することができます。
遊具に乗ってのんびりと桜を楽しもう「ハーモニーランド」は大分県で人気のテーマパークです。園内にはソメイヨシノやヨウコウザクラをはじめとして、約500本の桜が点在しており、いたるところでお花見が楽しめます。桜のトンネルを抜けるハーモニートレインや、桜を眺めながらピクニックができる芝生などが人気。見頃は例年3月下旬から4月上旬頃です。
石垣を彩る約500本のソメイヨシノ難攻不落の城として語り継がれている「岡城」は「荒城の月」の舞台とも言われ、桜の名所としても知られています。「さくら名所100選」にも選出されており、岡城跡には約500本ものソメイヨシノが咲き誇ります。桜がかつての栄華の名残でもある石垣を彩り、県内でも有数のお花見スポットとなっています。見頃でもある4月上旬には「岡城桜まつり」も開催されています。
見事な桜の雲海を楽しめる一心寺は、山に囲まれた谷に位置しているお寺です。全国的にも珍しい、ヤエザクラを見下ろすことができる桜の名所として知られており、一面がピンク色に染まる様子は、「桜の雲海」と称されています。緑色や紫色、黄色などの15種類以上もの色とりどりのヤエザクラが、境内一面を埋め尽くしている姿は、息をのむ美しさです。
歴史漂う県下有数の桜の名所臼杵城跡は、大友宗麟によって1562年に築かれたといわれている臼杵城の城跡を整備した公園です。現在は、桜の名所として有名で、3月下旬から4月上旬にかけて、約800本のソメイヨシノが園内を美しく彩ります。期間中には、「臼杵城址桜まつり」が開催されており、夜にはライトアップもおこなわれ、多くの見物客で賑わいを見せています。
間近に桜の花を楽しめる大貞公園は、神池と三角池、薦神社を有している、中津市街から約4km南東に位置している公園です。大正初期に、地域の住民が数百本の桜の苗木を植えたことから、現在では、約1,300本の桜の木が美しい花を咲かせる中津を代表する桜の名所になっています。桜の木は、高さが低く、間近で桜の花を楽しめるのも魅力です。
川に移りこむ桜も美しい平和市民公園は、約14年の歳月をかけて造られた、多彩な施設を有している都市公園です。中央を流れている裏川沿いには、約800本の桜の木が植えられており、3月下旬から4月上旬にかけての見ごろになると、大勢の花見客で賑わいを見せています。川へと舞い落ちる桜の花びらや、川に移る桜も、大変風情があり人気です。
珍しいボタンザクラの名所えぼし公園は、鳥帽子山八幡宮に隣接している公園です。ボタンの花のように花びらが幾重にも重なった珍しい花を咲かせるボタンザクラが約500本植えられており、桜の名所としても有名。4月中旬から下旬にかけて大輪の花を咲かせ、訪れる人たちの目を楽しませています。桜の開花中は、さまざまなイベントも行われており、多くの人で賑わいを見せています。
ダムを一面に染め上げる美しい桜安岐ダム公園は、1971年に安岐川の洪水調節を目的として造られた安岐ダム周辺に広がる公園です。敷地内には、ダムを取り囲むように、約3,000本の桜の木が植えられており、3月下旬から4月上旬にかて、ダムをピンク一色に染め上げています。開花中には、ライトアップもおこなわれており、夜桜も楽しむことができます。
大分への交通手段は、飛行機、新幹線、フェリー、高速バスなどがあります。東京や大阪からは、飛行機を利用してのアクセスが一番早くなっており、羽田空港から大分空港までは約1時間44分で、伊丹空港から大分空港までは、約55分になっています。また、九州の玄関口であり、最大都市の博多かたは、新幹線で約1時間56分です。
大分へのツアーは、東京からならば格安ツアーで交通費や宿泊費なども込みで約30,000円から、大阪からならば約20,000円からになっています。選ぶホテルや交通手段などによって金額は大きく異なるので、どのような旅行がしたいかに合わせて予算を組みましょう。食事代やお土産代なども考えると。5万円ほどは見ておいた方がよいでしょう。
大分旅行は、2泊3日が人気。大分の定番人気観光地と言えば、別府や湯布院、日田です。レンタカーを借りて回るというのであれば、2泊3日でちょうど巡ることができます。また、アートな街で最近人気となっている大分タウンから人気の別府、さらに国東半島を巡るコースも人気があり、こちらも2泊3日で楽しむことができます。
大分は、季節ごとに魅力があり、どの季節に訪れても楽しむことができます。春は桜祭りやチューリップフェスティバル、夏は七夕祭りや花火大会、秋は中秋の名月を鑑賞するお茶会や日本三大裸祭りのひとつである若宮八幡秋季大祭、冬は大分マラソンなど1年中さまざまな楽しい行事が開催されているほか、季節ごとのグルメや景色もそれぞれに魅力があります。
大分旅行で比較的すいているシーズンは、梅雨の時期。雨が多くなかなか観光を楽しみにくいため人は少なくなっています。また、大分は地域によって気候が大国異なり、熊本との県境では、冬の寒さが厳しく、宮崎との県境では夏の暑さが厳しい傾向に。ただし、夏休みや冬休みは家族連れなどがたくさん訪れるので、そういった時期をずらすと比較的人が少なくなっています。
「おんせん県」として知られる大分の観光スポットと言えば、別府や湯布院は外すことができません。温泉に浸かるのはもちろん、温泉グルメや別府地獄巡りも定番です。また、九重や豊後大野などの大自然を楽しむことができるスポットも人気。その他にもアートの街として人気の大分タウンや、城下町・臼杵も魅力の多いエリアになっています。
大分旅行は、基本的には東京や大阪と変わらない服装で訪れることができます。大分タウンなどを訪れるのであれば、好きなファッションを楽しむのがおすすめ。湯布院などでは、浴衣で街歩きを楽しむこともでき、旅館などで色浴衣の貸し出しなども行われています。好みの浴衣を着て温泉街をぶらぶら歩いて楽しむのもおすすめです。
大分は、地域によって気候が異なります。山間部などを訪れる場合であれば、寒暖差が大きいので調節できる服装を用意しておくのがおすすめです。また、別府地獄巡りをはじめ、歩いて周る観光スポットがたくさんあるので、履きなれた靴を用意しておくと良いでしょう。スニーカーなど歩きやすい靴で訪れるのがおすすめになっています。
大分と言えば、関サバや関アジ、豊後牛などの美味しいグルメの宝庫!また、とり天やだんご汁、地獄蒸しなどのご当地グルメも豊富にそろっています。サバやアジ、ブリなどの旬の魚を切り身にして醤油誰で漬け込み薬味をかけて味わう「りゅうきゅう」という郷土料理は、ぜひ味わっておきたい逸品。ご飯のお供にもお酒のアテにもぴったりです。
大分では、引き続きコロナウイルス感染防止対策を徹底しています。人が多くなる観光スポットなどでの3密を避けるための人数制限などの対策がおこなわれているため、事前にホームページなどで確認をしてから訪れるのがおすすめです。飲食店においても、営業時間が変わっている場合もあるので、事前にお店に確認をとることをお勧めします。