日本を代表する大都市のひとつである福岡は、春になると桜の花を観賞できるスポットが多くの人でにぎわいます。福岡城をはじめとする史跡が敷地内に点在する「舞鶴公園」は、ソメイヨシノ、シダレザクラ、ヤマザクラなど19種類約1,000本もの桜の木が園内に見られる、桜の名所としても評判です。期間中は「福岡城さくらまつり」も開催され、美しい桜とともに様々なイベントやグルメ、夜には城壁と桜のライトアップなどを楽しむことができます。また北九州市門司区にある「白野江植物公園」は、県内有数の桜の品種がそろっていることで知られており、約60種もの多彩なコレクションを2月中旬~4月下旬にかけて、長期間にわたり観賞することが可能です。特に3月の下旬ごろからは「さくらまつり」も催され、桜や植物に親しめる様々な企画やイベントも行っています。
湖を囲むように咲き誇る千本桜「日向神の千本桜」が見られる「日向神ダム」は矢部川上流にあります。1962年のダム建設の際に、人工の日向神湖が造られ、湖の周囲には約1,000本のソメイヨシノが植樹されました。3月下旬から4月上旬の開花シーズンにはたくさんの人で賑わう桜の名所。湖と千本桜の情緒深い光景は必見です。日向神ダムには蹴洞岩や天戸岩、正面岩、ハート岩などの見所もあり、パワースポットとしても人気です。
池を彩る約300本ものソメイヨシノ「勝盛公園」は飯塚市街地の中心にあります。朱塗りの指月橋が架かる池を囲む小高い丘には約300本ものソメイヨシノが植樹されており、池を泳ぐ水鳥たちと桜の情緒深い光景が楽しめます。園内には幼児・児童向け遊具が充実しているほか本物のSLが展示されているなど家族連れにも人気のスポット。3月下旬から4月上旬の桜の開花シーズンにはちょうちん点灯が行われたり露天が並んだりと賑やかな雰囲気に溢れます。
広大な敷地を約2,000本の桜が咲き誇る「油山市民の森」は森林浴コースやキャンプ場、展望台、自然観察センターなどを備えた広々とした公園です。油山山系の自然の地形を生かした園内には、ソメイヨシノを中心とした約2,000本もの桜が植えられており、開花シーズンには森全体を桜色に染め上げます。見頃は例年3月下旬から4月中旬頃。ゆっくりと散策しながらの花見がおすすめです。
レジャー施設が充実したファミリー向けの公園「延命公園(福岡県)」は大牟田市中心の丘陵地にあります。約18.1haという広大な敷地内には体育館や野球場、動物園、プールなどの施設が揃っており、家族連れに人気です。園内には約900本もの桜が植樹されており、展望台からは桜の絶景が楽しめます。見頃は例年3月下旬から4月上旬頃。桜の開花シーズンには「桜まつり」も開催されています。
赤い橋や池のボートから眺める桜もおすすめ「垣生公園」は中間市を代表する都市公園で、園内には四季折々の自然が広がっています。園内の池には特徴的な赤い橋が架かっており、「埴生神社」の境内へ続いています。桜はソメイヨシノを中心として約1,000本。遊歩道や赤い橋、池のボートなどさまざまな場所から桜を楽しむことができます。桜の見頃は3月下旬から4月上旬で、例年3月には「筑前中間さくら祭」も開催されています。
福岡城と桜の見事なコラボレーション舞鶴公園(福岡県)は、福岡城の本丸址を中心に広がっている公園です。各種スポーツ施設が併設されている市民の憩いの場として親しまれています。桜や蓮などの花の名所として知られており、春には、石垣がピンク色に染められた美しい景観を楽しむことができます。毎年桜の開花に合わせて「福岡城さくらまつり」が開始されており、多くの人で賑わいを見せています。
福岡有数の参拝客と花見客宮地嶽神社は、福岡県福津市に鎮座している、約1,700年の歴史を持つ神社です。開運、商売繁昌の神として知られ、西日本有数の参拝客を有するほか、四季を通じて美しい花の景色を楽しめる神社としても知られています。春には、ヒガンザクラやヨシノザクラをはじめとする約2,000本の桜の花が咲き、多くの花見客で賑わいを見せています。
小倉城と桜の美しいコラボレーション勝山公園は、小倉城を中心に、「21世紀の都心のオアシス」をテーマに整備された公園で、北九州市のシンボルとして親しまれています。毎年春になると、約300本の桜が咲き誇り、小倉城と桜のコラボレーションで目を楽しませてくれます。開花期間中は、ライトアップもおこなわれており、幻想的な夜桜も楽しむこと事ができます。
桜と噴水の饗宴も人気甘木公園は、朝倉市の市街地に位置している、「丸山公園」とも呼ばれている公園です。園内には、約4000本の桜の木が植えられており、桜の名所としても有名。公園中央にある池から1時間ごとに上がる噴水と桜の花の饗宴も美しくなっています。桜の季節には、ライトアップや露店の出店などもおこなわれており、多くの人で賑わいを見せています。
北九州最大のダム池を彩る桜昭和池公園は、周囲2,5㎞、11万6000㎡の面積を有する、北九州市最大のダム池である昭和池の周囲に整備されている公園です。池を取り囲むように、約1,200本のソメイヨシノが植えられており、3月下旬から4月上旬になると美しくピンク色に彩ります。池沿いには、林道もあるので、のんびりと散歩をしながら花見を楽しむことができます。
城下町の風情と桜のコラボレーション秋月 杉の馬場は、「九州の小京都」と称されている福岡県朝倉市の北部に位置している桜並木です。かつて杉の木がたくさん植えられていたことからその名がついたといわれており、現在は、約200本の桜の木が植えられており、3月下旬から4月上旬にかけて、美しい桜のトンネルを作り上げています。城下町の風情と桜がしっとりとした独特の情緒を感じさせてくれます。
博多湾を一望できる桜の名所西公園(福岡県)は、福岡市中心に位置している市民の憩いの場となっている公園です。園内には、ソメイヨシノやシダレザクラなど約1,300本の桜の木が植えられており、「さくら名所100選」にも選ばれている桜の名所としても知られています。展望台からは博多湾を一望することができ、絶景と桜のコラボレーションを楽しむことができます。
ライトアップの桜のトンネルもおすすめ大将陣公園は、楽市地区に位置している標高112mの将陣山につくられている公園です。園内には、約2,500本のソメイヨシノが植えられており、満開のころには桜のトンネルを作り上げ、訪れた人々の目を楽しませています。ソメイヨシノの開花に合わせてライトアップもおこなわれており、ロマンチックな夜桜見物も楽しむことができます。
福岡で京の風情を感じる花見清水公園(福岡県)は、清水山の中腹に位置している公園で、九州随一といわれる清水寺三重塔や雪舟の作庭といわれている本坊庭園など、京都を彷彿させる風情漂う人気の観光スポットです。園内には、約1,900本のソメイヨシノが植えられており、桜の名所としても有名。和の情緒あふれる園内で、のんびりと花見散策を楽しむことができます。
【2021年版】福岡で行きたいおすすめの花見スポット・名所21選:定番から穴場まで紹介!
福岡県は温暖な気候で、毎年東京に次いで2番目、九州では1番に桜が開花する都市です。一口に花見スポットと言っても、広々した芝生広場にレジャーシートを広げてくつろげる場所、屋台がずらりと並び夜桜を眺めつつ酒宴で盛り上がれる場所、アスレチック遊具があって家族連れにぴったりな場所など、バラエティ豊かにそろうのが福岡の花見スポットの魅力です。キャンプ場併設で花見キャンプができる場所、バーベキューしつつ花見ができる場所もあってアウトドア好きにはたまりません。城と桜、遺跡と桜のコントラストを楽しめる場所も歴史好きに人気です。そこで今回は福岡県でおすすめの花見スポットをまとめました。今年のお花見の参考にしてみて下さい。
【福岡】一面に広がる桜模様、花見にぴったりの桜の名所5選
本州よりも一足先に桜満開を迎える九州地方ですが、今回は博多の桜の名所を5つを紹介します。ラーメンや水炊きなどグルメで有名な博多ですが、実は桜の名所も数多くあります。その中には「日本のさくら100選」に選ばれた場所もあります。桜は、城と桜、大自然と桜、ライトアップと桜などシーンによって様々な表情を見ることができます。春の陽気に足取りも軽く、のんびり散策をしながら視界いっぱいに広がる桜を見にお出かけしてみてはいかがでしょうか。あなたの目に浮かぶ桜はどんな風景の中にあるでしょうか。ぜひお出かけの参考にしてみてください。
福岡にアクセスする場合は空路や新幹線、高速バスを利用することが出来ます。東京から福岡へアクセスする場合、新幹線を利用して乗り換えなしで最短5時間4分で到着します。成田空港から空路を使ったアクセスであれば約1時間40分でアクセスすることが可能です。関西地方からアクセスする場合は新大阪駅から新幹線を利用して2時間32分で福岡県に到着します。
出発地や旅行シーズンによって異なりますが1泊2日のプランの場合、交通費や宿泊費を合わせて30,000円から40,000円となっています。当日の飲食代やタクシー代、バス代、お土産代を合わせて60,000円前後を用意しておけば福岡旅行を楽しむことが出来ます。高級ホテルや高級旅館に宿泊する場合はもう少し費用がかかるので注意してください。
移動時間を短縮出来るのであれば1泊2日でも福岡旅行を楽しむことが可能です。週末を利用して気軽に旅行したい人にも福岡は人気の目的地となっています。福岡県全体を余すことなく巡りたい場合や、ゆとりのあるスケジュールで観光を楽しみたい場合、は2泊3日以上のスケジュールを組んで福岡旅行をすることがおすすめです。
福岡旅行はいついっても楽しむことが出来ますが、ベストシーズンを挙げるとすると春から秋にかけてです。春は気候が落ち着きはじめ、桜の花も咲き始めるので暖かな陽気の中で景色や観光を楽しむことが出来ます。秋には山々が鮮やかに色付いてドライブでも情景を満喫することが可能です。湖畔の観光スポットは夏の人気レジャースポットとなっています。
福岡は人気の旅行先であることから一年を通してたくさんの人で賑わいます。人混みを避けたい場合は春休みやGW、夏休みなどの長期休暇を避けてスケジュールを組むことがおすすめです。金曜日、土曜日、日曜日を避けた平日であればベストシーズンであっても人混みを避けることが可能です。梅雨の時期や冬場も比較的穴場の時期と言えます。
福岡県の観光スポットと言えば太宰府天満宮が有名です。太宰府天満宮以外にも福岡城跡や櫛田神社といった歴史的建造物もおすすめの観光スポットです。ショッピングやエンターテイメントを楽しみたい場合はキャナルシティ博多や水上公園「SHIP’S GARDEN」、天神地下街、ベイサイドプレイス博多、シーサイドももち海浜公園などがおすすめの観光スポットとなっています。
福岡旅行では特別な服装は必要ありません。季節に合わせた服装を準備しておけば間違いありません。強いてあげるとすると、春先や秋は昼夜の寒暖差を考慮してサッと羽織ることが出来る上着を用意しておくと安心です。食べ歩きや街歩きを楽しみたい場合は動きやすい服装や動きやすい靴または履きなれた靴を用意しておくことをおすすめします。
福岡旅行をする際、特別な持ち物が必要になることはないでしょう。移動時間が長くなる場合は時間を潰すことが出来る本やタブレットを用意したり、万が一の雨に備えて折り畳み傘やカッパを用意しておくと安心です。その他にも現地でお土産をした際に買ったものを入れておけるエコバッグや手提げ袋を用意しておくのもおすすめです。
福岡県には個性豊かなグルメがたくさんあります。明太子は外せないグルメで、お土産でも人気のグルメです。もつ鍋や水炊きも福岡で人気の鍋料理なので肌寒い季節に旅行する際はお鍋を囲んで暖を取るのもおすすめのプランとなっています。中洲屋台街に足を運ぶとバラエティー豊かな博多グルメに出会うことができ、博多ラーメンやおでん、焼鳥などを味わうことが出来ます。
現在、新型コロナウイルスに対して油断が出来ない状況が続いています。旅行に出かける際にはマスクを着用するようにし、アルコール消毒を小まめに行うようにしましょう。公共交通手段を使う場合や観光地を巡る場合、飲食店を利用する際には3密を避けることを心がけてください。場所によっては臨時休業をしている場合もあるため営業時間と合わせて確認をしておきましょう。