更新日: 2024年5月2日
古くから”食い倒れの街”として親しまれている大阪の食文化の中でも「粉もん文化」は有名ですが、大阪特有の「ダシの文化」も忘れてはいけません。大阪のダシ文化の象徴ともいえるのが、大阪人のソウルフード「うどん」です。梅田エリアには、最近は昔ながらの大阪うどんの店に加え、たくさんの讃岐うどんの店が進出してうどん店の激戦区となっています。
今回は大阪で、とくにダシの旨味が味わえる店として評判のうどん店をご紹介します。讃岐うどんの本場・香川県のように「朝うどん」を楽しめる店から、少し豪華にうどんすきを楽しめる店までご紹介しているので、ぜひ、参考にしてください。
目次
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■道頓堀 今井
最初におすすめする大阪のうどん屋は「道頓堀 今井」。道頓堀の真ん中にある、大阪うどんの代表格として人気のうどん店です。テイクアウト専門店をはじめ、大阪府内に約10店舗の支店があります。
ダシは北海道産の天然昆布と九州のさばとうるめ節を使用し、こくと旨みがしっかりと利いた上品な薄味が特徴。阪独特のやわらかツルツルの麺がダシをたっぷり吸い、噛めば噛むほどダシの旨みが味わえます。おすすめは「きつねうどん」で、ふっくらジューシーな揚げはやみつきになるおいしさです。ご飯メニューの充実もうれしいポイントで、古きよき大阪のダシにこだわった、なにわの味を堪能できます。
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■うさみ亭マツバヤ
続いておすすめの大阪のうどん屋は「うさみ亭マツバヤ」。心斎橋駅から徒歩で約6分にある、「きつねうどん」発祥のうどん店で、1893年創業の大阪うどんの老舗です。名物は「きつねうどん」と、同じく人気の高い「おじやうどん」。昆布とかつおのダシをベースに穴子や鶏、きざみ揚げ、たまご、しいたけなどの旨味が凝縮された鍋焼き風うどんで、つるんとしてなめらかなうどんご飯が半々入っています。
口の中でいろいろな具材のハーモニーが楽しめ、おもろいもん好きの大阪人にはうってつけのメニューです。ほっこりと優しくおいしいうどんを食べたい時に訪れてみてください。「きつねうどん」も甘い味の揚げが、ちょっと黒めの自慢のダシとマッチしておいしくいただけます。
うさみ亭マツバヤ
- 大阪府大阪市中央区南船場3-8-1
- 06-6251-3339
- 【月~木】11:00~19:00【金・土】11:00~19:30
- 日・祝
■かすうどん山本
3番目におすすめする大阪のうどん屋は「かすうどん山本」。西大橋駅のすぐ北にある、大阪のソウルフードの一つとされる「かすうどん」が名物のうどん店です。
「かすうどん」の「かす」とは、細かく刻んだ牛の小腸を油が抜けるまでじっくりと素揚した油かすのこと。外はカリカリ中はプルプルで香ばしく、低脂肪でコラーゲンたっぷりで、「かすうどん」は濃いダシに油かすのコクとたっぷりのネギが入り、とてもおいしくいただけます。飲んだ後のシメにはコクたっぷりのソールフードをお試しあれ!
かすうどん山本
- 大阪府大阪市西区新町1-29-8
- 06-6536-1551
- 18:00~翌4:00
- 日曜不定休
■御食事処あさひ
次に紹介する大阪のうどん屋は「御食事処あさひ」。難波の黒門市場の東にある、「カレー天ぷらうどん」がおいしいうどん店です。看板には「絶対の自信」と書かれ、クオリティーの高さがうかがえます。
半透明のカレーだしはかつおの風味がしてほどよくスパイシーさを感じ絶品です。毎朝黒門市場から仕入れるえびは新鮮で天ぷら衣がダシを吸ってとろっとし、海老の甘味とプリップリ感が絶妙です。麺は柔らかくちょっと腰があり、ダシとよく絡みおいしくいただけます。誕生して20年のアツアツでおいしいオリジナルの「カレー天ぷらうどん」をぜひ味わってみてください。
御食事処 あさひ
- 大阪府大阪市中央区日本橋1-16-2
- 06-6641-3102
- 11:00~19:00
- 日・祝
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