高級食材をリーズナブルに楽しめる！「俺のシリーズ」の店舗やおすすめメニューなどを紹介

更新日: 2024年4月24日

いまや都内のあちらこちらで見る「俺の」がついたレストラン。このシリーズを手がけるのはその名も「俺の株式会社」。東京・新橋に2011年、わずか16坪という狭さで「俺のイタリアン」をオープンさせて以来、「俺のフレンチ」「俺のスパニッシュ」など料理ジャンルを変えながら、瞬く間に店舗数を増やしています。ここでは一流シェフが一流食材を使って作る料理がリーズナブルに食べられるとあって連日大盛況。混雑は緩和しつつあるものの、まだまだ予約がとりにくい店も少なくありません。今回はそんな急成長を続ける「俺の」シリーズのレストラン情報や、さまざまな魅力をまとめました。ぜひ参考にしてくださいね！

全国に30店舗以上を展開する「俺のシリーズ」の特徴やおすすめポイントは？

「俺の」シリーズを展開するのは、その名も「俺の株式会社」。創業者は坂本孝氏で、彼は中古本販売店の「BOOK OFF」を現在の地位に育てあげた手腕の持ち主です。飲食業では本来30%を目安とする原価率が、ここではなんと平均55%！トリュフやキャビア、フォアグラといった高級食材も惜しげなく使うので、中には原価100%以上の料理もたくさんあります。にもかかわらず利益が回収できるのは、回転率のいい“立ち飲み”スタイルだから。また、シェフは国内ばかりか海外の第一線で活躍してきた実力派ぞろいです。一流のシェフが一流の食材を使って作る料理がリーズナブルに味わえるとあって評判が評判を呼び、驚異的な薄利多売が実現。最近は着席できる店舗も増えてきて、より一層利用しやすくなりました。

「俺のイタリアン」はコースメニューもおすすめ！

「俺のイタリアン」は東京・JAZZ・八重洲・新橋赤レンガ通・赤坂・青山・歌舞伎町・神谷町・新潟三越前の9店舗。その中で、銀座にある「俺のイタリアン 東京」をご紹介します。地下鉄銀座線「銀座駅」から徒歩約5分。「俺のイタリアン」最大の広さを誇り、ゆったりとくつろげる全席着席スタイルです。通常は2時間制ですが、月～木の19時からなら時間無制限！「俺の宴会」「俺のセレブランチ」「俺の満喫」などユニークな名前のコースは、売れ筋NO.1の「殻付きウニのコンソメジュレ」が必ずセットになっていて人気。ジャズの生演奏を聞きながら、ゆっくりと楽しめます。コスパの良いローストビーフやステーキ、パスタなどの大皿を頼んでシェアするのもおすすめ。ワインにもぴったりですよ。

リーズナブルなのに本格フレンチが食べられる「俺のフレンチ」

「俺のフレンチ」は東京・銀座コリドー街・赤坂・青山・神楽坂・人形町・横浜・梅田・博多・松山の全部で10店舗。赤坂店と青山店は「俺のイタリアン」とのコラボ、「俺のフレンチ・イタリアン」です。銀座にある「俺のフレンチ 東京」は、実力最高峰とも言われるシェフの本格料理が自慢。おすすめは「俺のフレンチ」の定番、「牛フィレ肉とフォアグラのロッシーニ～トリュフソース～」です。

「俺のスパニッシュ」で魚介の旨味を存分に楽しめるパエリアを頂こう

「俺の」シリーズでスペイン料理が楽しめるのはここだけ。JR「新橋駅」5番出口から徒歩約2分で到着します。おすすめは、見た目も豪華で味も本格的なパエリア。2人前からのオーダーなのでシェアして食べるのも楽しいですね。他にもアヒージョや生ハム盛り合わせといったタパスメニューも豊富で、ついついワインが進んでしまいそう。ちなみに2階は「俺のフレンチ 銀座コリドー街」です。

「俺の割烹」で高級和食をつまみに立ち飲みしよう！

ウニやイセエビ、アワビなど高級食材をふんだんに使った和食がリーズナブルに味わえる「俺の割烹」は、銀座本店だけ。JR「新橋駅」銀座口から歩いて約5分で到着します。自慢料理は「鯛姿山椒焼き」。まるまる一匹を豪快に焼き上げた鯛は肉厚なのにふんわりとした食感で、ほのかに香る山椒がたまりません。その他、職人が揚げる天ぷらもおすすめ。利き酒師が厳選する日本酒とのマリアージュを楽しんでください。

「おでん　俺のだし」は味がしっかりしみ込んだシンプルな味付け

おでんで初めてミシュランガイドに掲載された名店「あざぶ一期」の料理長だった中村直樹氏が作る味が自慢。東京メトロ「銀座駅」B5出口から徒歩約4分です。こだわりの出汁がしっかりしみこんだおでんは、大根やハンペンといった定番メニューさえもハッとさせる味わい。中でも、おでんでは珍しい半熟卵が人気です。その他にも、出汁の風味を堪能できる「おでんだしの味わい茶碗蒸し」はぜひ味わいたい逸品。

「俺の焼肉」で希少価値の高いお肉シャトーブリアンを嗜もう

焼肉の価格破壊を目指すというコンセプトの元、銀座4丁目・銀座9丁目・蒲田と都内に3店舗展開。ここではA5等級黒毛和牛が専門店よりはるかに安い値段で味わえます。中でも人気は希少部位の「俺の絶品シャトーブリアン」。またリブロースや、ミスジなどを1kg以上豪快に盛り付けた「俺の黒毛和牛特選豪快樽盛り」も好評で、これは3名以上のグループにおすすめです。ちなみに銀座9丁目店があるのは新橋。実は銀座に9丁目はなく、8丁目の先にある汐留川を銀座9丁目となぞらえた歌謡曲にちなんで、このあたりには「銀座ナイン」や「銀座九丁目」といったお店が多くあります。「俺の焼肉 銀座9丁目」もそれらと同じシャレという訳ですね。また、2019年4月には鍛冶町に神田店がオープンします。

ふわふわ食パンが人気の「俺のBakery&Cafe」

看板メニューは「銀座の食パン～香～」。国産小麦キタノカオリと、自然放牧でのびのび育った牛の牛乳を惜しげもなく使った食パンは、ふわふわと耳まで柔らかく、ほんのり牛乳の甘さを感じる仕上がりです。「銀座の食パン」には同じく国産小麦「ユメチカラ」を使った「～夢～」があり、こちらも人気。それぞれパンの側面に施された「香」「夢」の焼き印が目印です。ベーカリーにカフェが併設しているのは、東銀座歌舞伎座前・松屋銀座 裏・京橋中央通・新宿京王モール・恵比寿・グランツリー武蔵小杉の6店舗。公式ホームページから食パンの予約をすると店舗で取り置いてくれるのでおすすめです。他にも店舗限定やWEB予約限定の食パンもあるので、食べ比べてみてはいかがでしょう。

「俺のGril＆Bakery」「俺のビストロ＆Bakery」で肉とパンのナイスコラボを体感

絶品食パンを販売する「俺のBakery」が、「俺のGril」「俺のビストロ」とコラボレーション。「俺のGril＆Bakery」は大手町、「俺のビストロ＆Bakery」は大阪・心斎橋に店を構えています。中でも大手町の方は、ボリュームたっぷりの上質なステーキが通常のおよそ3分の1の値段で食べられるとあって連日大盛況。もちろん自慢の食パンもセットで楽しめます。

ステーキメニューは当日の入荷次第！？「ステーキ 俺のグリル」

高級ステーキを原価度外視で提供しているのは、銀座並木通り店。2018年3月にオープンしました。アクセス方法は東京メトロ「新橋駅」3番出口を出て徒歩3分程度です。ここではTボーンステーキや熟成肉など上質なステーキはもちろん、当日の入荷次第で希少部位のステーキが味わえることも。その他、リブアイとサーロイン、ハンバーグがセットになった3種盛りも人気です。

「俺のうなぎ」は職人が焼き上げたうな重が絶品

鰻の老舗、野田岩 麻布飯倉本店で15年以上腕を磨いた時任恵司氏が焼き上げる鰻が自慢。鰻は三河一色産の厳選された特大鰻だけを使い、ご飯は奥能登産のコシヒカリを直火で羽釜炊きするというこだわりが特徴です。鰻の調理法は蒸してから焼き上げる関東風。時間をかけて丁寧に調理された鰻は、表面はパリッと香ばしく身はふんわりと柔らかです。おすすめは「炙りうな重」。焼き上げた鰻を大胆にバーナーで炙ることで、香ばしさが倍増。鰻の香り・脂・タレ・ご飯の味が渾然一体となった美食が味わえる逸品です。その他、白焼きも人気。七輪にのせられて提供される厚味の白焼きは、味はもちろんSNS映えも抜群。ただし、白焼きにはあらかじめ火が通っているので、撮影に夢中になりすぎて焦がさないように注意しましょう。

海外にも進出する「俺のフレンチ・イタリアン」の店舗情報

破竹の勢いの「俺の」シリーズ。海外にも進出しており、現在は韓国・ソウル、そして上海に店舗を展開しています。ソウルの梨泰院店は、地下鉄6号線「梨泰院駅」から徒歩約2分。上海の新天地店は上海地下鉄10・13号線「新天地駅」から徒歩約5分です。海外にある分、日本の店より割高感は否めませんが、異国で「イラッシャイマセ」が聞けるのはうれしいもの。近くに訪れたらぜひ立ち寄ってみてくださいね。

「俺の予約ナビ」で前日予約もOK！

「俺の」シリーズのレストランは、公式ホームページからの予約が便利です。必要項目をどんどん入れていって検索するだけで、希望の時間帯に予約可能なレストランが表示されるのでとても簡単。WEB予約で満席の場合でも当日席があるので、ふと思い立って来店もOK。ただしその場合は時間制限があったり立ち飲み席のみだったりするので、予約してからの来店がやはりおすすめです。

まとめ

「俺の」シリーズのレストラン、いかがでしたか？以前はミシュランガイドにも掲載され予約もとりにくい状態でしたが、今はブームも落ち着き比較的入りやすくなっています。1回行ってみたかったけれど、いつも満席であきらめていたというなら、今がおすすめ。高級レストランに行くには敷居が高いけれど、「俺の」シリーズのレストランなら気軽に一流シェフの一流料理が楽しめますよ。ぜひ試してみてくださいね！

日本のうなぎやビストロでおすすめの記事