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あしかがフラワーパークの概要&魅力
最初に紹介するあしかがフラワーパーク観光情報は「概要&魅力」。栃木県足利市にあるあしかがフラワーパークの前身は、同じ市内にあった早川農園です。地域の都市開発の影響を受け1997年に迫間町に移転し、あしかがフラワーパークとして再オープンしました。移転にあたって250トン以上の炭を敷き詰めるなど大掛かりな土壌改良が必要でしたが、その後も整備や拡張を繰り返し、現在では94,000㎡という敷地面積に年間100万人以上の人が訪れる人気スポットになっています。
早川農園から移植された大藤は樹齢150年前後で、枝を張り巡らせて作った藤棚は日本最大級の面積を誇ります。花房は600にも及び、開花時には辺り一面を幻想的な雰囲気で包みます。
その幽玄な景色は世界からも賞賛を受けており、2014年にはアメリカCNNによる「世界の夢の旅行先10選」の一つに選出されました。CNNのコメントでは「映画アバターの世界を現実化したかのような美しさ」と評されています。
あしかがフラワーパークの魅力は藤だけではありません。1年に8つのテーマを設定し、各季節ごとにさまざまな見どころを作っています。花が少ない冬季には、園全体が光のイルミネーションで彩られます。敷地内いっぱいに広がるイルミネーションは、その規模と美しさで日本夜景遺産に認定されました。
あしかがフラワーパークの基本情報
【入園料】※花の咲き具合により細かく変動するため、詳細は事前に電話（0284-91-4939）での問い合わせが必要です。
●大人300円〜1800円 子供（4歳から小学生まで）100円〜900円
●イルミネーション開催時の夜の部：大人900円 子供500円
【開園時間】
●通常期 AM9:00 ～ PM6:00（ふじのはな物語の時期は延長あり。その年の情報は
こちら
を参照してください）
●夏季・冬季 AM10:00 ～ PM5:00
●イルミネーション時期 （夜の部） 土日祝日 PM3:30 ～ PM9:30
平日 PM3:30 ～ PM9:00
ふじのはな物語
次に紹介するあしかがフラワーパーク観光情報は「ふじのはな物語」。8つのテーマのひとつで、藤の花のシーズンである春に開催されます。目玉である大藤はパークの開園当時、樹齢130年ほどの古木だったため、早川農園からの移植はかつて前例のない一大プロジェクトでした。移動用のトレーラーに乗る大きさになるまで縮小を繰り返し、土壌改良などを重ね、約3年の月日と2,000人の人員をかけて無事に移植に成功しました。今では移植前よりもさらに大きくなり、一本の木からできたとは思えない600畳もの広さの藤棚を形成しています。
世界で最も美しい藤と言われ、開花時には訪問者の誰もが「息を飲む美しさ」と賞賛する大藤はあしかがフラワーパークのシンボルツリーです。しかし、園内で見られるのはそれだけではありません。
「ふじのはな物語」の時期には他にも八重の藤、うすべに藤、白藤など、350本からなるカラフルな藤の花を堪能できます。それぞれ庭木仕立てやスクリーン仕立て、ドーム状、80mにもおよぶトンネルなど変化に富んだ見せ方をしているので、花に興味がない人でも飽きずに楽しめます。
また、藤は色ならうす紅・紫・白・黄色の順に開花していくので、1種類の見頃を外しても安心です。さらに、同時期に5,000本以上のツツジが見頃を迎えるので、こちらも見逃せません。
【藤・ツツジの開花時期】4月中旬〜5月中旬
※月ごとの最新開花情報は
こちら
光の花の庭
3番目に紹介するあしかがフラワーパーク観光情報は「光の花の庭」。藤の花と並んで大きな注目を集めているのが、冬の季節を彩る光のイルミネーションです。「光の花の庭」として毎年10月から2月にかけ、自然をモチーフにした壁画やトンネルなどの光のショーが展開され、来園者を魅了しています。
2012年には東京ドイツ村や江ノ島と共に関東三大イルミネーションに認定され、さらに2016年には夜景鑑定士4,800人の投票により、見事イルミネーション全国1番目に選出されました。そんな話題性もあり、例年数多くの人で混雑する大人気のイベントなので、夕方の点灯時間（PM4:30ごろ）よりも早めに入園するのがおすすめです。
【イルミネーション開催時期】10月下旬〜翌年2月上旬
※イルミネーション開催中は平日夜9:00まで、土日祝日は夜9:30まで延長して営業しています。
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春の花まつり
4番目に紹介するあしかがフラワーパーク観光情報は「春の花まつり」。春の訪れを告げる花々が咲き乱れるシーズンには、「春の花まつり」が開催されます。藤の花に先駆けて20,000球のチューリップが花開き、一面のお花畑を作り出します。
花は他にも、菜の花や桜、パンジーなど春らしいものが揃い、さらに白くて小さい花が雪のように見える可憐なユキヤナギも見頃を迎えます。子供にも親しみやすい花が多いので、春休みの家族でのお出かけにぴったりです。また、一味違ったお花見として出かけるのも良いかもしれません。
【春の花まつり開催期間】3月上旬〜4月中旬
レインボーガーデン
5番目に紹介するあしかがフラワーパーク観光情報は「レインボーガーデン」。藤の花が終わりを迎える頃、あしかがフラワーパークでは「レインボーガーデン」のテーマが始まります。2,500株の色とりどりのバラをはじめ、ドーム型のトレリスを飾るクレマチス、1,000本のシャクナゲなどが咲き乱れる様は、まさに花のテーマパークの真骨頂とも言える華やかさです。
春から初夏にかけて次々に花が咲くシーズンなので、花が好きな方や花の写真を撮りたい方には最もおすすめの時期と言えます。
【レインボーガーデン開催時期】5月中旬〜6月上旬
あしかがフラワーパーク観光中の食事情報
6番目に紹介するあしかがフラワーパーク観光情報は「食事」。パーク内にはレストランと軽食が取れるカフェ、テイクアウトコーナーが点在しています。こちらでは代表的な店とおすすめメニューを紹介します。
レストランウェステリア
7番目に紹介するあしかがフラワーパーク観光情報は「レストランウェステリア」。入り口を入ってすぐの場所にある、パーク内で最も大きなレストランです。ガラス張りになっているので、窓際に座ると花やイルミネーションを見ながら食事ができます。
メニューは地元産野菜を使った季節の御膳や丼もの、栃木県産和牛のグリルなど本格的な内容です。また、カレーやピザなど子供に人気のメニューや、サンドイッチなどの軽食系も揃うためファミリーみんなで楽しめます。ビールなどのアルコールもあるので、花やイルミネーションを見て疲れた時など、店内でゆっくりしたい際に利用したいレストランです。
軽食・テイクアウトコーナー
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8番目に紹介するあしかがフラワーパーク観光情報は「軽食・テイクアウトコーナー」。入り口内右手に位置するこちらでは、ご当地ラーメンとして有名な佐野ラーメンが楽しめます。たこ焼きなど軽食もあるので、小腹が空いた時に気軽に利用しましょう。
あしかがフラワーパーク名物と言われる藤ソフトもこちらで購入できます。これは藤をイメージした薄い紫色のソフトクリームで、ほんのりと藤の花の匂いがするのが特徴です。観光地特有の物珍しさを狙っただけのソフトクリームではなく、実際に食べた人たちからは、滑らかな舌触りや程よい甘さでおいしいと絶賛されています。加えて栃木名物のいちご・とちおとめのソフトクリームもあるので、どちらにしようか迷うこと必至です。
あしかがフラワーパークのお土産情報
お花うりば
9番目に紹介するあしかがフラワーパークのお土産情報は「お花うりば」。パークには各種の鉢植えやフラワーアレンジメントを販売するショップ「お花うりば」が併設されています。自宅用の鉢花や観葉植物の他、贈答用の洋蘭、サボテンなどの多肉植物まで多彩に取り揃えられ、お土産としても人気を集めています。日によって特別セールや、地元の生産者と協力した即売会などが開催されているので、花好きな人はチェックしてみましょう。
オリジナルのお土産品
10番目に紹介するあしかがフラワーパークのお土産情報は「オリジナルのお土産品」。あしかがフラワーパークでは、藤の花にちなんだオリジナル商品が数多く販売されています。紫色のこしあんをカステラ生地で包んだ「藤まんじゅう」や、藤の花のデコレーションが華やかな純米酒カップ、さらに藤の花を使って染めた藤色のストールなどバラエティ豊富です。
さらに、人気のココ･ファーム･ワイナリーのブドウジュースやワインもこちらで購入できます。ココ･ファーム･ワイナリーは足利市の障害者支援施設こころみ学園とその支援者によって運営されており、そこで作られるワインはJALやANAのファーストクラスでも採用されているほどの実績がある注目の品物です。
あしかがフラワーパークへのアクセス方法
【車の場合】
●東北自動車道から 佐野藤岡ICを下り、国道50号線を前橋・足利方面へ （所要時間約18分）
●北関東自動車道から
1,太田桐生ICから国道122号を通って国道50号に入り、足利・小山方面へ（所要時間約20分）
2,足利ICから国道293号を通って県道67号へ入り、佐野方面へ（所要時間約15分）
3,佐野田沼ICから県道16号を通って県道67号へ入り、足利方面へ（所要時間約12分）
パークには大型バス40台、普通自動車300台が停められる無料駐車場が併設されています。さらに、大藤まつりなど特に混み合うイベントの際は臨時駐車場も開かれることがあります。
【電車の場合】
最寄駅はJR両毛線富田駅です。駅からは約1kmで徒歩13分、または駅前の乗り場からタクシーも利用できます。なお、2018年春にパークに隣接するJR両毛線の新駅が開設予定で、電車での来園がさらに容易になることが期待されています。
1.富田駅から南下して県道67号線を右折、富田郵便局手前まで道なり
2.横断歩道を渡って左折
3.線路の高架下をくぐると到着
なお、土日のみ東武伊勢崎線の足利市駅から無料のシャトルバスが運行しています。イベントの内容などにより運行中止になる場合もあるので、最新情報はホームページから確認してください。
あしかがフラワーパーク観光のまとめ
あしかがフラワーパークの藤を実際に見た人たちは、誰もが想像以上の美しさだったと口を揃えて絶賛します。その幽玄な姿を最大限に堪能するためにも、訪れる前にはホームページで見頃の時期をしっかりとチェックしましょう。
見頃の時期は混雑するので、周辺の交通情報などにも注意が必要です。さらに、夏の花々や冬のイルミネーションも見逃せません。季節ごとにさまざまな顔を見せるあしかがフラワーパークは、何度でも繰り返し訪れたいスポットと言えます。
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