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「静岡市美術館」の概要&魅力
「静岡市美術館」は、2010年に開館したばかりの美術館。地元静岡にフォーカスをあて、歴史や風土、伝統的文化といった静岡を構成してきた伝承的要素を大切にしながら、国内外との交流・連携を目指す「しずおか文化」を基本理念としています。そのため、これまでの展覧会も日本を代表する人物のほか、海外の芸術家を特集した特別展なども多く開催されてきました。
芸術好きの人がふらっと訪れても、損をすることがない興味ぶかいテーマばかりなので、旅行などで訪れたら是非立ち寄っておきたい場所と言えるでしょう。
そんな「静岡市美術館」は、街の中心地にあたる静岡駅前、静岡市イチの高さを誇る「葵タワー」の3階にあります。駅前だからアクセスが便利&ショッピングや、待ち時間のついでに訪れることが容易にできる都市型美術館。地元の人はもちろん、駅を利用する多くの人に愛される美術館となっています。
「静岡市美術館」の見どころポイント
駅チカのアクセス便利な美術館
「静岡市美術館」は、静岡駅から徒歩6分程というアクセスがとても便利な場所にあります。また、複合商業施設の葵タワーの中に美術館が位置しているため、天候が悪い日や冬の寒い日でも身体を冷やすことなく辿り着くことができますよ。また、葵タワーにはコンビニやビューティーショップ、本屋などの店舗が入っているので買い物の用事を済ましたついでに気軽に訪れられるというのもかなりのメリットですね。
遅くまで開館＆ビジネスマンにうれしい特典も！
「静岡市美術館」の開館時間は10:00～19:00（展示室入場は閉館の30分前まで）となっています。一般的な美術館ならば夕方には閉館しているため、仕事を終えてからそのまま向かうことが厳しく日を改める場合が多いですが、「静岡市美術館」なら、19:00まで開いているので仕事が終わってから向かってもゆっくりと鑑賞できますよ。
また、「静岡市美術館」ではプレミアムフライデーイベントを開催。金曜日の15:00以降に入館した場合、自分で選べるプレゼントが貰えます。仕事が早く終わるプレミアムフライデーに、芸術鑑賞で教養を深めてみるのも良いかもしれません。仕事相手との会話を掴むキッカケにもつながるかも。詳細は公式Twitterでチェックしてみてください。
ジャンルを問わない幅広い展覧会を開催！
「静岡市美術館」の展示室は現代的かつクリエイティブなデザインが特徴的。広々とした展示室内には、総長60mの大きなウォールケースもあり、国宝や重要文化財なども展示できます。実際に過去の展覧会では、重要文化財でもある渡辺崋山筆「千山万水図」や、重要文化財「太刀・三池典太」などの優れた文化財がここに展示されました。
展覧会は、美術館独自のコレクションを展示する常設展は行っておらず、国の内外を問わない美術・デザインに関連した企画展を開催しています。過去には、「スタジオジブリ・レイアウト展」や「シャガール展」、「フィンランドのくらしとデザイン―ムーミンが住む森の生活」といった注目度の高い展覧会を開催してきました。いずれも幅広い世代が芸術知識の有無にかかわらず楽しんで鑑賞できる展覧会ばかりなので、家族連れやカップルでも気軽に見に来ることができますよ。
ちなみに、これからの展覧会スケジュールを知りたい方は、
公式ホームページ
から確認できるのでぜひチェックしてみてください。
子どもから大人まで楽しめる多彩なイベント
エントランスホールや多目的室では、展覧会に関する講演会や学芸員の解説、コンサートやワークショップなどの数多くのイベントが開催されています。作品に隠されたメッセージや当時の時代背景を知れる学芸員によるギャラリートークや、専門家を招く講演会は、展覧会がより一層深く楽しめるようになるエッセンスでもあります。
こういったギャラリートーク・講演会は観覧チケットを持っていれば、無料で参加できるものがほとんどですので、開催日時に合わせて来館するのも良いかもしれません。もちろん大人だけでなく、子どもも楽しめるレジン作りや、ちびっこプログラムもあるので、子どもと一緒に出かける行き先を探している親御さんにもおすすめです。
ショップ＆カフェ
ホワイトとブラックカラーのモダンなレイアウトが特徴な静岡市美術館のショップ。展覧会のカタログ・図録やグッズのほか、交流ゾーンで開催されたイベントに関連した書籍・アーティストグッズなどが販売されています。
そのほかにも、本屋ではなかなか見つけられない芸術関連の専門書や美術雑誌、国内・海外問わない多種多様のブランドのアート性を感じるステーショナリー・雑貨なども販売。また、地元である静岡にゆかりのあるアイテムもあるので、お土産を購入する場所としてもおすすめです。
ショップに併設されているカフェでは、静岡産の紅茶やみかんジュース、厳選されたクオリティの高いコーヒーなどが提供されています。美術鑑賞後の休憩に、カフェでほっと一息ついてみてはいかがでしょうか。
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「静岡市美術館」の基本情報
「静岡市美術館」の開館時間は、10:00～19:00（展示室への入場は閉館30分前まで）。休館日は月曜日（祝日の場合は開館、翌日に休館）・年末年始となっています。観覧料は展覧会によって異なりますが、交流ゾーン・ショップだけならば無料で利用できるので、近くに寄ったついでに気軽にのぞいてみることもおすすめですよ。
「静岡市美術館」へのアクセス
「静岡市美術館」は、JR北口から松阪屋静岡店を目指し、左方向に直進すると右手側に静岡市美術館が見えてきます。駅から徒歩約6分程で到着しますので、公共交通機関を利用するアクセスが便利でおすすめです。
電車
新富士駅から向かう場合は、東海道新幹線「新大阪行きこだま665号」に乗車すると約12分程で静岡駅に到着します。料金は1,260円。
焼津駅から向かう場合は、JR東海道本線「興津行き各停」に乗車、3駅先の静岡駅で降ります。所要時間は約12分、料金は240円です。
いずれも、駅に到着後は徒歩で美術館に向かいます。ルートは上記を参考にしてください。
新幹線
東京駅･名古屋駅から向かう場合は「東海道新幹線ひかり号」で約1時間程、新大阪駅から向かう場合は「東海道新幹線ひかり号」で約2時間程で静岡駅に到着します。新幹線を降りて乗り換えすることなく、すぐに目的地に着くというのはうれしいですね。
飛行機
静岡空港からリムジンバス静岡空港線「新静岡駅行き」に乗車後、5停留所先の静岡駅で降車します。所要時間は約1時間程、料金は1,000円。または静鉄バス(静岡エアポートライナー)の利用で目的地周辺に到着します。
車
東名静岡インターチェンジを出て、インター通りを駿河湾と反対方向に進み、南安倍で右折。その後直進すると静岡駅が見えてきます。その手前、左手側に静岡市美術館があります。所要時間は約10分程となっています。
駐車場情報
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静岡市美術館には専用駐車場がないため、近隣の駐車場を利用することになります。その場合、割引サービスが適用される駐車場がいくつかあるため、そちらを利用することをおすすめします。
・駅北パーキング
24時間営業、年中無休のパーキング。料金はその日に限り、最初の2時間まで30分/150円、以降30分ごとに100円が追加されます。10時間以上駐車の場合は最大2,200円。この駅北パーキングを1時間以降利用した場合、30分券が1枚サービスされます。
・サウスポット伊伝パーキング
営業時間は7:00～23:00まで、年中無休のパーキング。料金は60分/300円、3h～1日最大1,100円。1泊料金は23:00～翌7:00まで一律1,200円です。サウスポット伊伝パーキングは1時間以上の利用で、100円サービス券が発行されます。
・中西ガレージ
営業時間は7:00～23:00、年中無休のパーキングです。料金は60分/300～500円、入庫から24時間で最大1,200円。中西ガレージは1時間以上の利用で、100円サービス券が発行されます。
・NPD御幸町パーキング
営業時間は8:00～22:00、料金はロールーフ 30分/150円（1日1,000円）、ハイルーフ 30分/250円（1日1,500円）です。営業時間帯とルーフ別の料金設定に注意してください。NPD御幸町パーキングは、1時間以上の利用で30分無料になります。しかし、1日料金は適用外です。
「静岡市美術館」の周辺観光情報
駿府城公園（すんぷじょうこうえん）
駿府城は、室町時代に今川氏により開かれました。今川両国支配の中心地としても知られていたこの地では、幼き日の家康が、約12年間にもおよぶ月日をこの駿府で過ごしたといわれています。現在は、東御門・巽櫓（ひがしごもん・たつみやぐら）、坤櫓（ひつじさるやぐら）、紅葉山庭園の3か所において見学が可能です。
特に紅葉山庭園では、桜や紫陽花、紅葉や椿といった日本が誇る花々が四季によって鮮やかに彩られます。庭園内には茶室があり、静岡名産のお茶とおいしい茶菓子を味わうことが可能。和の良き文化を感じられるので、おすすめです。ちなみに「静岡市美術館」から向かう場合は、御幸通りを直進し、徒歩18分程で到着します。
まとめ
「静岡市美術館」は、駅チカの都市型美術館です。そのため観光客だけでなく、公共交通機関を利用する方やショッピング・仕事帰りの方など多くの人が利用できることがメリット。
そのうえ、幅広い世代の方が楽しめる注目度の高い展覧会が頻繁に開催されているので、ちょっと時間が空いた方や、休日の行き先を悩んでいる方におすすめ。
忙しい日々の中でも芸術に触れる時間を確保し、目の保養をしてみてはいかがでしょうか。
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