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1. 常寂光寺
はじめに紹介する京都の紅葉スポットは「常寂光寺」。嵯峨野にある日蓮宗の仏教寺院で、小倉山の中腹の斜面にあるため、境内からは嵯峨野を一望できます。秋には山全体が紅葉に包まれ、山門をくぐった先の石段沿いは左右が色鮮やかな紅葉で彩られます。
国の重要文化財である檜皮葺の多宝塔と紅葉の構図は見どころ。また、寛永18年に建立された鐘楼と昭和48年に鋳造された梵鐘が、真っ赤に色づいた紅葉に映える様は観光ポスターにも使われています。
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2. 二尊院
次に紹介する京都の紅葉スポットは「二尊院」。常寂光寺と同じ小倉山の麓にある天台宗の寺院で、二尊院の名は「発遣（ほっけん、現世から来世へと送り出す）の釈迦如来」と「来迎（らいごう、西方極楽浄土へ迎え入れる）の阿弥陀如来」の二如来像を本尊としていることからです。
こちらの見どころは何といってもJR東海のCMにも登場した、紅葉の名所として有名な「紅葉の馬場」。総門から奥へ真っ直ぐに続く色鮮やかな紅葉のトンネルは、思わず立ち止まってしまうほど。夜にはライトアップされます。
二尊院
- 京都市右京区嵯峨二尊院門前長神町27
- 075-861-0687
- 拝観9:00～16:30
- 拝観料500円
■清水寺
続いておすすめの京都の紅葉スポットは「清水寺」。「清水の舞台」とも呼ばれる高所にある本堂が有名な、平安京遷都以前からの歴史を持つ寺院です。平成6年にユネスコ世界文化遺産「古都京都の文化財」のひとつとして登録されています。
釘を一本も使わずに「懸造り」で組み上げた木造建築の「清水の舞台」からは、色とりどりの紅葉が美しい音羽山の景色と、境内の約1000本のモミジを高所から間近に楽しめます。特にライトアップされる夜間は、舞台と紅葉が照らし出されて感動的な眺めです。
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