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【京都】神々の国とつながっていた橋、日本三景「天橋立」観光のポイントまとめ

宮島、松島と共に日本三景のひとつとして知られている京都「天橋立(あまのはしだて)」。何千年もの歳月をかけて自然が作りだした神秘の造形はほかにない景観であり、一生に一度は見ておきたい観光スポットとして人気です。展望所からの眺めはもちろん、天橋立の中を歩いたり、自転車や船に乗ったり、海水浴場で泳いだりと様々な楽しみ方ができます。 また、天橋立には、恋愛成就に効果があると言われる神社があったり、知恵の象徴を祀ったお寺もあったりと文化的な面でも楽しめます。そんな天橋立を初めて訪れる方におすすめの情報をまとめましたので、旅の参考にしてみてください。

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更新日: 2024年4月28日

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<目次>
■天橋立の概要
■天橋立の観光シーズン
■天橋立への行き方
■天橋立の見どころ
■天橋立周辺の宿泊施設
■天橋立にまつわる豆知識

■天橋立の概要

天橋立は京都府宮津市の宮津湾と内海の阿蘇海を南北に隔てる全長3.6kmの砂州で、"白砂青松"という言葉が示すように一帯には約8,000本の松林が生え、東側には白い砂浜が広がっています。
傘松公園からの斜め一文字、天橋立ビューランドからの飛龍観、大内峠からの一字観、栗田峠からの雪舟観と呼ばれる4つの景観が有名なほか、平安時代の百人一首の小式部内侍の歌「大江山 いく野の道の 遠ければ まだふみもみず 天橋立」に出てくることでも知られています。2014年には「宮津天橋立の文化的景観」として重要文化的景観に選定されており、京都府内で最も観光客が訪れるスポットです。

天橋立

日本 / 京都 / 天橋立・舞鶴・宮津・丹後

京都府宮津市天橋立

■天橋立の観光シーズン

四季を問わず年間を通して楽しめる観光スポットとしても有名で、見たい風景やお好みのアクティビティと、自分のスタイルに合せて楽しめます。
春になるとケーブルカー沿線に桜が咲き誇り、ピンク色に染まった見事な景色を楽しめます。最も観光客が集まる夏は、海水浴も楽しめてファミリーに人気です。オフシーズンの秋・冬は、春夏より観光客は減りますが、空気が澄んだ静寂な雰囲気の中、ゆっくりと紅葉や雪化粧に染まる一味違った天橋立を見られます。また、11月には蟹漁が解禁されるため蟹料理を目当てに訪れる方も多く、グルメも一緒に楽しめます。

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■天橋立への行き方

①京都駅から特急はしだてに乗った場合
所要時間 約120分/料金 4500円(2016年7月14日現在)
※片道の所有時間、料金です

http://blogs.yahoo.co.jp

京都駅

↓(直通)特急はしだて

天橋立  

京都から天橋立間を山陰線経由しており、運賃と指定席料金がかかるので値段が高くなってしまいますが、京都駅から直通一本で行けます。分かりやすくて楽なので、初めて訪れる方におすすめ。足元スペースが広くゆったりと座れるほか、女性専用トイレも設置され車内で快適に過ごせます。

②京都駅から普通列車で行く場合
所要時間: 約4時間10分/料金:2260円 (2016年7月14日現在)

http://blog.goo.ne.jp

京都駅

↓ JR嵯峨野線(園部行)
↓ 所要時間:46分

園部

↓ JR山陰本線(福知山行)
↓ 所要時間:1時間17分/料金1490円

福知山

↓ 北近畿丹後鉄道宮福線(宮津行)
↓ 所要時間:47分

宮津

↓ 北近畿丹後鉄道宮豊線(豊岡行か網野行) 
↓ 所要時間:5分/料金:770円

天橋立

普通列車で行くと、乗り換えが多いため時間もかかりますが、料金をリーズナブルに抑えたい方や、電車に乗っている時間も楽しみたい人におすすめです。宮豊線の電車は、1時間に1~2本程度の運行となっていますので、時間を調整しながらの乗車するのがベストです。

③京都駅からバスを使う場合
所要時間 2時間/料金 2800円(2016年7月14日現在)
※片道の所有時間、料金です

http://blog.livedoor.jp

京都駅

↓ 丹海快速バス(丹後海陸交通)

天橋立駅前  

1日の本数が少ないのですが、直通で行くことができるので楽で、普通電車で行くよりも早く着けます。全席指定となっておりますので、予約していきましょう。予約は1ヶ月前から受け付けています。

■天橋立の見どころ

天橋立ビューランド

https://ja.wikipedia.org

天橋立から徒歩5分の場所に位置する展望・遊園地です。回廊部分が「龍」の体駆をイメージした飛龍観回廊があり、360度のパノラマ風景を楽しめるほか、観覧車やゴーカートなどの施設もあるので、子供も楽しめます。季節によっては桜やバラ、芝桜を園内で見られます。天と地が逆さになり龍が天へ舞い上がる様に見える"飛龍観"を楽しめる股のぞき台は、全台手摺り付きとなっているので安全に飛龍観を楽しめます。
そのほか、山の斜面を上る全長300m程のリフトがあり、高い位置から壮大な天橋立を見られます。オリジナルキャラクターのビューくんとランちゃんは、手に触れると運気が上昇するといわれていますので、見かけた際は、ハイタッチもしくは握手をしてみてくださいね。

傘松公園

https://ja.wikipedia.org

天橋立の北側に位置する公園で、股のぞき発祥の地としても有名です。公園からの眺めは「昇龍観」と呼ばれており、まるで龍が天へと昇って行くかのような眺めを見られます。傘松公園からの代表的な眺望である"天橋立の斜め一文字"だけでなく、雪舟の水墨画に登場する沓島(くつじま)や冠島(かんむりじま)も見どころ。さらに、能登半島や白山などのさまざまな景観がどこにあるのかを指し示す展望鏡があるほか、展望ウッドデッキ「コロッセオ」や、眺望スペース「スカイテラス」などの寛ぎスペースも充実しています。
四季折々の花や樹木も楽しめるほか、公園キャラクター「かさぼう」も人気です。アクセスは天橋立駅から徒歩で行くことが可能ですが、レンタルサイクルがおすすめです。

天橋立神社(橋立明神)

天橋立の砂州に広がる森の中にひっそりと佇んでいる神社です。天橋立駅からは徒歩で15分ほど。龍伝説がいくつか残る天橋立の地で、雨乞いの神様でもある八大龍王が祀られています。すぐ横には「名水百選」のひとつに数えられている「磯清水」があり、周りを海に囲まれているにもかかわらず真水が湧いている不思議な井戸であり、神社のお参りの際の手水として利用されています。
天と地、男と女を結ぶ聖地天橋立の中にある唯一の神社であるため、恋愛成就のパワースポットとしても人気。浜で拾ってきた石を鳥居に乗せると恋愛成就すると伝えられています。

智恩寺

https://ja.wikipedia.org

天橋立駅から徒歩5分の場所に位置する寺院。日本三文殊のひとつとして知られる文殊菩薩の霊場で、通称切戸(又は九世戸)の文殊堂と呼ばれています。文殊菩薩は一般的な知恵(頭の良さや知識が優れること)の象徴ともなり、これが後に「三人寄れば文殊の智恵」ということわざを生むことになったといわれています。毎年全国から受験や資格試験などの受験生や、そのご家族がお参りに訪れています。
茶屋通りに面する山門は、「黄金閣」とも呼ばれ、禅宗様式・三間三戸二重門の丹後地方最大の山門として知られています。市の指定文化財に登録されているほか、絵画や文書などは市や京都府の重要文化財にも登録されています。

金引の滝

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https://ja.wikipedia.org

夏は避暑スポットとしても賑わいを見せる、一年を通して豊かな水量を誇る美しい滝。京都で唯一の「日本の滝百選」に選ばれています。高さ約40m、幅約20mで、水は左右二股に流れ落ちていて、右側が「男滝」、左側は「女滝」と分けています。さらに下流の「白龍」、「臥龍の滝」と合わせた総称として「金引の滝」と呼ばれています。宮津駅から路線バスを使って約11分の道のりです。

■天橋立の宿泊施設

天橋立の周辺には多くの宿泊施設がありますので、ホテルや旅館、民宿など自分の好みにあった宿泊施設を選べます。宿泊施設によっては客室やお風呂から天橋立を一望することも可能です。各宿泊施設で名物のカニ料理が食べられたりと、ロケーションもグルメも堪能できます。

■天橋立にまつわる豆知識

雪舟が描いた天橋立

http://blogs.yahoo.co.jp

天橋立を東側から鳥瞰的にとらえ画で、雪舟(1420−1506)が80歳を越えてもなお、何度も足を運んで実景を写したとされています。雪舟の残した傑作のひとつとしてよく知られ、優れた画技が伝わる作品として国宝に指定されています。

天橋立の伝説

遠い神代の昔、神々の住む高天原から日本の地を訪れるために造られた橋の名残が天橋立です。
伊邪那岐命(イザナギ)と伊邪那美命(イザナミ)が日本の国土を作り上げると、その美しさが高天原の神々の間で評判となりました。ところが降り立つためには道が必要であり、神々は下界へ行く道を作ってくれるように天御中主神(アメノミナカヌシ)に頼みに行きました。そうして日本の国へ通じる橋として"神だけが使う橋"ができあがったのです。その橋の着地点が現在の宮津市日置だと言われています。
橋ができたことを大いに喜んだ神々は、次から次へと下界を目指して橋を降りました。そして下界の娘たちと仲良くなった神々は娘たちに「私たちも高天原に連れて行ってくださいな」とねだられ、内緒で連れて行くことに。ところが橋を渡っている途中で娘達が完成をあげたことをきっかけに、神以外の者が橋を使ったことがバレてしまい橋が崩れ落ちてしまいました。その橋の一部が日置の近くに浮き、人々はそれを「天橋立」と呼ぶようになったのです。

■天橋立に関するおすすめ

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