瓦屋根の雨漏りの原因は？修理費用の相場と応急処置を紹介

瓦屋根の住宅が雨漏りしたら、業者に修理を依頼しましょう。原因の特定方法、修理費用の適正な相場を知っておくことで、雨漏りの拡大を防いで適切に修理をすることができます。また自分でできる応急処置をすることで被害の拡大を防ぐことができ、修理費用の削減にもつながります。雨漏りを見つけたら対応すべきことと、おすすめ業者も合わせてご紹介します。

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瓦屋根の特徴と種類

瓦屋根というと日本家屋の瓦のイメージが強いですが、瓦屋根は3種類ありそれぞれ耐久性や特徴が異なります。自宅の瓦の種類を把握し、適切に雨漏りの対処をしていきましょう。

・粘土瓦
日本家屋に使用される瓦が粘土瓦です。耐久性が高く、30~50年ほどの耐用年数が期待できます。

・セメント瓦、モニエル瓦
セメントを主原料とするのがセメント瓦、コンクリートを主原料とするのがモニエル瓦です。セメントやコンクリートは吸水性が高いため、10年に一度を目安に塗装によるメンテナンスが必要です。

瓦屋根の雨漏りの原因は？

瓦屋根の雨漏りでできる応急処置は？

雨漏りの応急処置は自分でできることもあります。ただし根本的な解決にはならないので、修理は業者に依頼する必要があります。また屋根に上る作業はとても危険なため、必ずプロに任せるようにしましょう。

床や家具などが濡れないようにする

床が濡れないようにバケツを置いたり、家具や家電を動かすことで被害の拡大を防ぐことができます。重くて動かせない家具や家電は、ビニールで覆って保護しましょう。雨漏りの原因が特定できた場合は防水テープなどでふさぐ応急処置もありますが、天井裏に水が溜まって他の場所を傷めてしまうこともあります。すぐに業者に依頼するのがおすすめです。

屋根に登っての作業はプロに任せる

雨や風がおさまったあとでも、屋根に登って応急処置をするのは危険なのでやめましょう。瓦屋根は登るときに十分に注意しないと、問題ない瓦を踏んでしまって破損したりずらしてしまう恐れがあります。また雨漏り修理を自分で行って、屋根から転落したり大けがをするケースもあります。屋根の上での作業は必ずプロの業者に依頼しましょう。

雨漏り放置はNG！主な危険性とは？

瓦屋根の雨漏り補修費用はある程度まとまった費用がかかります。瓦1枚の交換で済めばよいですが、漆喰塗り直しともなると部分補修でも高額になりがち。とは言え、雨漏りを放置することはNGです。ここでは雨漏りを放置することで起こりうる危険を紹介します。

ダニやカビによる健康被害

雨漏りを放置していると屋根や天井裏の湿度が上がり、ダニやカビ、雑菌などが繁殖します。これらは気管支炎やアレルギー、ぜんそくを引き起こす可能性があるので注意が必要。特に小さな子どもやお年寄りがいる家庭は症状が深刻になる前に対処しましょう。

シロアリなど害虫の発生

暗く湿った場所を好む害虫は多くいますが、特に問題となるのがシロアリです。雨漏りで湿った木材はシロアリの大好物。雨漏りを放置しているとシロアリを呼び寄せることにつながります。シロアリの食害スピードはすさまじく、家中の木材をあっという間にボロボロにしてしまうので要注意。家の強度にも影響するため、シロアリを見かけたら早めの駆除が必要です。

資産価値への影響・高額な修理費用

雨漏りをそのままにしていると雨水が天井板にどんどんしみ込みます。そしてその重みに耐えきれず、天井が落下することがあります。また屋根裏の湿度が上がるとカビが発生し、木材が黒く変色したりシミが浮きだしたりすることも。木材そのものが腐り、建物の強度が落ちることも考えられます。ここまでダメージが進むと建物の資産価値にも影響が出ます。もちろん修理費用も高額に。もしシロアリなどが発生しているとその駆除費用もかかってきます。このような理由から雨漏りを放置することはおすすめできません。

業者を選ぶ時に押さえたいポイントは？

雨漏りに気づいたらすぐ業者に相談するのがベスト。自分で何とかしようと思っても屋根に上がるのは事故の危険があります。また雨漏りを発見するのはプロでも難しいもの。特に瓦屋根は屋根工事の中でも特別な技術があるため、瓦屋根の雨漏りについては瓦屋根工事の実績がある業者に相談しましょう。ここでは屋根修理業者を選びたい時に押さえたいポイントを取り上げました。

雨漏り修理の実績がある

雨漏り修理の知識がないと雨漏りしている場所を特定できない可能性があります。原因を見つけないまま雑な工事をしてしまうと雨漏りが止まらないばかりか、余計ひどくなることもあります。その点、実績のある業者なら調査・点検から原因究明、施工、アフターフォローまでとてもスムーズ。実績の数は多くの人が信頼してまかせている証です。雨漏り補修はできるだけ実績豊富な業者を選びましょう。

資格を持っている

瓦関連の資格はかわらぶき技能士（一級・二級）、瓦屋根工事技士、瓦屋根診断技士、雨漏り関連の資格には雨漏り診断士、建築板金技能士、登録建築板金基幹技能士、屋根外装調査士などがあります。これらの資格を持っているということは瓦屋根や雨漏りについての知識がある証拠。安心してまかせられる指標となります。

保証があるかどうか

保証とは、施工後同じ場所から再度雨漏りが再発した場合無償で施工してくれるサービスのこと。保証があれば施工後万が一トラブルがあった場合でも安心できます。保証期間は業者によって違い、条件もいろいろなので、相談時に合わせて聞いておきましょう。

雨漏り修理のおすすめ業者はこちら！

相談・見積もり無料の雨漏り修理業者を3社厳選！

できるだけ適正価格で修理サービスを活用したい人は、2社から見積もりをとるのがおすすめ。 最低価格保証に他社の見積書が必要なこともあるので、まずは気軽に見積を依頼してみましょう。

*施工の種類や内容、地域によって期間や内容が異なります。

街角雨漏り相談所

街角雨漏り相談所は、関東・近畿・中部・中国エリアを中心に雨漏り修理を行う業者です。

雨漏りは早く修理を始めるほど費用も抑えられますが、街角雨漏り相談所は 24時間ウェブ受付 、 最短当日に調査訪問 します。

現地調査・見積もりは無料 で、最新技術の 赤外線カメラ搭載のドローン を使って、より 的確な調査を短時間 で行うのが特徴です。

また雨漏りによるシロアリ・カビ・ダニ発生などの 二次被害にも対応可能 なため、その場しのぎでない確実な修理を依頼できます。

街角雨漏り相談所の施工事例

戸建屋根雨漏り工事

1階下屋からの雨漏り修理

街角雨漏り相談所の口コミ

電話をしてすぐに対応、とても助かりました。「千葉県市原市 40代」

迅速に丁寧な対応いただき助かりました。「千葉県千葉市 40代」

安心してお任せすることができます。「東京都多摩区 50代」

街角雨漏り相談所の口コミを詳しく見る

リフォームパンダ

最短で当日の工事 に対応しているので、今すぐの困ったに迅速に対応してもらえます。

リフォームパンダでは、工事をして終わりでなく、万が一の再発にもフォローがあります。 8年保証 という長期保証があるので安心して工事後も過ごすことができます。

台風などの自然災害によって生じた屋根の修理に関しては火災保険が適用される場合があります。リフォームパンダはそういった方への 保険申請のサポート も行っており、利用者の負担軽減につなげています。

リフォームパンダの施工の流れ

1　無料相談
現地調査の日時を決定。問い合わせは24時間365日受付可能です。
2　現地調査・見積もり
スタッフが状況を確認し見積もりを出してくれます。
3　工事日確定
見積もりや作業内容に納得出来れば契約。都合のよい日時に工事を行ってくれます。
4　工事完了・支払い
工事後は利用者と確認を行い作業完了。支払いも見積もり後の追加料金はありません。

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関東エリアならここ！雨漏り修理専門のAAリフォーム

原因特定が難しいと言われている雨漏り修理を得意としており、 関東圏に6つの支店を展開している専門業者 です。
各地に支店がある為、 緊急時の即日工事 も依頼できます。調査から見積りまで 完全無料 で行っており、予算と修繕内容から最安値で適切な提案を頂けることで多くの方に利用されています。

AAリフォームのメリット

緊急性の高い雨漏り修理にすぐ対応

雨漏りの場合、緊急を要するケースが多くあります。 施工まで3,4日先 になってしまうと取り返しのつかない状況になる場合が。
AAリフォームでは関東各地に支店があるため、すぐに駆けつけ、最短で即日施工も可能です。

原因の特定や対処が難しい雨漏り修理

雨漏りは 再発することがあります。
水が漏れている箇所を修繕すれば直るというような単純なものではなく、原因が複数あるパターンも多い為です。
目に見えている部分だけでなく、根本的な原因をきちんと対処することが必要です。

給付金なども利用した解決策の提案をしてくれる

雨漏り修理は 部分修理 、 全面修理 など複数の解決策があり、規模や費用感も異なります。

状況や予算などを考慮し、一番安く費用を抑えられる方法の提案や、 火災保険などを利用した給付金 の申請も案内してくれます。

専門業者ならではの価格提供

専門業者の為、中間業者を挟む事による マージンが発生しない ので、調査や工事の低価格を実現しています。

修繕の費用がいくらかかるのか、無料調査でまずは金額を確認してみましょう。

AAリフォームの口コミを詳しく見る

雨漏り修理110番

突然の雨漏りにも、スピーディーに駆けつけてくれる雨漏り修理業者です。 部分修理で低価格 、見積もり後の 追加料金なし で、24時間365日、全国受け付け対応しています。カラーベスト屋根の家、瓦屋根の家、その他の水漏れなど幅広く対応。 必要な部分だけを修理 ができるように細かい料金の設定がされているのがポイントです。多くの対応実績を持つ 雨漏り修理のプロ が常に待機し、迅速・丁寧・安価を心がけたサービスを提供してくれており、高いお客様満足度も魅力。まずは携帯電話やPHSにも対応の24時間365日のフリーダイアルで、気軽に相談することができます。

雨漏り110番の口コミ

丁寧な調査と明朗な見積もりです

雨漏り修理110番の口コミ・評判を詳しく見る

イエコマ

お家のお困りごとに応えるサービスを提供しています。人気のサービスは 雨漏り診断 、排水管保守クリーニング、 雨どい保守クリーニング 、網戸張り替えなど。その他にも鳥の巣の撤去や各種修理や清掃、点検などさまざまなニーズに応えています。不要コストを徹底的に削減し、 業界最安値 に挑戦。住宅設備や内装、外装工事のエキスパートを手配してくれるので、施工箇所だけでなく家全体を考えた 長く暮らすための施工 を実現しました。窓口と施工業者が別なので、万が一、施工業者とトラブルがあってもイエコマが窓口となり問題を解決してくれます。お問合せは24時間365日電話やメールにて受付しています。

イエコマの口コミ

安心してお任せできた。

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リペアルーフ

雨が降ると雨漏りする、雨どいが壊れた、屋根がひび割れた、瓦が壊れたなど 屋根や瓦のトラブルに対応 しています。難易度が高く、 他社に断られた案件 にも対応可能。相談や出張費、お見積りなどはすべて無料です。見積もり以外の追加費用の発生は一切ない明朗会計を心がけています。全国にたくさんの拠点があるので、加盟スタッフが迅速にトラブル解決に向かいます。条件が揃えば、お問合せ後、 最短5分 で到着することもできます。24時間365日いつでも対応しています。万全の アフターフォロー体制 も整っているので、修理後に問題が発生してもしっかり対応してもらえます。お支払には各種クレジットカードが利用できます。

リペアルーフの口コミ

急な依頼にも即対応

リペアルーフの口コミ・評判を詳しく見る

くらしのマーケット

屋根の雨漏り修理を業者に依頼したいとき、どこにするかを決めるのは結構時間がかかるものです。雨漏りは特に急ぎの依頼が必要となるトラブルなので、手早く業者を選びたいものです。そんなときには、くらしのマーケットを見てみましょう。このサイトでは、多くの地域に密着した専門業者を紹介しており、料金や相場、口コミで比較してオンライン予約することができます。各業者ごとに特徴やアピールポイント、料金、顔写真が掲載されており、1つのサイト内で複数の業者の比較検討ができるため効率的です。予約前にもメッセージ機能を使って問い合わせすることができるので便利です。

くらしのマーケットの口コミを詳しく見る

瓦屋根の雨漏り修理の費用相場は？

瓦屋根の修理は大規模な葺き替え工事の他に、割れた瓦の交換やズレの修正、漆喰の塗り直しなどダメージを受けた部分だけ補修する部分補修もよく行われます。ここでは瓦屋根の修理にかかる大まかな費用相場を紹介しますので、目安としてください。

部分補修の場合

部分補修とは瓦の交換など傷んだ場所だけを補修してトラブルに対応すること。具体的には瓦一枚の交換なら1～3万円から、ズレの補修費用は5万円から、漆喰塗り直し工事は10～30万円程度が費用の目安となります。費用を抑えながら雨漏り対策できるのが部分補修の大きなメリット。瓦全体の葺き替え工事となるとさらに高額になりますので、瓦のトラブルはなるべく早めに相談したいところです。

全体工事（瓦葺き替え工事）の場合

全体工事（瓦葺き替え工事）とは屋根の瓦すべてを新品にして入れ替えることです。部分補修とは違って瓦すべてを新品にして作業するので当然費用も高額になり、だいたい150～200万円ほどが費用相場となっています。工事日数は大まかに7日から14日とされていますが、日本瓦の場合より時間がかかる傾向があるので注意しておきましょう。このように費用と時間はかかりますが、瓦葺き替え工事は瓦すべてを入れ替えるので、美観性や耐震性が向上するというメリットもあります。

瓦屋根の雨漏り修理、安く抑えるコツは？

雨漏りは心配だけど、やはり費用は抑えたいという人は多いでしょう。ここでは瓦屋根の雨漏り修理を安く抑えるコツを紹介します。しかし安く抑えるためにはいくつかの条件やデメリットがあります。ここではそれも合わせて取り上げますので参考にしてください。

火災保険を活用する

雨漏り費用を安く抑える一番のコツとして「火災保険を活用する」ことが挙げられます。火災保険を利用すれば無料で工事ができるので、費用面についてのデメリットはありません。しかし火災保険は火災や風災、水災など自然災害による損害を補償するもの。そのため経年劣化などが原因の雨漏りは補償されないので注意が必要です。また火災保険は地震による損害も補償されません。地震による被害の補償は地震保険を活用しましょう。

瓦屋根からスレート屋根に変更する

葺き替え工事の時に瓦屋根からスレート屋根に変更するのも費用を抑えるコツとしておすすめです。スレート屋根とは厚さ5ミリ程度の薄い板状の屋根材のことで、スタイリッシュなデザインから近年ニーズが高まっています。スレート屋根は加工しやすく施工が簡単なので、瓦屋根の約半分ほどの費用ですみます。ただしスレート屋根はひび割れしやすく、メンテナンスの回数が増えることがデメリットです。

補助金制度が利用できる場合も

多くの自治体は住宅の耐震補強工事に対して補助金制度を用意しています。そのため瓦屋根の約半分以下というスレート屋根に交換することで補助制度が利用できる可能性があります。ただし工事後に補助金を申請しても通りません。まず自治体に申請し、通ってからの工事にとなるので注意しましょう。また先で紹介した「火災保険を活用する」も同じことが言えますが、火災保険や補助金に詳しい業者を選ぶとより安心です。

定期的にメンテナンスする

瓦屋根を定期的にメンテナンスするのも長期的に見て費用を安く抑えることにつながります。瓦の耐用年数は20年以上あるとしても、防水シートなど内部の見えないところは15年ほどで寿命となる場合がほとんど。メンテナンスを怠ると雨漏りだけでなく、瓦の落下や害虫の侵入にもつながります。そのため前回のメンテナンスから10年以上たっている場合は特に症状がなくても屋根点検を受けましょう。

瓦屋根修理は専門業者に依頼しよう

今まで紹介してきたように、雨漏りをそのままにするのは健康面からも費用面からもおすすめできません。被害を最小限に食い止めるためにもなるべく早めにプロの業者に相談しましょう。

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