産後の抜け毛はなぜ？原因と改善方法まとめ

女性にとって出産は、就学、就職、結婚などのライフイベントのなかでも、特に思い入れのあるものではないでしょうか。新しい生命の誕生とともに母親になる喜びは、どんなことにも代え難いもの。しかし出産後は、それまでの生活から大きく変化していきます。そしてその影響は体にさまざまな変化を引き起こします。そのひとつが産後の抜け毛。出産した後には、ほとんどの女性が経験するものですが、やはり髪の毛がどんどん抜けていくことにョックを感じる女性もいることでしょう。そこで今回は、産後の抜け毛について、その原因や対処法などを紹介していきます。

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出産後の抜け毛の原因は？

出産は女性にとって大きな喜び。ただ出産は体に大きな負担を強いるもの。その影響はさまざまなところに出てきます。産後の抜け毛もそのひとつで、「出産後脱毛症」「分娩後脱毛症」とも呼ばれています。ここではまず、その原因を「体の変化」「環境の変化」「その他」の3つに分類して、それぞれについて詳しく解説していきます。

原因1：体の変化

産後の抜け毛はなぜ起きるのでしょうか。その原因となるものは解明されてきていますが、原因はひとつではありません。さまざまなものが重なって起きるものと考えられています。そのなかでも特に大きいとされているのが、出産による体の変化。たとえそれまで健康に問題がなかったとしても、出産は体に多大な影響を及ぼすのです。

女性ホルモンのバランスの変化

女性ホルモンには、エストロゲン（卵胞ホルモン）、プロゲステロン（黄体ホルモン）の2種類がありますが、妊娠中はそのどちらも分泌量が増加していき、妊娠後期になると胎盤からも分泌されます。そして出産後はその反動で、分泌量が急激に減少。その変化の大きさに体がついていけずに変調を引き起こし、その影響が抜け毛にも関係していると考えられています。

毛髪サイクルの変調

髪の毛には毛周期といって、生え変わるサイクルがあります。女性の場合はエストロゲンがそのサイクルに関係しており、妊娠していなければ、正常に生え変わりが繰り返されます。しかし妊娠するとそのエストロゲンが増加して出産すると減少。そのため妊娠中に、抜けるサイクルだった髪の毛が抜けずに残っていたのが、出産後に一気に抜けてしまうのです。

妊娠中の栄養不足

妊娠中特有の現象としてつわりがあります。主に妊娠初期に出るもので、吐き気や嘔吐、胃のむかつきなどが主な症状として知られています。このつわりが重くなり、食欲不振になったり、偏食に陥ったりすると、十分な栄養を摂取できなくなる場合があるのです。その結果として、正常な髪の毛の生育にも影響が出ると考えられるのですね。

原因2：環境の変化

妊娠中も普段通りの生活とまったく同じというわけにはいきませんが、入院中なら医師や看護師がいてくれます。また親族など周囲の人たちが身の回りことをサポートしてくれますが、出産後は妊娠前とも妊娠中とも異なる、生活環境の大きな変化が待っています。それに振り回されていると、心身の負担になることも十分あり得ると言えるでしょう。

生活スタイルの変化

出産後も周囲の人たちの手助けはあるかもしれませんが、いつまでもというわけにはいきません。ママさんひとりで育児という大仕事に向き合うことになる場面も増えてくることでしょう。また家事もこなさなければなりません。体調がまだ完全ではないうちにこうしたことに追われていると、ストレスや睡眠不足になり、髪の毛にも影響を与えてしまいます。

過度なダイエット

妊娠中に増えてしまった体重は出産後に減っていきますが、思ったように体重が落ちていかないと、早く元のスタイルにもどりたいとの思いから、ダイエットに励むママさんも多いことでしょう。しかし過度なダイエットは禁物。産後の体調がまだ回復途上のうちに食事制限などをすると、抜け毛を助長することになりかねないので注意が必要です。

原因3：その他

産後の抜け毛の原因は、これまでに紹介したような体の変化、環境の変化によるものが大きいと考えられますが、それ以外にも原因になり得るものがあります。それが高齢になってからの出産、そして喫煙です。それらが必ずしも抜け毛の直接の原因になるとまでは言えないかもしれませんが、妊娠前に情報として知っておいて損はないでしょう。

高齢出産

最近では晩婚化の影響で、高齢出産となるケースも少なくありません。年齢を重ねれば、健康体の人でも疲労の回復が遅くなりがちで、高齢になってからの出産となれば、産後の回復もやはり遅くなります。また加齢による抜け毛もあるので、それも重なり抜け毛の量が多くなったり、抜け毛の期間が長くなることも想定されます。

喫煙

喫煙にはさまざまな弊害があることは知られていますが、そのひとつに血行不良があります。タバコに含まれているニコチンに血管を細くする作用があり、血管が細くなれば血行にも影響を及ぼします。血液には栄養素を体に行き渡らせる大切な役割があり、頭皮に十分な栄養素が届かなければ育毛にも響き、抜け毛を増やすことにもなりかねません。

産後の抜け毛の対策は？

産後の抜け毛は、ママさんの多くが経験してきたこと。そしてその対策もさまざまなものがあり、ママさんもそれらを実践しながら抜け毛を乗り越えてきたのです。どの対策が有効かはその人によって異なるかもしれませんが、ここでは4つの対策を紹介。もちろんこれがすべてではありませんが、いろいろ試して、自分に合う対策を見つけてみてください。

対策1：心と体のバランスを整える

抜け毛の原因のとしては、体の変化が原因のひとつと紹介しましたが、裏を返せば、体の変化を抑え、調子を整えれば抜け毛対策になるということ。そして体とともにメンタルを落ち着かせることも大切になってきます。心と体のバランスをしっかりと整えることで抜け毛を減らして、穏やかな産後の時間を過ごせるようにしましょう。

バランスの良い食事をとる

体の調子を整えるために重要なのはやはり食生活。しかし出産後は子供中心の生活になり、自分の食事は疎かになりがち。そんな時こそ、バランスの良い食事で必要な栄養をしっかり摂るようにしましょう。なかでも髪の毛のに必要な栄養素は積極的に摂りたいもの。主なものとしては、肉、卵などのたんぱく質、レバー、ひじきなどの鉄分、豚肉、鮪などのビタミンB群があります。

十分な睡眠時間の確保

十分な睡眠もポイント。とはいえ、子供が夜中にぐずればママさんはゆっくり寝ることができないことも。実は育毛に重要な成長ホルモンは、1日量の70％が寝ている間に分泌されます。そのため睡眠不足は、髪の成長を妨げることにつながる可能性があるのです。できれば1日6時間以上の睡眠をとって、育児の疲れをとるとともに、髪の毛にも良い環境を整えてあげましょう。

適度に体を動かす

健康をキープするために体を動かすことはとても大事なこと。運動することで血流が改善される効果もあり、血行が良くなれば必要な栄養が必要なところへ運ばれます。頭皮にも髪の毛の成長に必要な栄養素が届けば、抜け毛対策にもなります。ただし体力が回復していない時は、無理せずできる範囲にとどめることを心がけましょう。

ストレスをためない

体の健康は心の健康と密接にリンクしています。しかし出産後のママさんは、初めての育児に戸惑ったり、しっかりやらなければとの義務感に囚われ、それがプレッシャーになりストレスをためがち。ストレスがたまると、自立神経やホルモンバランスを崩すことにもつながりかねません。時には息抜きしてストレスを発散さするのは髪の毛にもプラスに働きます。

対策2：ファッションで工夫する

女性にとっておしゃれは大きな楽しみのひとつ。それはママさんになっても変わりません。好きなヘアスタイルにしたりお気に入りの服を着ると、気分も上がってきます。しかし抜け毛が増えると、ファッションを楽しむ余裕がなくなることも。ただ抜け毛対策として、ファッションで目立なくすることも有効。ここではそんな方法を解説していきます。

へスタイルを工夫してみる

ショート、ボブ、ミドル、ロングなど、女性のヘアスタイルには長さだけででも、さまざまにアレンジができます。そこで抜け毛が気になったら、へスタイルでカバーするのもひとつの方法。例えば、おでこの広さが気になる場合は厚めの前髪にする、分け目の地肌をカバーしたい場合はショートヘアにしてみるなど、いろいろ工夫してみてはいかがでしょうか。

帽子をかぶる

ヘアスタイルで工夫をする方法を紹介しましたが、育児や家事に時間をとられ、忙しくてへスタイルまで手が回らないという人もいることでしょう。そんな時は帽子をかぶって抜け毛を隠してみてはどうでしょうか。手軽にできるメリットがあり、おしゃれを楽しむこともできます。一例を挙げると、キャスケットやニット帽など、頭をすっぽりと覆えるタイプがおすすめ。

対策3：頭皮環境を見直してみる

髪の毛が傷まないように、普段からヘアケアに気を使っている女性は多いのではないでしょうか。シャンプー、リンス、コンディショナーなど、ヘケアイテムにはさまざまなものがあり、有効成分や使い心地、香りなどを基準に選んでいると思いますが、それを変えてみるのもおすすめ。一度これまでの頭皮環境を見直してみては？

シャンプーを変えてみる

これまで使用していたシャンプーが合わなくなったという声は、ママさんの間ではよく聞かれます。これは産後は体が敏感な状態になってしまうことから、頭髪も刺激に対して感じやすくなっていると考えられます。そこでシャンプーを、肌にやさしい天然由来タイプ、オーガニックタイプなどを中心に、低刺激のアミノ酸系のものに変えてみるのもひとつの方法。

育毛剤を使用する

どうしても抜け毛をケアしたいという場合は、育毛剤を使用するのも選択肢のなかに入ってきます。頭皮のモイスチャーバランスが乱れているのを整え、髪の毛を育てるのに必要な栄養を与えてくれるので、抜け毛にも効果が期待できまます。ただし注意したいのが、母乳への影響も考慮する必要があるので、使用前に医療機関などに相談してからにしましょう。

対策4：医療機関で診てもらう

ここまでは自分でできる抜け毛対策を紹介してきましたが、それでも、セルフケアでは不安を感じる、症状が長引いている、抜け毛とともに体調が思わしくないなど、気になることが次々に頭をよぎってしまう人もいるかもしれません。そんな時は気に病むより、一度医療機関で診察してもらいましょう。ここでは診療科目ごとにポイントを紹介。

産婦人科

やはり産後の抜け毛のことなら、まずは産婦人科を受診してみてはいかがでしょうか。産婦人科の医師なら、産後の抜け毛のことはもちろん、産後のさまざまな悩みについても詳しく、適切なアドバイスを受けられます。また妊娠中から診てもらっているかかりつけ医であれば、その時からの体の変化も把握しており、相談もしやすいのでおすすめです。

内科

抜け毛のほかに、体の調子が思わしくないと感じたら内科を受診するのがいいでしょう。抜け毛の原因がこれまでに紹介したものだけとは限らず、内臓疾患により引き起こされている場合も考えられるからです。また内臓疾患までいかなくても、内蔵の機能が弱っていることもあるので、まずは体の中から健康になるのが、抜け毛対策の第一歩といえます。

皮膚科

頭皮に腫れやかゆみ、赤みなどが見られる場合は、皮膚科がおすすめ。産後は体のさまざまなところに変化が出てきますが、皮脂の過剰分泌や、逆に乾燥などで頭皮が炎症を起こやしすくなってくるのもそのひとつ。頭皮が健康でなければ、髪の毛を育てることも難しくなります。まずは頭皮のコンディションを整えることが、抜け毛防止にも良い影響を与えることでしょう。

メンタルクリニック

産後は環境が大きく変わり、そのことにストレスを感じるママさんも少なくありません。ストレスを受けると交感神経の不調を招き、血管の収縮などの現象が表れます。血行不良になると、頭皮にも十分な栄養が行き届かず、抜け毛を助長させる可能性も。そんな時はメンタルクリニックを受診して、ストレスの緩和を図ってから、抜け毛対策に取り組むのがいいでしょう。

気になる産後の抜け毛Q&A

産後の抜け毛の原因や対策をここまで紹介してきましたが、そのほかにも、産後の抜け毛に対する疑問や不安はたくさんあることでしょう。ここではそのなかから、代表的なものをピックアップしてみました。「こんな時はどうすればいい？」「これはどう対応するのが正解？」と悩んでいるママさんは、ぜひ参考にしてみてください。

抜け毛はいつまで続く？

抜け毛が出始めるのは、出産してから2ヶ月～3ヶ月してからが一般的。その後6ヶ月あたりでピークを迎え、それを過ぎると少しずつおさまっていきます。そして1年後にはほぼ元の状態に戻るといわれています。ただ発症時期・収束時期には個人差があるので、ここで紹介したタイミングに当てはまらない場合もあるので、目安として覚えておくといいでしょう。

出産後のシャワーはいつからできる？

ママさんのなかには、抜け毛対策として、肌にやさしいシャンプーでシャワーを浴びたいという人も多いと思いますが、念のため医師に相談することをおすすめします。だいたい出産後2日～3日程度でOKとなる場合が多いようですが、まだ体力が回復していないので、熱いシャワーは避け、ぬるま湯にしたほうが無難。水圧も低くして、時間も短めに済ませましょう。

出産後いつからパーマ・カラーができる？

産後の抜け毛対策として、ヘアスタイルを変えてみることは紹介しましたが、なかにはパーマやカラーで抜け毛を目立たなくしたいと考える人もいることでしょう。ではいつからできるのといえば、はっきりとした基準はなく、産後の1ヶ月健診を経てから、医師に問題ないか確認してみるのがおすすめ。また出産後は頭皮も敏感になっているので、そのことも頭に入れておきましょう。

産後の抜け毛が少ないのはおかしい？

産後の抜け毛は、多くのママさんが通ってきた道。それでもなかには抜け毛が少なかったり、そもそも抜け毛がない人もいます。抜け毛はあるもの、といわれているのに、それがないと逆に心配になることもありますが、基本的には問題ありません。抜け毛にはホルモンバランスやストレスなどが関係してきますが、それらの変化が少ない場合は抜けない場合もあり得るのです。

AGAスキンクリニック 新宿駅前レディース院（旧：新宿東口レディース院）

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スマイルAGAクリニック女性専科 新宿院

スマイルAGAクリニック 女性専科は、プライバシーに配慮した完全予約制で、カウンセリングや治療も完全個室で行います。無料カウンセリングでは、治療に関する不安なことも相談しやすく、髪質や頭皮の状態を把握した後、一人一人に合った治療法を提案してくれます。無理なく始められる納得の価格と丁寧なカウンセリングで、疑問点を解消してから治療を始めることができます。料金は月8,640円～38,500円。初診料、再診料、カウンセリングは無料です。（2022年5月30日現在）

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新宿、名古屋、大阪、福岡に院を展開している薄毛治療に特化したクリニックです。生え際や分け目が目立つ、髪が細くなってボリュームが減った、抜け毛が増えたなどの女性の悩みにもしっかり答えてくれます。完全個室のプライバシーを重視したカウンセリングルームで、一人一人の悩みや希望をじっくりと聞き、適切な治療法を提案します。メスを使用せず切らない高密度自毛植毛は仕上がりが自然。料金は、「刈り上げない自毛植毛」が基本料金330,000円に植毛費用（1株※2,200円）がかかります。※1株2〜3本（2022年5月30日現在）

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全国に12院を展開しているAGA専門クリニックです。豊富な治療法の中から一人一人とじっくりカウンセリングを行ったうえで、適切な治療法を完全オーダーメイド処方。内服薬、外用薬、メソセラピーの3つのバランスでAGAの効果を高めるのがポイントです。費用は内服薬が月4,620円～、駅前AGAオリジナルサプリメントは5,400～10,800円など。駅近くの一般のビル内に位置しており、完全予約制、プライバシーにもしっかり配慮し、女性にも配慮しているので、老若男女問わず人気です。また、スマホによる遠隔治療も行われているので、通うのが大変という人も通いやすくなっています。（2022年5月30日現在）

Dr.AGAクリニック 秋葉原院

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TOMクリニック 池袋院

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ウィルAGAクリニックは、幅広い治療方法をラインナップしています。オリジナル発毛薬、毛髪再生メソセラピー、抜け毛予防プラン、発毛促進プランなどを用意しており、一人一人に合った方法を提案してくれます。なかでも注目なのが新しい頭皮注入治療の毛髪再生メソセラピー。国産の幹細胞培養上清液から抽出した高濃度の成長因子を使用。直接バジル領域に注入することにより、発毛を促します。費用は内服薬が1,628円～8,800円など、オリジナル発毛薬は月5,500円～44,000円となっています。（2022年5月6日現在）

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女性のための頭皮美容液と育毛剤がセットになっています。女性の薄毛や抜け毛にアプローチ。ハリやコシのある太く豊かな髪へと導きます。まず最初に使用するのは頭皮美容液。頭皮コンディショニング成分のオクタペプチド-2が頭皮の状態を整え、さらにヒアルロン酸Naをはじめとする保湿成分が頭皮に潤いを与えます。続いて5種類の薬用育毛有効成分とその働きをサポートする6種類の植物由来の保湿成分が配合された育毛剤にて発毛や育毛を働きかけます。頭皮に備わっている「髪の元」を作り出す力に着目し、髪の変化やヘアサイクルの乱れを整えていきます。
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頭頂部のボリュームがないのが気になって購入しました。最近嬉しいです！育毛剤っぽい匂いがないのも使いやすくて気に入っています。（40代女性）

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産後の抜け毛を前向きに乗り越えよう

出産という大きなライフイベントは、女性にとってはけがえのないもの。子供ができて喜びも大きいと思います。しかし産後の抜け毛は、やはり避けては通れないもの。抜け毛が増えて驚く女性も多いことと思いますが、その原因や対処法を知っておけば、心配や不安になることはありません。今回の記事をぜひ参考にして、その時のために備えておきましょう。

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