このページではエチオピアにある世界遺産を紹介しています。ユネスコ世界遺産は「国や民族を超えて人類が共有すべき財産」と認められた遺跡や自然、景観を指します。文化遺産と自然遺産、複合遺産の3つがあります。世界遺産の多くは、地球の神秘や、人類の歴史を体感することができる観光名所になっています。ほかの地域では見られない絶景や、希少な生物が生息する自然環境、人類の歩んできた歴史・文明を知ることができる遺跡など、いずれも高い存在価値が認められたところばかりです。代表的な世界遺産には、ギリシャのメテオラ修道院群や、アメリカのイエローストーン国立公園、オマーンのバハラ城塞などがあります。日本では、法隆寺一帯の仏教建造物や、広島の原爆ドーム、“信仰の対象と芸術の源泉”として富士山などが世界遺産に登録されています。
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アフリカの国
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アクスム - 世界遺産
エチオピアに存在していたアクスム王国の遺跡。7世紀まで交易国として栄えていた「アクスム」は1980年に世界遺産として登録されました。アクスム王国は現在のエチオピア北部、ティグレー地方に存在する街で、歴史的価値のある遺跡が点在しています。ステッレは、その中でも一番特徴的な遺跡、高くそびえ立つオベリスクは凄い迫力!またシオンのマリア教会は1665年に建造された趣ある教会、またシバの女王の神殿跡などを見る事ができます。エチオピア旅行の際には立ち寄りたい遺跡の一つとなっています。
周辺スポット
ラリベラ - 世界遺産
エリオピア北部の標高3000mにあるラリベラの岩窟教会群は、1978年に文化遺産に登録されました。世界遺産として最初に登録された12件のうちのひとつです。3000年以上にわたった独立を維持し、アフリカ最古の独立国といわれているエチオピアに、キリスト教が伝わったのは4世紀ごろのことでした。それ以来、イスラム諸国に囲まれながらも、キリスト教国として歴史をつむいできました。12世紀から13世紀にかけては、ラリベラを第2の聖地・エルサレムにするため、複数の教会が造られました。時代は、ザクウェ朝のころと思われます。そして、その複数ある教会のうち、11の教会が世界遺産に登録されたのです。 (写真:ラリベラの岩窟教会群・聖ギオルギス教会)
その他の都市 - 文化遺産
ゴンダールは、アクスムから標高2000mのエチオピア高原北部に位置しています。首都が置かれたのは、17世紀初めのソロモン朝のファシラダス王の時代で、以後約200年に渡り繁栄しました。 イエズス宣教師がインドからもたらした建築技術による建築物や、歴代皇帝の命で建てられた古城、多くの聖堂が残っています。 いずれも独自の建築様式をもち、1979年に世界遺産の文化遺産に登録されました。
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ラリベラ - 史跡・遺跡,文化遺産
ラリベラの岩窟教会群は、エチオピアのラリベラにある岩窟教会群。12世紀から13世紀頃、ザグウェ朝ラリベラ王が「第2のエルサレム」として建造しました。岩を掘り下げて造られた世界的にも貴重な建造物のため、1978年には世界遺産に登録されています。 一番の見どころは一枚岩を十字型に掘り下げた聖ギオルギス教会。十字型は12m四方もの大きさがあり、内部には当時から置かれている聖像があります。また他にも王妃と天使が一晩で完成させたとされるアッバ・リバノス教会や、この岩窟教会を造ったラリベラ王の墓所ゴルゴダ教会など充実した見応え。 ラリベラの岩窟教会群はラリベラ空港から車で約30分です。
アディスアベバ - 文化遺産
オモ川下流域は、エチオピア南西部にあたる場所。1930年代にフランス調査隊が今の人類に直結する祖先を含め、さまざまな時代に生きた何種類もの化石人骨をここから発掘しました。ヒト属の一種ホモ・ハビリスが約250万年前に使った最古の打製石器も発見されています。そのためここは現在人類のルーツを解明する上で非常に貴重なエリアとして、1980年に世界遺産に登録されました。 またこのあたりではムルシ族やカ口族、ハマル族など多くの部族たちが伝統を守って暮らしており、彼らと出会えるツアーもあります。 オモ川下流域はアディスアベバから約420kmの距離。市内からは長距離バスでの移動が必要です。
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