おすすめ旅行を探すならトラベルブック(TravelBook)

ホテル・航空券の料金比較・予約サイト

【三重・伊勢】日本最高峰のパワースポット! 「伊勢神宮」の観光完全ガイド

「お伊勢さん」や「大神宮さん」と呼ばれるている伊勢神宮は三重県にあり、実は正式名称は「神宮」と言います。伊勢の宇治の五十鈴川のほとりにご鎮座の皇大神宮(=内宮)と、伊勢の山田の原にご鎮座の豊受大神宮(=外宮)などを合わせた125社のお社の総称で、神社本庁の本宗です。20年に1度の大祭である「神宮式年遷宮」が平成25年秋には第62回の神宮式年遷宮が行われました。まさに、新しい伊勢神宮を、今参拝することができます。 約2000年の歴史を持つ、日本人にとって別格の聖地である伊勢神宮は、訪れたものにしかわからない厳かさや歴史の深みと新しさが共生しています。今回は伊勢神宮と神宮界隈を観光する際の見所を案内します。

続きを読む

更新日: 2024年5月8日

広告

本ページではプロモーションが含まれます
当サイトでは施設やサービス(以下、サービス等)の掲載にあたり、ページタイトルに規定された条件に合致することを前提として、当社編集部の責任においてサービス等を選定しおすすめアイテムとして紹介しています。

なお当サイトではユーザーのみなさまに無料コンテンツを提供する目的で、オンライン旅行代理店やレストラン予約サイトが提供するアフィリエイト・プログラムに参加し、サービス等の紹介を通じた手数料の支払いを受けています。掲載の順番はサービス等の提供会社により支払われる報酬も考慮されている場合があります。

【豊受大神宮(外宮)】

https://ja.wikipedia.org

衣食住・産業の神、豊受大御神(とようけのおおみかみ)をお祀りしている豊受大神宮(とようけだいじんぐう)は、外宮(げくう)とも呼ばれています。

今からおよそ1500年前に、第21代雄略(ゆうりゃく)天皇が、豊受大御神を丹波(たんば)の国から内宮にほど近い山田の原にお迎えされました。外宮には御正宮のほかに宮域内外あわせて、多賀宮、土宮、月夜見宮、風宮の4つの別宮があります。

表参道

https://commons.wikimedia.org

外宮には表参道と北御門の2つの入口があり、現在は表参道が正面口となっています。防火の為に造った堀川にかけられている橋で、この橋を渡ると神域に入ります。外宮ではすべて左側通行になっています。

外宮神楽殿

https://ja.wikipedia.org

正宮に向かう参道の途中にある建物で、伝統的な入母屋造りで一部に鉄骨を用いた木造銅板葺きです。豊受大神宮の御神札・御守・御神号軸をはじめ、別宮の御神札や、神宮暦等の授与、御祈祷などを執り行っています。

御正宮(ごしょうぐう)

https://ja.wikipedia.org

手水舎で、手を洗い口をすすぎ、身も心も清めてお参りの準備をしたのちに向かうのは、御正宮(ごしょうぐう)です。

唯一神明造りと呼ばれる建築様式で建てられており、屋根は切り妻造りの平入で萱葺きで両端の破風板の先端が屋根をつらぬいて千木(ちぎ)となっています。ほぼ内宮の正宮と規模や造りは変わりませんが、鰹木が内宮より1本少なく、千木が外削(先端が垂直に切られている)されています。唯一神明造りは高床式の穀倉の形式から発展したものといわれています。

多賀宮(たかのみや)

https://ja.wikipedia.org

外宮第一の別宮で、多賀宮は「止由気宮(とゆけのみや)儀式帳」および「延喜神名式」に記載がみえる別宮で、他の別宮より格式が高いとされています。小高い檜尾山上にあり、約100段の石段を上ると見えてくるので「高宮」とも呼ばれています。

土宮(つちのみや)

https://ja.wikipedia.org

外宮の土地の守り神である、大土乃御祖神(おおつちのみおやのかみ)をお祀りしています。豊受大神宮の大前の御池の真向かいに広がる深い杉木立の中にあり、緑の美しさと凛とした空気を感じられる場所です。

広告

風宮(かぜのみや)

https://ja.wikipedia.org

多賀宮へ上る石階のすぐ左脇にある、級長津彦命(しなつひこのみこと)と級長戸辺命(しなとべのみこと)をお祀りしている別宮です。

風宮の社殿は、外宮に準じ外削ぎの千木と、5本で奇数の鰹木を持つ萱葺の神明造りです。風雨の災害なく稲を中心とする農作物が順調に成育するようにと祈りが捧げられる社でしたが、元寇時に神風を吹かしたと伝えられ、以後は護国の祈願対象とされています。

月夜見宮(つきよみのみや)

https://ja.wikipedia.org

外宮の別宮の1つである「月夜見宮」は、外宮の宮域外にあります。月夜見尊(つきよみのみこと)と月夜見尊荒御魂(つきよみのみことのあらみたま)が祀られていて、月夜見宮の宮域内には高河原神社があります。宮に入ると、街中とは思えない静寂さと神聖な空気を感じられます。

月夜見宮

三重県伊勢市宮後1-3-1006
5:00〜18:00/5〜8月〜19:00/10〜12月〜17:00
なし
アクセス:近鉄・JR伊勢市駅から徒歩で10分

勾玉池

勾玉池は、明治22年9月に造られ、勾玉の形をしています。せんぐう館横にある池は、池に浮かんでいるかのような舞台が特徴で、この舞台で舞楽や能やその他の郷土芸能が演じられます。6月には花菖蒲が華やかに咲き誇り、美しさは圧巻です。

伊勢神宮(外宮)

三重県伊勢市豊川町279
0596-24-1111
5:00〜19:00(変動有り)
http://www.isejingu.or.jp/

【皇大神宮(内宮)】

https://ja.wikipedia.org

皇大神宮(こうたいじんぐう)は「内宮(ないくう)」とも呼ばれています。大御親神(おおみおやがみ)と崇められる皇祖・天照大御神(あまてらすおおみかみ)をお祀りしていて、神路山・島路山を源とする五十鈴川の川上に鎮座しています。

「日本書紀」によると、約2000年前に倭姫命(やまとひめのみこと)が天照大御神の御鎮座の地を求めて諸国を巡ったのちに、この地に鎮座されたという、非常に歴史の重みがある場所です。

幅の広い参道には玉砂利が敷きつめられ、樹齢数百年という杉が回りを囲んでいて、凛とした空気と木々の美しさは、まさに内宮ならではです。
内宮には、風日祈宮(かざひのみのみや)、荒祭宮(あらまつりのみや)、境外に月讀宮(つきよみのみや)、瀧原宮(たきはらのみや)、伊雑宮(いざわのみや)、倭姫宮(やまとひめのみや)ほか4宮の別宮があります。

宇治橋

https://commons.wikimedia.org

宇治橋は、長さ101.8m、巾8.42mの檜造りの橋で、五十鈴川にかかっています。橋の両側に神明鳥居があります。神宮の定義では宇治橋を渡った先は神域ではなく神苑とされていますが、崇敬者・参拝者は通常神域と扱うことから、一般に「俗界と聖界の境にある橋」とされています。昔は式年遷宮の時期に架け替えられていましたが、現在は、神宮式年遷宮の4年前に架け替えられています。

宇治橋には、1つだけ特別な擬宝珠(ぎぼし)があります。西詰北側二本目の擬宝珠(ぎぼし)で、これに触れて帰ると、また参拝に訪れる事ができると言われています。

外宮は左側通行なのに対し、内宮はすべて右側通行となっています。
橋の両側には高さ7.44mの大鳥居が立っています。 内側の鳥居には、内宮旧御正殿の棟持柱が使われ、さらに20年後には鈴鹿峠「関の追分け」の神宮遥拝の鳥居に使われます。 外側の鳥居は、外宮旧御正殿の棟持柱が用いられ、20年後には桑名の「七里の渡し」の神宮遥拝の鳥居となります。

子安神社(こやすじんじゃ)・大山祗神社(おおやまつみじんじゃ)

広告

https://ja.wikipedia.org

宇治橋の東詰所から約50m、神宮司庁の南側にある「子安神社」は、安産やの良縁祈願の神様として、木華開耶姫命(このはなさくやひめのみこと)をお祀りしている神社です。小さな鳥居に願い事を書いて奉納するという風習が行われています。

子安神社の奥には「大山祗神社(おおやまつみじんじゃ)」があり、こちらは祭神はイザナギの尊の御子で山の守り神とされています。古くは山神社と呼ばれていました。

五十鈴川と御手洗場

https://ja.wikipedia.org

内宮参道の右手のゆるやかな斜面を下りていくと、元禄5年(1692年)徳川綱吉の生母、桂昌院が寄進したといわれる石畳を敷き詰めた五十鈴川岸の御手洗場があります。

「御裳濯(みもすそ)川」と呼ばれ、倭姫命(やまとひめのみこと)が御裳のすそを濯がれたことから名付けられたという伝説がある五十鈴川で、実も心も清めてから参宮するのも、非常に清々しいものです。

手水舎

https://ja.wikipedia.org

火除橋を渡るとすぐ右手にある手水舎では、手を洗い口をすすぎ身も心も清めてお参りの準備をします。

神社に参拝する時に、手を洗い、口をすすぐのは、川や海の中に入って禊(みそぎ)をし、心身を清めていた行事を簡略化したものです。したがって、手水の仕方も決まっていて、柄杓に水を汲んで、左右の手を洗い清め、次に左手の手のひらに水を受けて、口をすすぎます。最後は水を柄杓の枝の方に流して、裏返しにして元に戻します。天気のいい日は五十鈴川「御手洗場」で、口と手を清めてみてはいかがでしょうか?

内宮神楽殿(ないくうかぐらでん)

https://ja.wikipedia.org

入母屋造りで銅板葺きの建物で、神楽殿・御饌殿・御札授与所があります。神恩感謝やご祈願の御神楽の奉奏、御饌(みけ)を奉奠しての御祈祷や献金、皇大神宮の御神札(おふだ)・御守・暦・御神号軸などの授与を取り扱っています。

風日祈宮(かざひのみのみや)

https://ja.wikipedia.org

「五十鈴川御橋」とも呼ばれている風日祈宮橋を渡ると、天候の順調や豊作を祈る風「神級長津彦命(しなつひこのみこと)」「級長戸辺命(しなとべのみこと)」をお祀りしている別宮「風日祈宮(かざひのみのみや)」があります。元寇に神風を吹かせたのはこの風日祈宮といわれています。

忌火屋殿(いみびやでん)

https://ja.wikipedia.org

内宮神楽殿・五丈殿を過ぎた参道の左手にある、切妻造、二重板葺きの建物です。神さまにお供えする神饌を御調理するところです。
「忌火」は「清浄な火」という意味を表しています。忌火屋殿の前庭は祓所(はらえど)とよばれ、諸祭典の神饌と奉仕の神職を、祭典前に祓い清めています。

荒祭宮(あらまつりのみや)

https://ja.wikipedia.org

荒祭宮は正宮の北方、やや小高い所にある別宮です。内宮に所属する10別宮より大きく、内宮の第一別宮として正宮につぐものとされています。ご祭神は、「天照坐皇大御神荒御魂(あまてらしますすめおおみかみのあらみたま)」で、困った時に助けてくださる神様、長生きさせてくださる神様と崇められています。現在の神殿の石段には太い杉の木があり、樹齢200年を過ぎています。

30余段の石段をのぼると、ようやく見えてくるのが「御正殿(ごしょうでん)」です。5重の御垣に囲まれた一番奥にある御正殿に、天照坐皇大御神(あまてらしますすめおおみかみ)がお鎮まりになっています。唯一神明造(ゆいいつしんめいづくり)と名付けられる建築様式の御正殿は、屋根は切り妻造りの平入で萱葺きであり、東西両端の破風板の先端が屋根をつらぬいて千木(ちぎ)となっています。

御正殿はじめ付属の殿舎ならびに御垣は、20年に1度、式年遷宮の大祭を行って建て替えられます。

伊勢神宮(内宮)

三重県伊勢市宇治館町1
0596-24-1111
5:00〜19:00(変動有り)
http://www.isejingu.or.jp/

広告

広告

のおすすめホテル

トラベルブックの今週のおすすめ

広告

運営会社