枝毛の原因とは?メカニズムや予防法、ケア方法を紹介

枝毛や切れ毛などヘアダメージに悩んでいる方は多いでしょう。一度枝毛などになってしまった髪の毛は修復しないので、枝毛をつくらないための予防が必要です。枝毛の原因として考えられるのは、ストレスや寝不足、紫外線、ヘアカラーや縮毛矯正によるダメージなどです。髪の毛が乾燥しないようにトリートメントで保湿を行い、ヘアカラーなどの頻度を減らしましょう。また、シャンプーやリンスを変える、枝毛を見つけたら早めにカットすることも効果があるかもしれません。自分でできることは試し、美容師にも相談しながらサラサラ髪を手に入れましょう。

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枝毛ができるメカニズム

枝毛や切れ毛は、気になって美容室にカットしに行っても、またできてしまうこともしばしば。自分でセルフカットをしている方は、間違った切り方をしたり、髪用のすきバサミを使っていなかったりしていると、髪の毛を知らないうちに傷めている可能性も。なかなか修復しない慢性的なヘアダメージに悩んでいる方も多いでしょう。枝毛はなぜできるのか、メカニズムを知って今後の予防や対策へとつなげてください。

髪の毛はキューティクル、コルテックス、メデュラから成る

髪の毛は、一本一本が3つの層で成り立っています。髪の毛の芯となるのが「メデュラ」です。メデュラを覆っている部分が「コルテックス」で、さらに外側を包んでいるのが「キューティクル」です。枝毛ができるのは、上から2層のキューティクルとコルテックスです。3つの中で最も大きな割合を占めているのが真ん中のコルテックスで、キューティクルはコルテックスを守るために硬くて丈夫な造りになっています。しかし、ヘアカラーやアイロンなどの原因で髪の毛がダメージを受けると、丈夫なキューティクルさえも剥がれたり裂けたりしてしまいます。これによってできるのが枝毛です。

軟毛、剛毛など髪質によって枝毛になりやすい場合がある

枝毛になりやすい髪質は軟毛です。軟毛は柔らかくて細いので、髪の密度も低くダメージを受けやすいです。また、髪の毛が長い人やくせ毛の人が、比較的枝毛になりやすいといわれています。このように髪質、髪の毛の長さや量が大きく関係するので、自分の髪の毛のタイプを十分に理解しましょう。

枝毛と切れ毛の違い

髪の毛は、ダメージを受けることで必要な成分が失われていきます。キューティクルが髪の毛を守り切れず、剥がれたりもろくなったりしていると枝毛や切れ毛になってしまいます。このように枝毛も切れ毛も起こるメカニズムは同じですが、裂け方に違いがあり、枝毛は髪の毛が縦に、切れ毛は横に裂けます。

枝毛の原因

時代の変化に伴い、昔と比べて生活習慣が変わってきています。食事の内容も変化し、食生活の乱れや栄養の偏りも起きやすい環境です。また、日常の中でストレスを感じやすいことも、髪の毛のトラブルを引き起こす要因となっている可能性があります。他にも髪の毛が傷む原因はいくつか考えられるので、説明します。

ストレスや寝不足

髪の毛の主な成分はタンパク質やアミノ酸などです。これらの栄養は体内の血管を通って髪の毛まで届きますが、睡眠時間が十分でないと栄養が届きにくくなります。また、ストレスを感じると血管が萎縮するため、睡眠不足と同様に栄養がいき渡らなくなるので要注意です。

紫外線によるダメージ

髪の毛のキューティクルは、MEAと呼ばれる脂質で覆われています。紫外線を浴びるとMEAが失われます。キューティクル同士の結びつきが弱くなり、摩擦が生じたときに剥がれてしまいます。特に夏場は強い紫外線を浴びることが多く、髪の毛自体が乾燥するので、色が変わるなどのダメージを受けやすいです。

ブラッシングによる摩擦や乾燥

摩擦や乾燥、静電気なども髪にダメージを与えます。ブラッシングを強い力で行うと、それだけでキューティクルが剥がれます。絡まっている髪を無理やりブラッシングでほどいたり、髪の毛が濡れた状態でブラッシングしたりするのはやめましょう。

縮毛矯正やヘアカラーの頻度

髪のスタイリングを楽しむためにパーマやヘアカラー、縮毛矯正などを行っている方も多いでしょう。たまにであれば問題ないですが、頻度が高すぎると髪の毛を傷めてしまいます。カラーリング剤にはキューティクルを剥がす薬剤が含まれているので、頻繁にカラーやパーマを行うと、髪のキューティクルが無理やり剥がされた状態が続きます。一度ダメージを受けた髪は、簡単には修復しないことを頭に入れましょう。

枝毛のおすすめ対策方法

わたしたちの毎日の生活の中で、枝毛などのヘアダメージの要因は多くあります。そのため、ブラッシングやドライヤーなど正しい方法で行わないと、日々の積み重ねで髪が傷んでしまいます。一度枝毛になるとその部分をカットするほかないので、家でできる簡単な枝毛対策方法やヘアケア方法を知り、自分で試してみましょう。

枝毛を見つけたらヘア専用のハサミで早めにカット

枝毛を見つけたときに、ついつい髪の毛を裂いたり引っ張ったりしたくなりますよね。このような行動はさらに髪の毛を傷めてしまうので、手で裂くのはやめましょう。枝毛を見つけたら、ヘア専用のハサミでカットすることをおすすめします。枝毛部分から2~3cm程度は傷んでいる可能性があるので、切るときには枝毛の4~5cm上を真っすぐ切ります。毛先の断面が斜めになると再び枝毛になりやすいため、真っすぐ切るのがポイントです。

シャンプーやリンスを見直し、トリートメントで保湿

シャンプーやリンスはさまざまな種類のものが販売されていて、それぞれに含まれている成分も異なります。洗浄力が強いタイプのシャンプーは、洗ったときの爽快感はありますが、同時に髪の毛の必要な成分や水分まで洗い流してしまっている可能性も。枝毛になりやすくて悩んでいる方は、自分が使っているシャンプーやリンスの洗浄力を見直すのもよいでしょう。シャンプーの正しいやり方は、洗う前にできる限り絡まりを取り、髪全体をぬるま湯で予洗いすることがポイントです。しっかり泡立てた泡を髪に乗せ、優しくマッサージをするように洗いましょう。洗った後には、トリートメントで髪をしっかりと保湿してくださいね。

ドライヤーやアイロン、ブラッシングを正しく行う

髪の乾かし方やブラッシング方法を間違うと、枝毛の多い髪になるかもしれません。髪は熱に弱いという特性がありますが、自然乾燥よりはドライヤーで乾かした方が髪が傷みません。ドライヤーを使う前にヘアオイルなどを塗り、髪から20cmほど離れた位置で根元から乾かしましょう。濡れた状態でブラッシングをするのも髪を傷める原因に。熱をあて続けるのはよくないので、髪が長い方でも10分以内で乾かすようにしてください。ドライヤーでしっかりと乾かしてから、ヘアブラシで優しくブラッシングしてください。シリコンなど、静電気が起きにくい素材がおすすめです。スタイリングとして使うアイロンやコテは高温の熱を髪の毛に与えるので、できるだけ控えてください。毎日使う方は、美容院で縮毛矯正やパーマをあてた方が、髪の毛の傷みが少なくて済みます。

自力で改善できない場合は美容師に相談する

気付いたら毛先が枝毛だらけで、自分でどのようにしたらよいか悩むこともあるでしょう。まずは日々の髪の毛のケアを見直し、実践する必要があります。見直してもなかなか改善が見られないときには、美容師に相談しましょう。髪のプロなので、どのような髪質で何が原因となっているのかを見てくれます。自分で行う場合のカット方法や、髪のすき方も相談しながら参考にしましょう。早めのケアが重要なので、自分の髪のタイプから適切な改善策を教えてもらいたいですね。

ヘアダメージは修復しない!枝毛の原因を把握して予防・ケアをし美髪を目指そう

毎日の生活の中で自分が行っている何気ない行動や続けている習慣が、気付かない間にヘアダメージを起こしているかもしれません。髪の毛に必要以上の負担を与えてしまう要因はできる限り避けて、枝毛ができにくい髪になるような予防が大切です。いつも通っている美容室で相談しながら、スタイリングも楽しみつつ、枝毛や切れ毛の早めのケアを心がけ、美しい髪作りを目指しましょう。

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