このページではポーランドにあるモニュメント・記念碑を紹介しています。モニュメントや記念碑は、歴史上のできごとや人の功績を称えるために作られたもの。国や地域の象徴、歴史的な事件や戦争、記念日を示す目的があり、その形態は銅像やピラミッド、彫刻、門など多岐にわたります。各地にあるモニュメントは、都市の歩みを刻む歴史スポットやランドマークとして機能しています。ドイツのホロコースト記念碑やシンガポールの戦争記念公園といった戦争記念碑は、戦争による犠牲と深い傷跡を伝え、歴史から現代を見つめ直す機会を与えてくれます。エジプトのピラミッドやイースター島のモアイ像など、かつて存在した文明によるモニュメントは、目的や建築技術など今もなお謎に包まれたものが多く、有数の観光名所になっています。
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ワルシャワ - モニュメント・記念碑
ワルシャワ蜂起記念碑は、ワルシャワのクラシスキ広場にあるブロンズ像です。世界大戦でドイツ軍に占領されたとき、運河に入り大爆発を起こされました。 それによって崩れ落ちてくる建物の壁やレンガなどの下から逃げ出すポーランド兵の姿を忠実に表現されています。ブロンズ像は高さ10mあり、1989年9月1日に完成しました。 ドイツ軍とポーランド兵との戦いは63日にもおよび大敗。その結果ワルシャワは破壊され死者20万人、70万人が街を終われてしまいましたが、ワルシャワの人々の蜂起を伝えるために記念碑が造られたのです。
トルン - モニュメント・記念碑
ポーランドのトルンの世界遺産の旧市街の中心部、トルン旧市街広場の南東の角にあるのが、ニコラス・コペルニクス記念碑(トルン)です。 ニコラス・コペルニクスは、天文学史上もっとも重要な発見といわれる、地動説を唱えた天文学者で、トルンの生まれであり、旧市街広場の一角に生家も残っています。 ニコラス・コペルニクス記念碑は、1853年にベルリンの有名な彫刻家の、フレデリック・ティエックの工房で作られ、現在の場所に設置。教授のガウンに身を包んでおり、左手には天文学者らしい天球儀を持っています。ニコラス・コペルニクス記念碑は、トルンの重要なシンボルの1つです。
その他の都市 - モニュメント・記念碑
Fortepian Rubinsteinaは、ポーランドのウッチにある記念碑です。 有名なピアニストであるアルトゥールルービンシュタインが昔住んでいたことで知られているピョートルコフスカ通り78番地に建つ長屋の前に位置しています。ピアノの前に座っているタキシード姿のアルトゥールルービンシュタインが描かれた青銅の図で、2000年9月23日のウッチ市民の世界会議開催時に発表されたものになっています。 ウッチに関連している有名な人々の屋外彫刻もあり、ウッチの有名観光スポットの一つとして知られ、記念写真を撮影している観光客で賑わいを見せています。
ワルシャワ - モニュメント・記念碑,寺院・教会
シビル神殿はポーランドのワルシャワにあるワジェンキ公園内の施設です。 1800年代の前半に建てられたと言われており、ローマの古代の神殿をモチーフにして建築されています。真っ白な神殿の入り口の両側には二頭のライオンが寝そべっており、神殿内には絵画などが展示中。神殿のすぐそばには神話に登場する石がデザインされた彫刻作品が設置されています。 シビル神殿は緑に囲まれた静かなエリアの中に建つこぢんまりとしたスポットですが、古代ローマの雰囲気を感じられる名所として密かに人気があるんです。ベンチも多く設置されていますので休憩にもおすすめ。
ワルシャワ - モニュメント・記念碑
アニエスカ・オジェッカ記念碑は、ポーランドのワルシャワにある記念碑です。 ダリウスとテレサ・コワルスキによって彫刻が行われたものになっており、2007年5月19日に開催された「SaskaKępaフェスティバル」で公開されたもので、ワルシャワの人気観光スポットの一つになっています。記念碑は、テーブルに座ってまっすぐに前を見つめたものになっており、当時はカフェがあった場所に建てられました。 現在は、カフェがなくなりスーパーマーケットになっていますが、記念碑は残されており、観光客が記念写真を写している姿などもよく見かけます。
クラクフ - モニュメント・記念碑,史跡・遺跡
バルバカンは、ポーランドのワルシャワやクラクフにある史跡です。 現在の旧市街エリアを防衛するために城壁が張り巡らされていた時代、城壁の一部を馬の蹄の形の建物として要塞にしていたものがバルバカンです。現在のヨーロッパではほとんど存在しない貴重な史跡であり、要塞らしい重厚な雰囲気を漂わせています。中でもクラクフのバルバカンは規模が大きく、戦いで付けられた傷の痕がみられるなど当時の様子を今に伝えているのが特徴。 冬をのぞいて基本的に立ち入ることができ、お土産の販売なども行われていて賑わいをみせています。
ワルシャワ - モニュメント・記念碑
John III Sobieski Monumentは、ポーランドのワルシャワにあるワジェンキ公園内の記念碑です。 ヤン3世ソビエスキという人物が馬に乗って、横たわる2人のトルコ人を踏みつけようとしているシーンが切り取られた像であり、ウィーンでの勝利から105年が経ったことを記念して公開されました。砂岩に彫刻を施して制作されており、バロック様式の彫刻として芸術的価値があります。戦争に関連する様々な思惑や歴史を有して来た像ですので、歴史が好きな人にはおすすめ。 池にかかる橋の上に設置されており、豊かな緑に囲まれた美しい景観の中にあるのも魅力です。
トルン - モニュメント・記念碑
ポーランドのトルンの世界遺産の旧市街中心部、旧市街広場のなかにあるのが、Pomnik Filusia w Toruniuです。 Pomnik Filusia w Toruniuは、ポーランドで有名な漫画家で風刺画家のズビグニエウ・レングレンが描いた、伝説の犬フィリュの像。フィリュが主人であるフィルテク教授の、傘と山高帽を持って、待っているシーンを描いています。 フィリュの頭を撫でた人は幸せになれる、しっぽを撫でた人は大きな愛が見つかる、フィルテク教授の山高帽に触れると試験に合格するなど、さまざまな伝説がある像です。
ワルシャワ - モニュメント・記念碑
マリア・スクウォドフスカ・キュリーの記念像は、ポーランドのワルシャワにあるにある記念碑です。 ノーベル物理学賞とノーベル化学賞を受賞したことで世界的にも有名な研究者・キュリー夫人の功績を讃えて造られた記念碑になっており、1935年に建てられました。約3mの高さの青銅の記念碑になっており、台座には「Marji /Skłodowskiej-Curie/ Stolica / 1935」と刻まれています。ワルシャワ蜂起中に腕、背中、胸に弾丸を受け、その後が残っています。 ワルシャワの観光スポットの一つになっており、記念写真を写す観光客の姿などをよく見かけます。
ブロツラフ - モニュメント・記念碑,モダン建築
Iglicaは、ポーランドのヴロツワフにある有名スポットです。 シチトゥニツキ公園の百周年記念ホールの目の前に建っている塔になっており、尖塔という意味の「Iglica」という名がつけられています。1948年に建設されたものになっており、当時は106mの高さを誇る塔でしたが、落雷によって、塔の先端に付けられていた回転する鏡のようなものが落下してしまったため、現在は96mの高さになっています。 とは言え、街の中にそびえたつ、空に突き刺さるような塔の姿は迫力があり、有名な観光スポットとして記念撮影を行う観光客の姿をよく見かけます。
ワルシャワ - モニュメント・記念碑
Kościuszko Infantry Division Memorialは、コチュチュスコ歩兵師団記念碑で、1985年1月17日に完成しました。 アンジェイ・カステンのブロンズ像で、高さは16mあります。第二次世界大戦中、ソ連のポーランド第一タデウシュコシチュスコ歩兵師団の兵士による、ワルシャワ蜂起を助けるための記念碑として造られました。 Kosciuszko家族への記念碑という意味でもあります。2011年に、記念碑をシフィエトクルジスキ橋に移動する計画がありましたが、まだ行われていません。
クラクフ - モニュメント・記念碑
Grunwald Monumentは、マテイコ広場にあるヴワディスワクジャギエヴォ王の記念碑です。1910年7月15日にドイツ騎士団との戦い500周年を記念して建てられました。 記念碑の土台は高さ24mありその上に王の騎馬像が置かれています。左手で馬の手綱を持ち右手には剣を下げた王の下には、王を守る皇子らや人々の像。しかし第二次世界大戦時に、ドイツ軍によって破壊されてしまいました。 なんとか残された土台の上に、1976年10月16日にかつてあった像を再建されたのです。創始者はイグナシー・ヤン・パデレフスキーとアントニ・ウィウルスキです。
ワルシャワ - モニュメント・記念碑
ポーランドのワルシャワの、かつてのポーランド君主の公邸であった王宮前の、城広場の南西にあるのが、Sigismund's Columnです。 Sigismund's Columnは、ポーランドの首都をクラクフよりワルシャワへと移した、シギスムント3世王を記念して、1596年に建設された柱と彫像。そもそもは、建築家のコンスタンティーノ・テンカラと彫刻家のクレメンテ・モリの設計ですが、修復と破壊を経て1949年に現在の姿となっています。 高さ8.5mのコリント式の円柱の上に、高さ2.75mの王の彫像が設置。鎧を着た王の彫像は、片手で十字架を持ち、片手で剣をふるっています。
ワルシャワ - モニュメント・記念碑
ワルシャワの反乱軍の記念碑は、ポーランドのワルシャワにある記念碑です。 旧市街から徒歩で訪れることができる最高裁判所前に位置している記念碑になっています。第二次世界大戦中、ソ連軍の援護を信じて起こったワルシャワ蜂起のワルシャワ市民の勇気をたたえて造られた記念碑になっています。下水道に逃げ込んだり、崩れ落ちる城壁の下にいる哀れな兵士たちの像は見ていていたたまれなくなります。 ポーランドにおける戦争の歴史が感じられるスポットで、街歩きの観光コースの一つとして知られており、多くの観光客が訪れています。
ワルシャワ - モニュメント・記念碑
ワルシャワ英雄記念碑は、テアトラルニー広場に1964年7月20日に建てられた記念碑です。デザインは彫刻家マリアン・コニエツニーによるもので、106作品の中から選ばれました。 台座の上に置かれた女性の像は、右手で持った剣を頭の上にあげ、左手は何かをつかもうと頭の上に高くあげている姿をしています。高さ7m、長さは6m重さは10トン。最初に置かれていた広場前の建物を再建するために、この像は新しい場所へ移動されることになりました。 台座の高さで意見の食い違いなどもありましたが、新しい台座は高さ14mとなりその上に今は置かれています。
ワルシャワ - モニュメント・記念碑,史跡・遺跡
Unknown Soldiers' Graveはポーランドのワルシャワにある墓所です。 1925年にウクライナポーランド戦争による戦没者を追悼するために建てられた記念碑が、第二次世界大戦での爆破などを受けながらも一部が現在まで残っています。ポーランドの独立のために戦った人々を偲ぶためのスポットとして、ポーランドの歴史の上でも重要なスポットです。記念碑の周辺はかつて宮殿だった建物の一部が取り囲んでおり、夜になるとライトアップがされることも。 記念碑と墓を衛兵が警備しているのもポイントであり、衛兵交代の時間にあたると貴重な瞬間を見ることができますよ。
クラクフ - モニュメント・記念碑
The statue of Jan Matejkoは、クラクフ旧市街地バシュトヴァ通りに位置するプランティ公園にあります。大きな額縁縁に置かれている肘掛け椅子に座ったヤン・マテイコの銅像は、花崗岩で造られた台座の上に置かれた青銅製です。創始者はAGH 大学のスタニスワク・ピトコでした。 ヤン・マテイコは1838年生まれのポーランドの画家で、政治や軍事に関わる出来事を題材にした作品を残しています。特に有名なのが「グルンヴァルトの戦い」です。マテイコは1873年に美術アカデミーの初代学長にもなった人物としても知られています。
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