夏の秋田竿灯まつりや男鹿半島のなまはげなど、伝統行事が数多く残る秋田県。そんな秋田を代表する温泉と言えば、乳頭温泉郷(仙北市)。個性溢れる7か所の秘湯があり、温かいおもてなしと秋田ならではのグルメも楽しめます。この他にも毎分9000Lという日本一の湧出量と日本一の強酸性PH1.2の温泉水を誇る玉川温泉(仙北市)、海水の成分を含み保湿効果が高い泉質の男鹿温泉郷(男鹿市)、トロッとした肌触りで体の芯から温まる秋田美人の湯・秋田温泉(秋田市)、雄大な秋田駒ヶ岳の麓にある単純硫黄泉の田沢湖高原温泉(仙北市)などがあります。
日本海を望む開放感たっぷりな眺望が自慢日本海を一望する浴槽が自慢の温泉施設、「八森いさりび温泉ハタハタ館」。塩分を含んだ天然温泉は、体を芯から温めます。海のすぐそばにあり、露天風呂は特に開放感たっぷりです。湯上りに休憩できる「涼み処」は2階にあって、窓から日本海を眺めながら休めます。レストランや売店など館内施設も充実しています。
秋田美人になれそうなとろみのある美人の湯「美人の湯」として名高い天然温泉が自慢の宿、「秋田温泉プラザ」。とろみがあって化粧水のようなお湯に、広々した内湯や壺湯、シルキー湯など多彩な浴槽で浸かれます。開放感たっぷりな露天風呂は、夜にはライトアップされて幻想的な景色が楽しめます。打たせ湯は、体のコリをほぐしてくれます。脱衣場のアメニティが充実していて女性に好評です。
【秋田】乳頭温泉郷でまた宿泊したくなるようなおすすめの旅館4選
乳頭温泉郷とは、秋田県仙北市の十和田・八幡平国立公園の乳頭山麓にある七つの湯のことを指します。大変静かな温泉地で、秘湯と呼ばれる場所も。こちらではそんな乳頭温泉郷から4つのお宿をご紹介します。ファミリー向けから温泉巡りを趣味とする人向けまで、様々なタイプの温泉宿がありますので、旅に合わせてお宿を選んでみてくださいね。この乳頭温泉郷では、宿泊者限定の「湯めぐり帖」というものが売られており、これがあれば有効期限1年の中で七つすべてのお湯を楽しむことができます。すべてまわればどんな身体の不調も治ってしまいそうですね。ぜひ活用してみてください。
【秋田】男鹿温泉のホテル5選|人気のホテルや気軽に泊まれる格安ホテルの予約はこちら
秋田県の日本海側に位置し、突き出た形をしている男鹿半島(おがはんとう)は、西部に男鹿三山、中央部に寒風山がそびえ立っています。真山・本山・毛無山は男鹿三山として、古くから山岳信仰の霊場とされています。戦国時代以降は、戦国大名である安東氏の日本海を経由した交易拠点として栄えた歴史があります。なまはげがとても有名ですが、それ以外にもたくさんの魅力的な観光地があります。男鹿温泉郷として古くから親しまれている温泉は、心も体も温めてくれます。自然豊かな大地からとれる山の幸と海の幸、おいしい料理に舌鼓を打つのもよいでしょう。宿によって、プランも豊富です。そんな魅力たっぷりの男鹿温泉周辺のホテル・旅館を紹介します。
東京から秋田県へ向かう場合は飛行機を使用するのがおすすめです。羽田空港から秋田空港まで約1時間5分で、秋田空港から秋田駅まではリムジンバスも運行しています。電車の場合は秋田駅まで秋田新幹線「こまち」を利用することが出来、最速3時間37分で到着します。東京以外のエリアからも各県の空港から飛行機を利用することでアクセスすることができます。
ツアーを利用して秋田旅行をする場合、交通費と宿泊代金を合わせて30,000円から40,000円で出かけることが出来ます。現地のグルメやお土産、交通費などをプラスして50,000円前後を用意しておけば秋田旅行を楽しむことが可能です。滞在日数や旅行の目的によってはもう少し節約したり、逆にもう少しリッチにすることも出来ます。
秋田旅行は1泊2日のショートステイでも楽しむことが出来ます。1泊2日の場合は広範囲を巡るのではなく、決まった場所を楽しむ秋田旅行となります。じっくりと秋田県を満喫したい場合には2泊3日、4泊5日など滞在日数を増やすのがおすすめです。ゆとりをもってのんびり旅行をしたい人は2泊3日以上を計画してみてください。
秋田旅行は気候が安定している4月から5月にかけてがベストシーズンと言われています。「千秋公園」「真人公園」などさくら名所100選にも選定されている観光スポットでお花見を満喫することが出来るのが理由です。5月末頃の初夏にあたる季節も秋田の山々が新緑に覆われ、爽やかな光景が広がり魅力的です。暖かな空気と美しい景色を楽しむことができます。
ベストシーズンである4月や5月を外した時期は比較的空いている穴場の時期と言えます。ただし、秋田県は日本海側気候に位置していることから冬になると日本海側から湿った冷たい風が吹き荒れます。1月2月は豪雪となることも少なくないので冬の時期は外して旅行の計画を立てることがおすすめです。3月や6月、9月などが狙い目となっています。
秋田県は山側と海側にそれぞれ観光スポットが広がっています。また日本一深い湖である田沢湖や乳頭温泉もおすすめの観光スポットです。秋田県の中央には角館というエリアがあり、武家屋敷が立ち並ぶ小京都として人気を集めています。春や秋には美しい景色が広がり、街歩きを堪能することが可能です。全国の中でも有数の花火大会が開かれる大曲もおすすめのエリアとなっています。
秋田県は昼と夜の寒暖差が激しい地域なので、4月でも羽織るものを用意しておくことをおすすめします。肌寒いと感じた時にサッと羽織ることが出来る上着を用意したり、薄手のストールがあると安心です。交通手段にもよりますが、たくさんのエリアを巡るプランを組むのであれば歩きやすい靴や動きやすい服装を用意してください。
飛行機を利用してアクセスする場合は機内で時間を潰せる本やタブレットを用意しておくと安心です。服装の項目でも記載しましたが、羽織るものは機内でも使用することが出来るので準備をしておきましょう。その他には悪天候の際にサッと取り出せる折り畳み傘や、お土産を購入した際に入れておける手座下袋やエコバックを用意しておくのがおすすめです。
秋田県と言えばきりたんぽが有名ですが、県内にはきりたんぽ以外にもハタハタや角館ぞばといったご当地グルメがたくさんあります。地域によっても味わえるご当地グルメが違い、北部はきりたんぽとハタハタ、中部は赤い餃子、南部は稲庭うどん、横手やきそばが有名です。また、比内地鶏の名産地としても知られているので試してみてください。
現在コロナウイルスの蔓延により、旅行の際には最新の注意が必要です。公共交通機関を利用する場合にはマスクを着用して、3密を避けて行動するようにしてください。秋田県内を移動する際はレンタカーなどを利用してなるべく人が密集する状況を避けるようにしましょう。観光スポットや飲食店に行く際にも地域の方々の指示に従って行動してください。