厳島神社や原爆ドームといった世界遺産だけでなく、自然が織りなす景観美やお好み焼きなどのグルメも魅力的な広島県。広島市中心部から車で1時間ほどの所にある湯来温泉(広島市)は県内最大の温泉地で、広島の奥座敷とも呼ばれています。ラドンを豊富に含み神経痛に効くと言われているラジウム泉の宮浜温泉(廿日市市)からは、日本三景の一つ・宮島の美しい景色も堪能できます。鞆の浦温泉(福山市)は全国でも珍しいラジウム含有量を多く含むラジウム泉で、効能は冷え症や疲労回復など。中国・四国地方では貴重な重曹泉の君田温泉(三次市)は美人の湯とも言われており、日によって色の濃度が変わることもある天然温泉です。
リゾート気分が味わえる温泉施設内湯と露天が計20種のお風呂が楽しめる「SPA SOLANI 大和温泉」。和の情緒たっぷりの岩風呂では、天然温泉の源泉に浸かれます。「マインドフルネス」「ウェルネスビューティー」をコンセプトに、リラクゼーション風呂や岩盤浴、サウナなどがそろうスパも併設しています。露天風呂付き客室が利用できる日帰りプランが人気です。
アクティビティ施設も充実した日帰り温泉梨園やぶどう園などの観光農園が盛んな世羅高原にある温泉施設、「せら香遊ランド 香遊温泉」。湯上りに肌がしっとりすると評判の単純放射性冷鉱泉の天然温泉に浸かれます。キャンプ場やテニスコートなども併設していて、運動後に汗を流すのにもぴったり。サウナもあります。休憩室や食事処も完備されています。
【広島】鞆の浦温泉周辺の宿泊でおすすめのホテル&旅館5選
広島県福山市は沼隈半島の南端、“日本でもっとも癒される港町”という鞆の浦(とものうら)。瀬戸内海に面した珍しい地形で、潮の逆転現象が起こる「潮待ちの港」として栄えてきました。その美しい景観は国立公園に指定され、都市景観100選にも選ばれるほど。古い町並みがそのまま残り、まるでタイムスリップしたような感覚です。ドラマ『流星ワゴン』や映画『ウルヴァリン・SAMURAI』のロケ地となり、ジブリアニメ『崖の上のポニョ』の舞台のモデルともいわれ、毎年多くの観光客が訪れます。そんな鞆の浦には様々な宿泊プランのあるホテルや旅館があります。瀬戸内海の美しい景色に包まれながら温泉露天風呂でリラックスしたり、海の幸を堪能したり、楽しみ方はいろいろ。ぜひ鞆の浦で癒されてみてください。
【広島】「湯来温泉」の観光情報から入浴施設まで徹底紹介!宿泊だけでなく日帰り入浴も可能♪
広島市の中心部から車で約1時間。広島の奥座敷として自然に囲まれた山あいに湯来温泉があります。今から約1500年前に発見されたと伝えられ、川沿いを中心に宿が建ち並びます。川のせせらぎの音が心地良く、夏にはホタル観賞ができ、日常の喧騒を忘れられる癒しの空間です。国民保養温泉地にも指定されており、世界でも有数のラジウム含有量を誇ります。そんな湯来温泉は、日帰り入浴で気軽に立ち寄るのはもちろん、宮島や呉、岩国などへの観光の拠点としてもおすすめです。今回は未だあまり知られていない湯来温泉の魅力をたっぷりお伝えします。アクセスやグルメ、温泉の効能に至るまで余すことなくピックアップしています。ぜひ、旅のプランの参考にしてみてください。
広島への交通手段は、飛行機や鉄道、高速バスなどがあります。東京から広島へは、新幹線利用で、約4時間でアクセスが可能。大阪からは、新幹線を利用して約1時間20分でアクセスすることができます。福岡からであれば、新幹線を利用して、約1時間でアクセスが可能になっています。また、福岡からは、高速バスで約5時間です。
広島旅行の費用は、出発地や宿泊日数、宿泊するホテル、どこへ行くのか、どのシーズンに行くのかなどによって大きく異なります。東京発で新幹線利用、1泊2日のプランの格安ツアーが、23,700円からになっています。これに、観光費用と食事代、お土産代などをプラス必要があるので、35,000円ほどは用意しておくのがおすすめです。
広島旅行は、どのエリアを訪れるかやどんなことをしたいのかによって必要な宿泊日数が異なります。広島タウンの観光だけであれば、1泊2日でも楽しむことができます。世界遺産の厳島神社と広島市内を楽しむプランであれば、2泊3日が人気。瀬戸内海の島巡りなども人気のプランになっており、こちらも2泊3日のプランが人気です。
広島は、四季それぞれに楽しむことができるので、いつ訪れてもOKです。春や秋の観光シーズンといわれる時期は、特に多くの観光客が訪れて賑わいを見せていますが、夏や冬にもそれぞれの楽しみ方があります。夏は、平和記念公園での式典などがおこなわれたり、花火大会なども開催され、冬は、牡蠣などの海の幸が美味しい時期で、イルミネーションなどのイベントも開催されます。
広島は、1年を通じてたくさんの観光客が訪れます。修学旅行の定番旅行先にもなっているので、春休みや夏休み、冬休み、ゴールデンウィークなどの学校が休みになる時期以外でも、たくさんの人で賑わいを見せています。人がなるべく少ないシーズンを狙うのであれば、冬休み開けの1月中旬から2月頃がおすすめになっています。
広島には、たくさんの観光スポットがあります。原爆ドームと厳島神社の2つの世界遺産、坂の街といわれ、数々のドラマのロケ地となっている尾道、海軍の街・呉など、同じ広島といっても、異なるさまざまな景色が楽しめるので、好みのエリアを訪れるのもよいですし、いろいろなエリアをまたいで観光を楽しむのもおすすめです。
広島は、訪れるエリアによって気候が異なります。瀬戸内海側は、1年を通じて温暖な気候になっており、東京や大阪などよりも薄着で過ごすことができることも多くなっています。一方日本海側は、冬には雪が積もることなどもあり、寒さが厳しいため、しっかりとした防寒の用意が必要です。夏場は、どこでも日差しが強く暑いため、日焼けや熱中症対策をしっかりと行いましょう。
広島旅行に、6月の梅雨のシーズンや、9月や10月の台風シーズンに訪れるのであれば、折り畳み傘などの雨具の用意を忘れないようにしましょう。特に9月や10月の台風シーズンは、激しい雨に強い風が伴うため、傘をさすことができないこともあります。傘だけでなく、レインコートや雨靴などを用意しておくと安心ですよ。
広島のグルメと言えば、牡蠣や広島焼は非常に有名ですね。そのほかにも穴子飯や尾道ラーメン、汁なし担々麵なども人気です。そして、お酒好きならば、広島地ビールも外すことができません。また、広島はもみじ饅頭などの銘菓のほかにも、美味しいスイーツがたくさんそろっています。雰囲気の良いカフェでおいしいスイーツを楽しむのもおすすめです。
広島では、コロナウイルス感染症拡大防止対策を徹底しています。密をさけるために、観光地の営業時間短縮、飲食店の営業時間短縮、イベント開催の中止などがおこなわれており、訪れる前に、ホームページなどで確認するのがおすすめです。マスク着用やアルコール消毒、会話を控えめにするなどして安全に旅行を楽しむようにしましょう。