自然豊かな景色だけではなく、日本三名園の偕楽園をはじめ数々の観光スポットを有する茨城県。日本三大名瀑の一つである袋田の滝近くにある袋田温泉(大子町)は、平安時代に発見された古湯で神経痛や筋肉痛などに効能があります。五浦温泉(北茨城市)では五浦海岸を眺めながら神経痛やリウマチに効能がある塩化物泉が楽しめ、茨城県随一の美人の湯と言われる大子温泉(大子町)、神経痛や筋肉痛の他に女性の更年期障害にも効くと言われるナトリウム 硫酸塩・塩化物泉のいそざき温泉(ひたちなか市)など、それぞれ異なる特長を持った温泉があります。
大自然に抱かれた露天風呂で癒やされる筑波山を望む里山にたたずむ「やさと温泉 ゆりの郷」。地下1300mからくみ上げる天然温泉に浸かれる温泉施設です。野鳥のさえずりを聴き筑波山を眺めながら、開放感たっぷりな岩の露天風呂に浸かれます。サウナもガラス張りで眺望抜群です。地元食材たっぷりの料理が味わえるレストランや新鮮野菜の直売所もあります。
茨城への交通手段は、飛行機、電車、バスなどが一般的です。東京駅から水戸駅までは、特急電車を利用して約1時間13分でアクセスすることができます。また、高速バス利用で東京駅からつくば駅までは、約1時間5分でアクセスが可能です。大阪から茨城へは、飛行機を利用して約1時間8分のフライトでアクセスが可能になっています。
茨城旅行の費用は、出発地や宿泊日数、宿泊するホテル、訪れるシーズンなどによって大きく異なります。東京発で鉄道利用、1泊2日の水戸旅行のフリープランの格安ツアーならば、7,000円から用意されています。これに観光費用と食事代、お土産代などをプラスして20,000円ほどが必要と考えておくと良いでしょう。
茨城旅行は、観光目的であれば、1泊2日で楽しむ人が多いようです。自然豊かな景色を楽しめるスポット、ゴルフや海水浴などのレジャーを楽しめるスポット、歴史スポットなどがあり、目的に合わせて日数を考えるのもおすすめ。ゴルフなどをしてリゾートを楽しみたいのであれば、2泊や3泊してゆっくりと過ごすのもおすすめです。
茨城は、四季を通じて観光を楽しむことができる場所です。春や秋の気候の良い季節には、歴史スポットや自然スポット巡りを楽しむことができ、暑い夏は海水浴を楽しむことができます。また、冬には、アンコウ鍋のシーズンを迎え、美味しい海鮮グルメを楽しむのに最適。目的に合わせて訪れるシーズンを選ぶのがおすすめです。
茨城で比較的人が少ないシーズンは、冬休みが終わった1月中旬から2月や梅雨の6月頃です。1月中旬から2月は、アンコウ鍋のシーズンになっており、アンコウ鍋や、どぶ汁などを味わうことができます。また、アンコウ以外にも牡蠣などの海鮮が美味しい季節なので、グルメ目的であれば大変おすすめです。温泉などと合わせて、ゆっくりと満喫することができますよ。
茨城の観光スポットといえば、外すことができないのが、日本三大名園のひとつである水戸の偕楽園。また、古くは万葉集にも読まれている筑波山や大洗海岸などの自然の美しいスポットもそろっています。さらに、美しい海と四季折々の花々の景色を楽しむことができるひたち海浜公園も人気の観光スポットのひとつになっています。
茨城への旅行は、基本的には東京などと変わらない服装で訪れることができます。北関東に位置していますが、太平洋沿岸特有の穏やかな気候で、冬でも雪が積もることはほとんどありません。自然の中などの散策を楽しむのであれば、履きなれた靴と動きやすい服装で訪れるのがおすすめです。筑波山は山といっても険しい登山ではないため、ハイキングの服装で十分です。
茨城旅行では、特に必要な持ち物などはありませんが、梅雨の時期などに訪れるのであれば折り畳み傘などの雨具を用意していくのがおすすめです。また、茨城には、海はもちろんのこと、川や湖なども合わせて人気の釣りスポットも多いので、釣りが好きな人ならば、釣りのための道具などを持っていくとより楽しむことができますよ。
茨城の名物グルメといえば、全国的に有名な水戸納豆や干し芋があります。その他にも、メロンをはじめとするフルーツや野菜などの農産物、常陸牛などの畜産物、新鮮な海鮮まで食の宝庫になっています。米どころでもあり、地酒も楽しむことができます。また、冬の時期には、アンコウ鍋やどぶ汁が人気で、全国から多くの人が訪れています。
茨城では、コロナウイルス感染症拡大防止対策を徹底しています。観光スポットでは、密を避けるために、人数制限をおこなわれていたり、飲食店では営業時間短縮がおこなわれています。事前にホームページなどで確認してから訪れるのがおすすめです。マスク着用やアルコール消毒の徹底、会話を控えめにするなどして安全に旅行を楽しむようにしましょう。