【外壁修理】補修・修理する方法は？diyのやり方から業者の選び方、費用相場まで徹底解説

「外壁修理をしたいときってどうすればいいの？」
今まで外壁修理を実施したことがない方にとって、未知の世界だと思います。外壁修理の方法は2つあり、自分でDIYにて外壁修理をする方法と専門業者に依頼する方法です。基本的には専門業者に依頼した方が、安定的に外壁修理を成功させやすく、さらに悪化させる可能性も少ないです。
本記事では、DIYでの補修したいと考えている方に向けても補修の手順を解説します。DIYは難しいと感じた場合は、良い業者の選び方や外壁修理を依頼する場合の費用相場を解説しているのでぜひ参考にしてください。

外壁修理・部分修理を行う目安

使われている外壁材などによって変わってきますが、外壁修理・部分修理の目安となる時期があります。知っておけば、事前に外壁修理へ向けての準備ができるはずです。しかし、定期的に異常がないかをチェックすることも大切になるので、目安はあくまで参考にしましょう。それを踏まえたうえで、目安となる時期を「3つ」見ていきます。

前回のメンテナンスから10年経過しているとき

「10年」の理由は、耐久年数が10年とされている外壁の素材や塗装が多いためです。一般的に、10年内に何らかの異常が起こることが多いとされています。しかし、立地している環境などで痛みが早くなっている場合もあるため、定期的なチェックを「3～5年」ごとに行うようにしましょう。定期的なメンテナンスを行うことで、修理にかかる総額費用も安くなります。

ひび割れや欠け、雨漏りなどの症状が見られるとき

外壁修理は、部分補修が必要なレベルで行うべきです。「少しのひび割れだから良いか」と、そのまま放っておくと、家全体に悪影響を及ぼす可能性があります。例えば、ひびからシロアリが侵入してしまうかもしれません。シロアリは、雨によって腐食した木が好みのため食べられてしまい、構造自体が歪むことも考えられるのです。

自然災害が発生したとき

自然災害が起これば、必ず外壁に異常が起こるとは限りません。しかし、強い雨風などの後は、異常が起こりやすいため注意が必要なのです。外壁の素材や塗料の耐久年数は、環境によって大きく影響されます。気づかずに放置しておくと、部分補修ではなく全体補修が必要になるかもしれません。自然災害の後は、異常がないか確認する方が無難になります。

外壁修理・部分補修を自分でDIYする方法と手順

外壁修理にかかる費用を抑えたいとき、DIYでの外壁修理を検討する方も少なくないでしょう。DIYで外壁修理を行えれば、わざわざ専門業者に依頼する手間もなく外壁を直せて、なおかつ費用も抑えられます。

しかし、DIYで対応可能なのは「部分修理」です。全体補修だと足場が必要で危険が伴ったり失敗したりするおそれもあるので、DIYはおすすめできません。

外壁の部分修理に必要な道具を準備する

外壁にどんな異常があるかを確認したのち、必要に応じた道具を準備します。
共通して必要なのは、次の道具です。

・軍手
・汚れても良い衣服
・コーキング材
・ワイヤーブラシ
・ヘラ
・養生シート（ビニールなどでも可）
・養生テープ
・ローラー
・スプレーガン

代用が効くものもありますが、基本的にこれらの道具は必須になります。

外壁を洗浄し、破損防止のために保護する

外壁を洗浄するのは、2つの目的があります。

1.外壁補修にて塗装を行う際に、塗料の定着が悪くなるため
2.汚れを放置しておくと劣化が速くなるため

洗浄の方法は「高圧洗浄機」が望ましいですが、無い場合は、ブラシでの洗浄でも問題ありません。洗浄後は、外壁が傷ついたり破損したりしないように周囲の外壁の保護をしましょう。

外壁の異常に合わせた補修作業を実施する

必要なものを準備し、下準備も終えたら、いよいよ外壁の異常に応じて、補修作業を行っていきます。例えば、塗料の劣化によるひび割れであれば、コーキングや新しく塗料を塗る、セメントを充填するといった補修作業の選択肢が考えられます。

外壁がどんな異常を生じており、何の補修作業が必要なのかを見極めたうえで補修作業を実施しましょう。

広告

外壁修理を依頼する前に「良くない業者」の特徴を知り「良い業者」を選ぼう

良い業者を選ぶには、「良くない業者」を知るところから始めましょう。良くない業者の特徴を知っておくと、最低限のトラブルを避けられます。

・アフターフォローが良くない
・見積もり内容への質問に対して的確な回答が得られない
・契約を急かしてくる

これらの中で1つでも当てはまる業者であれば、外壁修理を依頼するのは避けるようにしてください。

アフターフォローが良くない

良くない業者の大きな特徴として、アフターフォローが良くない点があります。外壁修理をした後、トラブルがあってもアフターフォローを充実させてしまうと、不利益を被る可能性があるからです。

良い業者は、外壁修理の目的を「お客様が満足すること」に置いています。利益を優先した外壁修理を行っていないため、トラブルへの対策もしっかりしています。

見積もり内容への質問に対して的確な回答が得られない

良くない業者の場合、見積もり内容について質問しても、誤魔化したり的を得ない回答をしたりすることが多いです。

良くない業者は、一般人よりも知識があっても、良い業者と比べると、正確で質の高い知識を持っていない業者も多いです。109

「今契約すればキャンペーン対象です」など契約を急かしてくる

相場よりも高い価格を提示してくる業者は、できるだけ早く契約させようとしてきます。その方法として「キャンペーン」の利用です。
キャンペーンと聞けば、「お得になるかも」と考えるでしょう。良くない業者は、その心理を悪用し、契約を早めようとします。

知識がないことを理解したうえで、早く契約するよう迫られることがあるので、注意しましょう。

外壁修理を業者に依頼する場合の費用相場

外壁修理を自分ではなく、業者に依頼しようと考えている方が気になるのは「費用」でしょう。外壁修理の費用相場は、外壁の状態や規模、業者によって大きく変わってきます。そのため、一般的な外壁修理の費用相場をご紹介していきます。業者が決まっていれば、見積もりを聞いた方が早いですが、良くない業者に騙されないようにするためにも、外壁修理の費用相場を知っておきましょう。

外壁の状態ごとの費用相場

外壁の状態による費用相場は以下の通りです。

・はがれ…2,000～7,000円/㎡
・ひび割れ…1,700～2,500円/㎡
・コーキング…700～1,200円/㎡
・指に粉がつく現象…1,700～2,500円/㎡
・高圧洗浄や養生等…500円/㎡

これらに加えて、異常が生じている箇所の高さによって「足場代1000円/㎡前後」が加わる場合もあります。

外壁材ごとの費用相場

外壁材の張り替えが必要な場合の費用相場を下記にご紹介します。

・タイル…1,000～2,000円/㎡
・モルタル…5,000～7,000円/㎡
・サイディングボード…4,000～10,000円／㎡

業者によっても、外壁材の張り替えにかかる費用は異なります。詳細が知りたい方は、気になる業者に直接訪ねてみると良いです。

塗料ごとの費用相場

広告

塗料ごとの費用相場は以下の通りです。

・アクリル系塗料 1,000円円/㎡前後
・フッ素系塗料 4,000円/㎡前後
・シリコン系塗料 3,000円/㎡前後
・ウレタン系塗料 2,000円/㎡前後

それぞれの塗料でも、配合されている成分の差や質によっての費用の変動もあります。費用の詳細が気になる方は、依頼する業者に尋ねてみましょう。

おすすめの外壁修理業者はこちら！

外壁塗装プランナー

日本全国対応している外壁塗装業者です。雨風に強い塗装にしたい、好きな色の塗装をしたい、予算以内に収めたいなどお客様のニーズに応えたサービスを提供。個人法人関係なく受付しています。受付専門の電話対応スタッフが常駐しており、24時間365日対応可能。作業員の都合次第では当日に作業することもできます。料金は1㎡あたりの設定なので分かりやすく、明朗会計を心がけています。見積もり後に追加料金が発生することは一切ありません。見積もりや事前調査はすべて無料で行っています。施工後には5年間の保証もついています。

屋根修理の費用相場を参考に検討しよう

屋根修理は、以上のような費用相場になっています。使われる外壁材や塗料、補修が必要な面積などによってかかる費用は高くなります。
自分で行える補修作業を行うことで、かかる費用を抑えられるため検討してみてください。また、費用を一度で支払えなくても、リフォームローンなどの利用ができるため、支払い方法の検討も併せて行うことをおすすめします。

外壁・屋根修理に関連する記事