【屋根修理】雨樋修理の相場価格は？費用を安く抑えるコツや業者の選び方を紹介

日本の住宅のほぼ全てに取り付けられていますが、普段は目立たない存在の雨樋。しかし、雨樋には雨水から建物を守り、腐食することを避けるという重要な役割があります。雨樋が破損すると建物の外壁が傷んでしまったり、雨漏りしてしまったりとトラブルの原因にも繋がるのです。雨樋が壊れているかもしれない、と思ったら早めの対応が必要です。放置してしまうと雨樋全体の交換になる場合もあり、工事費用も高くなってしまうかもしれません。今回は、雨樋修理の相場価格や費用を安く抑えるコツ、業者の選び方について詳しく解説していきます。

雨樋修理の費用相場

築年数が古く、雨樋が壊れてしまっていたり、劣化してしまったりしている家は比較的よく見られます。雨樋は外に晒されているため、壊れやすい部分であると言えます。では、雨樋の掃除や修理にはどのような作業を行うのか、また費用や期間はどのくらいかかるのか気になるところですよね。詳しく見ていきましょう。

雨樋の掃除

雨樋掃除とは脚立やはしごで雨樋の高さまで上がり、瓦の欠けや落ち葉、コケや泥など詰まっているものを全て取り除ききれいにする作業です。1階であれば、自分でできる気がしてしまいますが危険な作業になるので、業者へ依頼することをおすすめします。業者に依頼すると費用は3000円～3万円程度となるようです。また、期間は30分～半日程度と比較的短時間で終わることが多いでしょう。

雨樋の部分修理

雨樋の一部にひびが入ったり、破損したりした場合は部分的に修理が必要となります。応急処置として一時的にコーキング剤や防水テープで補強することもありますが、最終的には雨樋の一部を交換します。この場合の費用の相場は、1～3万円程度でとなるようです。また、期間は数時間～1日程度となっています。

雨樋の全体的な修理

雨樋が全体的に劣化をしている場合は、全体を交換する必要があります。この場合は、部品代とは別に足場代もかかってくるので費用相場も高くなるでしょう。全体的な交換の場合の費用相場は15～70万円程度となっています。工事期間は1～3日程度です。

雨樋の塗装

雨樋の外観が色あせたり、小さな傷が気になったりするようであれば、塗装工事がおすすめです。ただし、雨樋の破損は塗装では治せません。あくまでも、美観を保つための手段と言えます。塗装工事の費用相場は5～10万円程度となっています。工事期間は1～2日程度です。

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費用を安く抑えるコツ

雨樋の修理ならDIYでできるのではないかと考える人もいるかもしれません。応急処置くらいならできるかもしれませんが、危険も伴うためおすすめできません。しかし、業者に依頼すると高額な費用がかかってしまう場合もあります。そこで、業者に頼む場合でも費用をできるだけ安く抑えるコツをご紹介します。

早めに依頼する

雨樋の破損箇所をそのまま放置しておくと、劣化症状が悪化し、全体の修理になってしまう場合があります。最初は雨樋の一部のひび割れだけだったのに、そのままにしておくことで折れてしまうことなどが考えられます。部分的な修理であれば足場を組む必要もありません。費用を安く抑えたいのであれば、症状が悪化する前に業者に修理を依頼するようにしましょう。

複数社の見積もりを比較する

雨樋の修理にかかる費用は業者によって大きく異なります。そのため1社で決めてしまうのではなく、複数社に見積もりを依頼して比較することが大切と言えるでしょう。交換する雨樋や人件費、機材の運搬費などにより費用総額が変わってきます。Web上で見積もりできるサービスもあるので積極的に利用し、比較検討してみてください。

火災保険を利用する

台風や大雨などの災害によって雨樋が壊れることも多いです。そのような場合には、火災保険を利用して修理費用を安く抑えることができます。災害によって破損した部分の写真を撮り、保険会社に認められれば保険料が支給される仕組みです。火災保険は何度利用しても保険料は上がらないので、災害によって雨樋が破損した場合は、積極的に利用すると良いでしょう。

業者の選び方

雨樋修理をしようと思っても屋根修理業者や外壁修理業者など様々な業者が存在するので、どこの業者に頼めばいいのか悩んでしまう人も多いのではないでしょうか。また、雨樋修理を満足いく形で行ってほしい場合は、どのような基準で選べば良いのでしょうか。業者を選ぶポイントについて詳しくみていきましょう。

雨樋修理の専門業者に依頼する

雨樋の修理や補修はどのような業者に頼むのが良いのでしょうか。屋根業者や外壁業者が思いつくかもしれませんが、実は雨樋修理はメインの仕事ではありません。雨樋の修理のみの依頼なら「雨樋修理専門店」に施工してもらうと良いでしょう。数は多くはありませんが、安くて質が良い修理を期待できます。

経験が豊富な業者に依頼する

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雨樋修理の経験が豊富な業者であれば、工事の失敗が少なく安心です。雨樋修理を日頃実施していない業者だと、工具や部品は契約後に発注することになり、余計な出費も増えます。雨樋の修理経験があれば、このようなことも防げますし、施工もスムーズに行えることでしょう。これまでの施工実績も確認した上で業者を選ぶようにしましょう。

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雨樋はしっかり修理しよう

今回は雨樋の費用相場や工事費用を安く抑えるコツ、業者の選び方をご紹介しました。目立たないので、つい見落としがちな雨樋の破損を放置しておくと全体を交換することにもなりかねないので注意が必要です。また業者に修理工事を依頼する際は複数社の見積もりをとって、一番信頼できる業者を選びましょう。

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