家の外壁塗装の色選び｜人気な色や失敗しない色を紹介！

「家の外壁塗装を検討しているがどうやって色を選べばいいかわからない」「イメージと違った失敗をしたくない」とお悩みの方も多いのではないでしょうか。
そこで本記事では家の外壁塗装の色選びについて解説をしていきます。
外壁塗装は、どんな色を使用するかで家の印象を大きく左右します。色見本だけで色を決めてしまい、思っていたイメージと違った！業者とのミスコミュニケーションで理想の色にならなかった！などといった失敗エピソードもよく目にします。失敗したくない外壁塗装、理想のイメージを形にするため、本記事では、最近の人気色や、よくある外壁塗装の失敗例も載せています。ぜひ本記事を参考にしていただき、失敗のない色選びをしてみてくださいね。

外壁塗装で人気の4色

人気の外壁塗装は何色かご存知ですか？
たくさんの塗料から色を選ぶとなると、途方もない選択肢ですが、傾向を知った上で色を絞ることができれば、失敗のない色選びができますよ。
また、今回ご紹介するベーシックな人気色と、アクセントカラーを組み合わせることにより、まとまったバランスのいいおしゃれな雰囲気を印象つくれます。また、こういった最近の傾向を知ることで、外壁塗装のイメージが湧き、理想の方向性が固まりやすくなります。
それでは、まずは最近の人気色からチェックしていきましょう。

ベージュ

ベージュの外壁は、何色とでも相性が良いのが特長です。
玄関のドア、屋根との相性や周囲の家との調和など、あまり考えなくてもバランスが取れ、おしゃれになると人気です。
また、色褪せや汚れが目立ちにくい機能的な面からもメリットが多い色です。
ベージュは、白に暖色が入った色なので、温かみや、優しい印象を作ることができます。

ホワイト

ホワイトの外壁は、なんといっても清潔感ある印象を作りたい人に人気です。白は清潔感、高級感、明るさのある色で、どんな色とも合わせやすいことが利点です。
汚れが目立つと、ホワイトの外壁を避ける人もいますが、最近では、汚れにくい塗装料があるので、外壁をきれいに白く保つことが可能になってきました。
風水的にも白は、幸せな家庭、仕事が充実すると言われています。こういった観点からもホワイトを検討してみてはいかがでしょうか。

ブラウン

ブラウンの外壁は、落ち着いたぬくもりのある印象が特長です。
風水的にもブラウンは、安定や堅実を意味し、落ち着きのある生活を期待できると言われています。
また、汚れが目立ちにくいという機能面からも人気の色です。
ただ、注意点としては「実際塗装したらイメージと違った！」となる人が多いのもブラウンの外壁です。理由としては、一口にブラウンといっても、淡い茶色だと温かみのある印象に、濃い茶色だとモードな印象になります。ブラウンを選ぶ際は、なるべく大きいカラーサンプルを作ってもらい、色を確かめるとイメージに近づけることができますよ。

グレー

グレーの外壁は、汚れが目立ちにくく、モダンな印象になると人気です。
ホワイトと同様に周りと調和が取りやすく、使いやすい色です。それに加え、汚れが目立ちにくいという機能面を持ち合わせているため、外壁塗装の中では実は、定番色なのです。
グレーは、シンプルでモダンなイメージや、かっこいい大人の印象を作ることができます。

色選び3つのヒント

外壁塗装は迷いだすと終わりの見えない迷路のようです。ぜひ失敗のない色選びができるように、ヒントを3つご紹介します。理想のイメージを考える上で、このヒントを知っていると色決定で迷いづらく、スムーズに進められます。
好きな「色」で選ぶのではなく、どういうイメージにしたいのか、どういう風に見せたいのかを固め、失敗のない色選びをしていきましょう。

色が与える印象を知っておく

色には、それぞれ人に与える印象があることをご存知ですか？この「色が持つ印象」を知っておくことで、自分の理想を形にすることができ、失敗しづらくなります。まずは色の持つイメージを知っておきましょう。
一般的に色彩心理学ではこのように色のイメージが定められています。

理想のイメージを言語化する

色選びの際、理想のイメージを言語化しておくことはとても重要です。なぜかというと、同じ茶色でも落ち着いた雰囲気にしたいか、モードな雰囲気にしたいかで、選ぶべき色のトーンが変わるからです。また、たくさんの色見本を見ていると、だんだん迷いが出てきてしまって時間を浪費したり、イメージとは違った色を選んでしまったりする可能性があるからです。
まずは 自分の理想を書き出してみましょう。 もし、まだ何のイメージもない場合は、上記の「色が与える印象」からピンとくるキーワードをピックアップしてみてください。
逆に避けたい印象もまとめておくと失敗を避けられますよ。ある程度キーワードが絞れてきたら、 Google検索やPinterestなどの画像検索を使ってみるのもおすすめ です。

色を組み合わせる

何色を選ぶかと同じくらい重要なのが、配色構成と言われる色の組み合わせです。この配色構成（ベース、アソート、アクセントカラー）を意識することで家をバランスよく、きれいに見せることができます。
ベースカラー は 70%ほど 、配色の構成の中で最も広い面積を占める色で、外壁全体のイメージを担います。
アソートカラー は 25%ほど 、屋根やバルコニーなど、またバイカラーで壁を塗り分けする際に、ベースカラーを補う役割で使います。
アクセントカラー は必ず必要なわけではないですが、テラスやドアなど、 5%ほど ワンポイント入れることで家全体を引き締めるような役割をしてくれます。
同じ色を使用しても、配色によって印象を変えることもできます。

色決めの3ステップ

ここまで読んで外壁イメージや理想の色は絞れてきましたか？ここからは実際に色を決めていきます。ステップは3ステップです。この時一番注意するべきは、色見本だけで色を決めないことです。色には「面積効果」といって、面積によって同じ色でも見え方が異なって見える効果があります。そのため、小さい色見本やカタログだけで色決定せず、実際の壁に塗るとどういう印象になるのかイメージしながら進めるのが失敗のない外壁塗装のコツです。それでは解説していきます。

色見本から色を選ぶ

まずは色見本から使いたい色をピックアップし、気になる色が複数色ある場合はどんどん施工業者に伝えてください。
下記のような観点でも色のバランスを考えて絞っていきましょう。
・玄関や屋根との相性で選ぶ
・近隣や周りの環境との調和で選ぶ
・ツヤの有無を選ぶ
・汚れや熱に強い外壁塗装から選ぶ
また、カタログの標準色は選ぶ人が多いため、過去の実例が多く、失敗が起きにくいです。
イメージに迷いがある場合は、標準色から選ぶのもおすすめです。

カラーシミュレーションで仕上がり確認する

色がある程度絞れたら、カラーシミュレーションを使って家全体のイメージを確認します。現在は無料で、外装材メーカーや、塗料メーカーのホームページから「カラーシミュレーション」を作れるようになっています。こういったサービスを利用して、ご自身のパソコンやタブレットから作ることもできますし、業者によっては、カラーシミュレーションを依頼できることもあるので、確認してみましょう。

大きい色サンプルを使用して確認する

色が決まったら、なるべく大きい色サンプル（小さくてもA4以上）を用意してもらい、それを確認してから最終決定します。
自然光と室内灯では見え方が違うので、なるべく外で確認します。また、朝昼晩と時間によっても見え方が異なるので、時間ごとに外で確認することができれば、イメージと違った、という失敗はほぼ防げます。
念のため、サンプルを準備してもらう時に、少し濃い色と薄い色のサンプルもあると色を決めやすくなります。

よくある外壁塗装の失敗例

最後に、よくある失敗例をご紹介します。
一般的に外壁塗装は、雨風や紫外線などから外壁を守るために行います。しかし、せっかく塗り直すならと、イメージチェンジを図って色を大きく変える場合があり、そういった、異なったイメージにおいての色選びによる失敗が多いです。つまり、従来と大きく色を変える際に失敗が起きやすいのです。どういった事例があるのか見ていきましょう。

できあがりの色がイメージと違う

一番多い失敗は、できあがりが理想のイメージと違うことです。原因はいくつかありますが、業者との認識の違いや、選んだ色が思っていたよりも違った発色をしてしまった、などです。
この記事の「色選び3つのヒント」と「色決めの3ステップ」を参考にしていただくと、こういった失敗は最小限に抑えられます。ぜひ参考にしてください。

汚れが目立つ

外壁塗装をする際、今までとは違った色、鮮やかな色にしたい、という方が少なくありません。家のイメージチェンジを図ったつもりが、意外と汚れが目立ってしまい、きれいな色が長続きしなかったという事例も多い失敗です。
外壁につく汚れは、砂や土、ホコリ、カビ、鳥の糞などです。
これらの汚れの色は、白と黒の中間色なので、はっきりした白や黒、純色カラーの外壁では目立ちやすくなります。
汚れにくい色を選ぶならグレーなどの中間色を選びましょう。

周りの色と調和しない

外壁単体で見るとイメージ通りのきれいな色でも、実際に施工が終わると、玄関のドアや屋根と調和が取れていない、という失敗例も多くあります。
外壁の色を選ぶ際は、玄関やドア、屋根との相性をしっかりイメージしておくことが大切です。また、近隣の家と明らかに違う色だと、悪目立ちすることもあります。前もってチェックしておきましょう。

外壁塗装プランナー

日本全国対応している外壁塗装業者です。雨風に強い塗装にしたい、好きな色の塗装をしたい、予算以内に収めたいなどお客様のニーズに応えたサービスを提供。個人法人関係なく受付しています。受付専門の電話対応スタッフが常駐しており、24時間365日対応可能。作業員の都合次第では当日に作業することもできます。料金は1㎡あたりの設定なので分かりやすく、明朗会計を心がけています。見積もり後に追加料金が発生することは一切ありません。見積もりや事前調査はすべて無料で行っています。施工後には5年間の保証もついています。

まとめ

ここまで外壁塗装における失敗しない色選びについて解説してきました。
外壁の色選びは完成後のイメージをするのが難しいので、「どうやって色を選べばいいかわからない」「失敗をしたくない」と悩まれる方も多いと思います。
ぜひその際は、本記事の「色選びの3つのヒント」と「色決めの3ステップ」を読んでいただき、色選びのポイントを知っておくだけでも色選びがスムーズに進みますので、ぜひ参考にしてみて下さい。

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