ガボン共和国は、アフリカ大陸の中部にある国家です。西はギニア湾に面しています。1885年にフランスに占領されてから「フランス領赤道アフリカ」の一部でしたが、1960年に独立を果たしました。ちなみに「生命への畏敬」で有名なドイツ人のアルベルト・シュヴァイツァーは、1910年頃にガボンの都市ランバレネで医療活動に従事しています。首都はリーブルヴィルで、人口は73万人ほど(2013年)です。ガボンの国民の半数近くが首都に集まっていて、ガボンの中心地として栄えています。公用語はフランス語ですが、地元の民族であるファン人が使うファン語なども話されています。 ガボンには多くの自然が残っていて、森林にはゴリラやゾウなどが多く生息しています。ガボン中央部にあるほとんどが熱帯雨林の「ロペ国立公園」は、2007年に世界遺産に登録されています。
ガボン - ツアー・旅行
赤道直下に位置するガボン共和国は、隣国の赤道ギニアと並んで、産油国としても知られています。そのため、首都リーブルヴィルは経済が非常に発達しており、国民の生活水準はアフリカ大陸の中でもかなり高いといわれています。数あるアフリカ諸国の中でもガボンは先進国的な存在で、出稼ぎ労働者が多く集まる地域になっています。一方、国土80%以上が手付かずのままの森林地帯で、大自然の宝庫でもあります。 今回は、そんな二面性を持つガボン共和国について様々な情報をお届けします。日本人にとってあまり馴染みがなく、刺激的な旅先を探している方は、この記事を参考にガボン共和国への旅行を計画してみてはいかがでしょうか?
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