富士山のふもとにある「ぐりんぱ」は、富士急ハイランドで有名な「富士急グループ」のテーマパークです。乳幼児から大人まで幅広い年齢に対応しており、愛犬の入園も可能。子供や愛犬と一緒にお出かけしたい家族にぴったりの場所です。親子で体を動かして遊べるアスレチックが豊富なのが特長で、園内ではシルバニアファミリーやウルトラマンなど子供たちが大好きなキャラクターにも出会えます。
季節によって一面の花畑観賞や雪遊び・そり遊びができ、行くたびに違った面白さに出会えるはず。近くには同じ富士急グループのキャンプ場やゲレンデもあるので、併せて楽しむこともできます。今回は、子連れや愛犬と一緒の旅行におすすめしたい静岡県の遊園地、「ぐりんぱ」を詳しく紹介していきます。
目次
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「ぐりんぱ」の概要&魅力
富士山2合目の遊園地
「ぐりんぱ」があるのは標高1,200mの富士山2合目。雄大な富士山を眺められるぜいたくなロケーションで、アスレチックやアトラクションで思い切り遊べるのが醍醐味なんです。山中にあるため周辺の気温より4℃〜5℃低いので真夏でも涼しく遊べ、冬には雪遊びも楽しめます。
キャンプ場やゲレンデが隣接
「ぐりんぱ」の隣には、初心者でも気軽に泊まれるキャンプ場「キャンピカ富士ぐりんぱ」と、フットゴルフ・ディスクゴルフが楽しめる「富士アクティビティパーク」があります。そして、「ぐりんぱ」から車で約7分のところにはゲレンデ「Yeti（イエティ）」もあり、ウィンタースポーツも楽しめます。この3つは同じ富士急グループであるため、複数の施設を利用したり、富士急バス乗車券とチケットをセット購入したりすることで割引や特典がつく場合もあるので確認しておきましょう。
乳幼児も安心の施設
「ぐりんぱ」は、乳幼児でも安全に楽しめるプレイルームや授乳室があり、ベビーカーの貸し出しも行っています。利用に年齢制限がない観覧車・メリーゴーラウンドなどのアトラクション、そして「天空の花畑」・「シルバニアビレッジ」など訪れるだけで楽しめる施設も豊富。日によっては子供に大人気のキャラクターショーイベントも行われています。乳幼児を初めて遊園地デビューさせたいという人におすすめの場所です。
愛犬と一緒に遊べる遊園地
「ぐりんぱ」は愛犬も一緒に遊べるのが大きな魅力です。入園料は1匹につき800円で、入園の際はリードをつけることが条件。観覧車と1周3kmのコースをカートで走る「フジヤマの風」は愛犬と一緒に乗ることができます。季節によってはドックラン「天空のドッグパーク」も開設されているため、愛犬と一緒に旅行をしたいという人もぴったりです。
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「ぐりんぱ」の見どころ：アスレチック&アトラクション
水上アスレチック「カッパ大作戦」
「カッパ大作戦」は、18種類のアスレチックのうち15種類が水上に設置されている巨大な水上アスレチック。ゆらゆら揺れるいかだを渡る「飛び飛びいかだ」、水鉄砲でカッパを撃ち抜く「的当て水鉄砲」など、陸上のアスレチックとは違ったスリルを楽しめます。各アスレチックには迂回（うかい）ルートが設けられており、年齢に合わせて遊ぶアスレチックを選べるので小さな子供でも安心して遊べるのが魅力です。
対象年齢：3歳以上（6歳以下は保護者の同伴が必要）
立体カラクリ迷路「ココドコ」
「ココドコ」は、約1,000㎡という日本最大級の床総面積を持つ立体迷路。コースは2種類あり、チェックポイントでスタンプを押しながらゴールを目指していきます。上下左右を移動するので位置を見失ってしまいやすいだけでなく、壁抜けなどのカラクリや張り巡らされたロープなどの仕掛けを攻略するのが面白いところ。
対象年齢：3歳以上（6歳以下は保護者の同伴が必要）
忍者修行アスレチック「忍びの掟」
「忍びの掟」は、2017年7月にオープンした「ぐりんぱ」の新アスレチックです。地上13m、5階建ての忍者砦をイメージした建物で、「ハットリコース」と「サルトビコース」のどちらかのコースを選び、忍者修行をしながらチェックポイントでスタンプを集めて進んでいきます。手裏剣道場や弓矢道場のほか、かくし扉を探したり、マキビシを踏まないように進んだりとさまざまな修行が用意されています。
対象年齢：3歳以上（6歳以下は保護者の同伴が必要）
ウルトラマン&怪獣がお出迎え「M78ウルトラマンパーク」
M78ウルトラマンパーク
「M78ウルトラマンパーク」は、「ぐりんぱ」内にあるウルトラマンのテーマパーク。ゴーカートができる「ウルトラマン・グランプリ」、ウルトラマンが先頭で運転するジェットコースター「ウルトラセブンコースターマッハ7」など、ウルトラマンづくしのアトラクションが楽しめます。そのほか、日本一標高が高い位置にある観覧車「みんなのかんらんしゃ」や、クラッシュ専用マシンで他の車に体当たりして遊ぶ「ダッゼムカー」といったアトラクションも。
等身大シルバニアファミリー「シルバニアビレッジ」
「シルバニアビレッジ」は、女の子に人気のドールハウスシリーズ「シルバニアファミリー」を等身大の大きさで再現した施設。内装やインテリアを忠実に再現した「緑の丘のすてきなお家」や、工作教室などイベントが開かれる「森のみんなの学校」などがあり、まるでシルバニアファミリーの世界に迷い込んだような体験ができます。また、隣接している「キャンピカ富士ぐりんぱ」では、「森の小さなお家」を再現したコテージに宿泊することも可能です。
雨の日も遊べる「キッズフジQ」
「キッズフジQ」は、授乳室やベビーコーナーがある乳幼児も安心して遊べる屋内施設です。ボールプール・プラレール・ゲームコーナーなどで遊べる「キッズひろば」や、「ティーカップ」などのアトラクションが楽しめるミニ遊園地もあります。休憩ラウンジとレストランも併設されているので、屋外のアスレチック遊びで疲れた時の休憩場所にぴったり。
「ぐりんぱ」の見どころ：季節ごとのお楽しみ
「天空の花畑」（春〜秋）
富士山の裾野に広がる一面の花畑を望めるのが「天空の花畑」です。4月下旬〜5月下旬は21万本のチューリップ、8月下旬〜10月中旬はカラフルな2万株のダリアやペントス、コスモスなどを観賞できます。開催期間は富士山周辺のご当地グルメが楽しめる屋台や、「天空の花畑」で撮影したフォトコンテストが行われることもあります。
「スケートリンク」・「雪遊び広場」（冬）
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冬季限定で登場するのが、「スケートリンク」と「雪遊び広場」。特に「雪遊び広場」には、幼児でも楽しめるそり専用ゲレンデや雪だるまなどを作って遊べるスペースがあり、雪遊びデビューの場所におすすめです。
「ぐりんぱ」での食事情報： 子供の大好物が集合
「ワイルドグリル ハングリー」
「腹ペコの狩人が集まる憩いの場」がコンセプトの「ワイルドグリル ハングリー」。調理風景がよく見えるオープンキッチンがあり、鉄板に乗せた熱々の料理が自慢です。「鉄板ハンバーグ」・「鉄板チキン」・「鉄板ウインナーカレー」などのほか、静岡県を代表するB級グルメ「富士宮焼きそば」なども味わえます。開放的なテラス席もあり、晴れた日は富士山を眺めながら食事できるのも魅力です。
「M78プラネットダイニング」
「M78ウルトラマンパーク」内にあるレストランが、「M78プラネットダイニング」。店内にはウルトラヒーローや怪獣たちがいっぱいで、子供達も飽きずに食事を楽しめる場所です。「ウルトラマンカレー」や「カネゴンオムライス」、ウルトラマンクッキーを添えた「スペシウムサンデーストロベリーソース」など、子供心をくすぐるメニューが豊富！また、大人向けに辛口のカレーやラーメンもあります。
「森のパン屋さん」
「森のパン屋さん」は、「シルバニアビレッジ」内にあるお店。等身大のミケネコ店長がお出迎えしてくれます。ウサギやネコ、リスなどシルバニアの動物たちをモチーフとしたパンが子供達に人気です。かわいい動物パンはお土産にしてもいいですね。
「ぐりんぱ」へのアクセス
車でのアクセス
・「御殿場I.C」から富士山スカイライン、もしくは南外周道を経由して約30分
・「裾野I.C」から南外周道を経由して約20分
・「新富士I.C」から十里木を経由して約30分
・「河口湖I.C」から東富士五湖道路・富士山スカイラインを経由して約60分
駐車料金は1日普通車1台につき1,000円です。連休中は裾野I.C～富士サファリパーク間が混雑するので注意が必要です。
JR・バスでのアクセス
JR「御殿場駅」・「三島駅」・「富士駅」・「富士宮駅」から路線バスを運行しており、ぐりんぱワンデークーポンと往復バス乗車券をセットで購入できます。予約不要で、各駅のバスきっぷ売り場で買うことができます。また、夏休みなど時期によっては首都圏から「ぐりんぱ」までのバスツアーが出ている場合もあります。
「ぐりんぱ」の周辺観光情報
「富士アクティビティパーク」
「富士アクティビティパーク」は、ゴルフボールの代わりにサッカーボールを使う新しいスポーツ「フットゴルフ」と、ゴルフボールの代わりにフライングディスクを使う「ディスクゴルフ」ができる施設。小さな子供でも気軽に楽しめるスポーツです。
富士アクティビティパーク
- 静岡県裾野市須山字藤原2428
- 055-998-1122
- 9時〜17時（最終受付16時）
「キャンピカ富士ぐりんぱ」
「キャンピカ富士ぐりんぱ」は、テントサイト、コテージ、シルバニアファミリー実物大コテージなど、さまざまな宿泊形態が選べるキャンプ場。電源付きのテントサイトやしっかり衛生管理されたトイレ&シャワーなどもあるため、キャンプ初心者でも安心して利用できます。
