【リースバック】家を担保にお金を借りる際のメリット・デメリットを解説

急にまとまったお金が必要になったとき、家を担保にお金を借りるという手段があります。不動産は多くの方にとって最も大きな財産です。不動産を担保にすればまとまったお金を借りることができるでしょう。しかし、どんな家でも無条件に金を借りることはできません。また、家を担保にして借金をして返せなくなれば、家を取られてしまうこともあります。このまとめでは、家を担保にお金を借りる場合のメリット・デメリットを解説します。家を担保にする場合は、メリットだけでなくデメリットもしっかりしておくことが重要です。ぜひ、参考にしてください。

家を担保にお金を借りる方法とは？

はじめに、家を担保にお金を借りる方法とはどのようなものか、を紹介します。通常、お金を借りる方法としてはノー担保のローンが一般的です。しかし、ノー担保では、借りられるお金に限度があります。家を担保にする場合、ノー担保でローンを組むよりずっと多くのお金を借りることもできます。ここでは、家を担保にローンを組むのにおすすめのケースなども紹介します。

不動産担保ローン

家を担保にお金を借りる商品は「不動産担保ローン」と呼ばれています。大手の銀行なども行っており、ノー担保のローンと同じように審査を受けて合格すれば融資を受けることができます。不動産担保ローンは個人向けと業者向けの商品があり、数百万円～最大1億円近いお金を借りることができます。また、金利は10％以下で、場合によっては5％以下のところも珍しくありません。

住宅でなくても融資は可能

家を担保にお金を借りるというと、住宅でないと担保にならないというイメージがあります。しかし、担保にするのは「不動産」なので、家である必要はありません。田畑でも、会社の土地でも大丈夫です。ただし、資産価値がある土地でないと担保になりません。例えば、1坪1,000円程度の原野を担保に土地を貸してほしいと申し出ても無理なこともあります。

住宅ローンを抱えていても大丈夫

住宅を担保にお金を借りる場合、住宅ローンが心配という方もいるでしょう。住宅ローンを抱えていても住宅を担保にお金を借りることはできます。ただし、住宅ローンを抱えていない物件に比べると、融資額が低かったり返済期間が短かったりするので、融資の担当者とよく相談をすることが重要です。また、額によっては審査にとおらないこともあります。

家を担保にお金を借りるメリット

では、家を担保にお金を借りるメリットにはどのようなものがあるのでしょうか？ここでは、代表的な3つを紹介します。家を担保にお金を借りたほうがノー担保でお金を借りるより複数のメリットがあります。特に、まとまったお金を借りたいときはメリットが大きいでしょう。特に、自営業者の場合は事業を大きくしたいときにおすすめです。

まとまったお金を借りられる

ノー担保でローンを組む場合、融資してもらえるのは最大で数百万円です。この金額でもできることはいろいろありますが、事業の拡大など数千万円規模のお金が必要なこともあるでしょう。ノー担保で数千万円のお金を貸してくれる金融機関はなかなかありません。日本では不動産はとても大きな資産ですから、価値の高い土地を担保にすれば、1億円近い融資を受けることもできます。

金利が低い

ノー担保でローンを組むと最大で年利30％近い金利を取られます。金利が高くなるほど返済の総額も増えるため、高額な融資を受けるのをためらっている方もいるでしょう。不動産を担保とした場合、2～5％くらいの金利で融資を受けられます。これならば、金利の負担も少なく余裕を持って返済できるでしょう。特に、高額の融資を希望する場合低金利は魅力的です。

融資された資金の使い道が広い

融資の種類によっては、資金の使い道に一定の制限があります。たとえば、住宅ローンは住宅の購入にしか使えません。また、教育ローンは教育費にのみ使えます。不動産担保ローンはフリーローンに近く、事業資金などさまざまな用途に使えます。また、教育・事業など複数の用途に使い分けることもできるので、別々にローンを組むよりお得です。

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不動産担保ローンのデメリット

不動産を担保としたローンにはデメリットもあります。ここでは、不動産を担保としたローンのデメリットを3つ紹介します。不動産を担保としたローンを利用したいと思う場合、メリットだけでなくデメリットもしっかりと把握して起きましょう。必要な金額が100万円～300万円くらいのケースでは、ノー担保ローンの方がおすすめのこともあります。

返済が滞った場合は家を取られる

担保というのは、返済が滞った場合にお金の代わりに差し出すものです。ですから、不動産を担保としてローンを組み、返済が滞った場合は家を取られてしまいます。住む家がなくなると困ることになる方も多いでしょう。家以外の不動産を担保にした場合も、取り上げられる痛手は大きいはずです。融資される金額が大きいほど、返済が滞るリスクも上がります。

融資が完了するまでに時間がかかる

不動産を担保にしたローンを組む場合、審査に時間がかかることがあります。ノー担保ローンのように即日審査、即日融資という訳にはいきません。時間に余裕がない場合「審査を舞っている時間がない」というケースもあるでしょう。特に、高額な融資を申し込んだ場合は審査に時間がかかるので、「明日大金が必要」という場合は別の方法がおすすめです。

不動産の価値に融資額が左右される

不動産の価値は場所によって大きく異なります。東京や大阪の駅前と地方の山林では同じ広さなら価値が3倍近く違うことも珍しくありません。ですから、担保にできる土地の場所や広さによって、融資可能な額が異なります。また、前述したように値段がほとんどつかない土地は担保として使えないこともあります。融資が受けられても希望する額は不可というリスクもあります。

リースバックも選択肢に入れてみよう

不動産を元手にまとまったお金を手に入れたい場合、リースバックという方法もあります。ここでは、リースバックの概要やメリット、不動産担保ローンとの違いを紹介します。不動産を担保としたローンに比べて、どのような点が優れているのでしょうか？不動産を担保としたローンを組もうかと考えて居る方は、参考にしてみてください。

リースバックの概要

リースバックとは、家を売却して売却先と賃貸契約を結び、賃貸物件として住み続けることです。まとまったお金が手に入れられるうえ、住み慣れた家を手放さずに済みます。しかも、売却ですので返済の義務はありません。住宅ローンが残っていても条件をクリアすれば売却することができます。「返済が不可になるリスクを抑えたい」という人向けです。

リースバックのメリット

リースバックのメリットは、自宅を売却してまとまったお金が手に入れられるうえ、住み慣れた家にそのまま住み続けることができることです。また、固定資産税などの維持費もかからなくなります。まとまったお金を手にしたいという方はもちろんのこと、家を受け継ぐ人もいないので、元気なうちに資産を整理したいという方にもおすすめです。

リースバックのデメリット

リースバックは住宅でないと利用できません。たとえば、駐車場をリースバックすることはできないので、注意しましょう。また、リースバックは買い手がいなければ成立しません。東京や大阪などの都市部では比較的簡単に買い手が見つかりやすいのですが、地方で交通の便が良くない場所に建つ家屋の場合、買い手出るまで時間がかかることもあります。

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笑吉不動産

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不動産担保ローンはメリット・デメリットを把握して利用しよう

不動産を担保としたローンはメリットとデメリットがあります。ノー担保のローンよりも多くのお金を融資してもらえるメリットがある一方、返済が滞ると家を取られてしまうリスクがあります。できるだけリスクを少なくまとまったお金を手にしたい場合は、リースバックも選択肢に入れてみましょう。条件によってはリースバックの方がリスクが少ないこともあります。

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