【リースバック】終活で持ち家はどうする？不動産の整理方法について解説

今、終活をする際に不動産を整理しようと考える方が増えています。不動産は財産ですが、保持し続けるには固定資産税をはじめとする一定の費用がかかり続けます。特に、子どもが別所で住居を構えている場合、「不動産を所持し続けるより、現金にしたほうがいい」というケースもあるでしょう。不動産の整理というと売却が真っ先にイメージされますが、今では不動産を売却しても自分の家に住み続けられるリースバックという制度もあります。このまとめでは、終活の際に持ち家をはじめとする不動産を整理する方法を紹介します。不動産の処分を考えている方は、ぜひ参考にしてください。

終活で不動産を整理するメリット

はじめに、終活で不動産を処分するメリットについて解説します。不動産は、長い間「財産」とみなされてきました。それは今でも変わっていません。しかし、現在では保有している不動産の種類によっては「持っていと財産どころか負債となる」という可能性もあります。ここでは、整理した方がよい不動産の特徴についても紹介しましょう。

余計な費用がかからない

不動産を所有していると、固定資産税をはじめとする費用がかかります。終活をする年齢になるとすでに退職済みの方も多く、不動産の維持費の捻出に苦労するケースも珍しくありません。不動産を手放せば、余計な費用はかからなくなります。特に、子どもが独立して自分の持ち家を持っている場合、不動産を整理した方がメリットは大きいでしょう。

相続が楽

不動産の場合、相続のときにもめる可能性があります。特に、相続人が複数いる場合意見が割れると何年も相続が完了しないこともあるでしょう。現金ならば、分割も楽です。また、不動産は相続する際に名義の変更などの手間もあります。相続人が遠方に住んでいる場合、手続きが大変になることもあるでしょう。不動産を整理すれば、そのような手間もかからなくなります。

まとまった現金が手元に残る

年を取ると、施設への入所や入院などで思わぬ出費が嵩むことが珍しくありません。老後のためにと一定の貯金をしている場合でも、さらにまとまった現金があればより安心できます。また、施設の入所や入院する際に不動産を処分するより、心身共に余裕があるときに不動産を整理した方が、納得いく金額で売買もできるでしょう。選択肢も豊富です。

終活で不動産を整理する方法

では、終活で不動産を整理するにはどのような方法があるのでしょうか？ここでは、その一例を紹介します。不動産を整理する方法は、売却だけではありません。「不動産を管理する手間を省きたいが、手放すのは嫌という人向けの方法もあります。不動産の整理方法に悩んでいる方は、参考にしてください。複数の方法を比較して見るのもおすすめです。

売却する

不動産を整理するもっともポピュラーな方法です。売却すれば、所有権を失いますがまとまった金額が手に入ります。東京や大阪などの都市部の不動産ならば、すぐに買手がつくでしょう。ただし、地方の土地であったり都市部であって条件が悪かったりすれば、なかなか買手がつかない可能性があるというリスクもあります。また、思ったような値段で売れないリスクもあります。

賃貸に出す

施設や高齢者向けマンションに移り住む場合、今まで住んでいた家を賃貸に出すことで不動産を整理できます。家賃収入があれば固定資産税などの維持費も出ます。また、人に住んでもらうことで家を良い状態で維持してもらえるでしょう。その一方で、「借り手がつかない」「退去してほしいときに退去してもらえない」というリスクもあります。

リースバックを利用する

リースバックとは、家を売却して売却相手と賃貸契約を結び、そのまま家賃を払って住み続けるシステムのことです。所有権を手放すので、固定資産税などの維持費を払う必要はなくなります。その一方で、引っ越しの必要もなく住み慣れた家に住むことが可能です。まとまった資金も手に入るので、不動産整理の方法として選択する人が増えています。

不動産を整理する方法の選び方

ここでは、不動産を整理するときの方法の選び方について解説します。不動産の整理方法は、将来的に不動産をどうしたいのかによって最適な手段が異なります。このまとめを参考にするのはもちろんのこと、家族や不動産業者ともよく相談して選んでください。終活の際に行えば、余裕があるため、じっくりと時間をかけて選ぶことができるでしょう。

不動産を処分したいなら売却

管理しきれない不動産を整理したいならば、売却がおすすめです。所有権はなくなりますが固定資産税などの固定費負担がなくなり、まとまった金額が手に入ります。なお、不動産を売却するとその利益に対して税金がかかりますが、自宅を売却する場合は軽減税率が適応されるので、売却する不動産の種類によってはお得です。税理士などにも相談して売却の計画をすすめるのがおすすめです。

収入を増やして維持費を賄いたいなら賃貸

土地を手放したくはないが維持費を支払うのが厳しい場合は、土地を貸して賃料を取る方法があります。住宅や農地などは賃貸に出しやすいので、不動産業者と相談してみましょう。特に、都市部で交通の便の良い場所に建つ家は、古くても借り手がつく場合があります。また、農地も耕作をしたい方がいれば貸し出すことができるでしょう。

複数の選択肢を残しておきたい場合はリースバック

まとまった現金を手にしたいが、自宅に住み続けたいという方や、相続人が望めば家を買い戻したいという場合は、リースバックがおすすめです。リースバックは、住宅を売却した後で、購入者と賃貸契約を結んで家賃を払いながら住み続ける制度ですが、契約内容によっては家を買い戻すこともできます。複数の選択肢を相続人に残しておきたい場合におすすめです。

不動産の整理の方法を相談をできるところ

最後に、不動産の整理の方法を相談できる場所を紹介します。不動産の整理には、一定の知識が必要です。不用意に整理をすると余計な税金がかかるなど、後悔することもあるでしょう。また、自分のライフスタイルに合わせた不動産整理の方法を知りたいという方にとっても、相談はとても有意義です。今は無料相談なども行っているところもあります。

税理士

不動産を売却して利益が出た場合、税金が課せられます。額によっては利益がすべてなくなってしまうこともあるでしょう。「どの不動産をどのように売れば節税になるか」を知りたい場合や、「不動産を賃貸に出した場合、課せられる税金を知りたい」という場合は税理士に相談するのが最適です。今は多くの税理士事務所がホームページを開設しており、相談の予約もしやすくなっています。

不動産業者

「所有している不動産の資産価値」を知りたい場合や、「不動産を売却したり賃貸に出したりしたい」場合の相談は不動産業者が最適です。税理士同様、今は多くの不動産業者がホームページを開設しており、相談できる内容や予約方法などが簡単に分かります。可能ならば複数の不動産業者に相談すれば、大まかな土地の相場なども分かりやすいでしょう。

リースバックを取り扱っている不動産業者

今は、リースバックを取り扱っている不動産業者が急速に増えています。それだけリースバックの需要が増しているのでしょう。リースバックを考えている方は、リースバックの実績が多い不動産業者に一度相談してみてください。リースバックにも複数の種類があり、条件も異なります。よく知らないまま契約すると、トラブルになることもあるため、しっかりと相談することが大切です。

リースバック業者選びに迷っている方におすすめはこちら！

ピタットハウス 北浜店

https://www.pitat.com

全国に650店舗を展開する総合不動産ショップ。賃貸や売却など不動産のプロならではの目線で多くの実績と厚い信頼を誇っています。そしてリースバック事業も積極的に展開しており、老後のための資金調達や相続整理、住宅ローンの負担解消など様々な事情に合わせて対応してくれます。幅広い世代に人気のあるサービスで、相談も気軽にできます。

リアルエステート

https://re-estate.co.jp

株式会社リアルエステートは、全国対応のリースバックサービスです。豊富な経験とノウハウを持つ専門家と連携し、リースバックや賃貸経営、不動産投資のサービスを提供しています。東京都中央区を拠点に、多くの事例と実績を持ちます。無料査定を実施しており、安定した収益を目指すお客様に最適なサービスを提供することをお約束します。

笑吉不動産

「住まい」や「暮らし」に関する専門的な知識と経験を持つ業者として、愛知県名古屋市守山区を拠点に売買物件や賃貸物件のサービスを提供しています。お客様のニーズに合わせた最適なサービスを提供することを目指しており、多くのお客様からの信頼を得ています。売買物件や賃貸物件の取引に関することで、安心してご相談いただける業者として、地域での実績を積み重ねています。

不動産の整理には複数の種類がある

終活の際に不動産を整理するのは、大変有意義なことです。心身共に余裕があるときに不動産を整理すれば、本人も家族も納得いく方法を選択できます。また、不動産の整理には売却以外にも賃貸やリースバックなど、複数の方法があります。どれがもっとも最適なのか、専門業者に相談しながら計画を建てていきましょう。節税にもなります。

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