金沢城をめぐる旅♡旅好き女子必見の加賀百万石のシンボル

金沢の観光事情について

金沢城のおすすめの観光シーズン・気候

金沢城の見学を含む金沢周辺の観光は、通年を通して楽しめますが、一番過ごしやすい時期は新緑が美しい6月前後です。7・8月は炎天下での観光となり、近年猛暑による熱中症の懸念もあるため避けておいたほうがベター。機構が穏やかな春先や、紅葉が楽しめる秋も観光に適したシーズンといえます。雪景色が美しい冬も観光人気が高いシーズンではありますが、防寒対策が必須です。

金沢城へのアクセス、交通情報を紹介

金沢城の観光の拠点となるのはJR金沢駅です。金沢駅からは路線バスが運行されており、兼六園下下車で金沢城公園の石川門口から入園するルートと、広坂下車で金沢城公園の玉泉院丸口から入園するルートがあります。ほか、兼六園シャトルバス「城下まち金沢周遊」を利用することも可能。タクシーを利用の場合は金沢駅から所要役10分で到着できます。駐車場設備もあるため、レンタカーや自家用車でのアクセスも可能です。

石川県のレンタカー予約料金の最安値を調べる

石川発着の高速バス料金の最安値を調べる

金沢城の開館時間・入場料

金沢城のある金沢城公園へは年中無休で入ることができ、開園時間は3月1日〜10月15日までは7:00〜18:00、10月16日〜2月末日までは8:00〜17:00までとなっています。園内一部施設は入場可能時間が異なっているためご注意を。公園への入場は無料となっていますが、菱櫓・五十間長屋・橋爪門続櫓・橋爪門は有料区域となっており、大人（18歳以上）が310円、小人（6歳〜18歳未満）は100円となっています。隣接する兼六園を一緒に観光するのであれば、「兼六園+1利用券」というお得な共通利用券を利用するのもおすすめです。

金沢城の歴史や文化を知ろう

金沢城の歴史

金沢城は、天正8年（1580年）に織田信長軍にいた佐久間盛政が、加賀一向一揆の拠点とされていた金沢御堂（かなざわみどう）に攻め入り、築城したのがはじまりと言われています。天正11年（1583年）に入ってから、加賀支配の拠点とするために、前田利家が近世城郭へと改修工事を行いました。慶長7年（1602年）の落雷によって天守は消失してしまい、その後三重櫓が建造されたものの度重なる落雷によって消失、その後は再建されることなく現在にいたります。明治2年（1869年）頃までは、加賀藩前田家14代が居住する場所として用いられていましたが、平成8年（1996年）には国の用地であった金沢城一帯を県が取得し、金沢城公園として一般公開をスタート。公園内にある石川門、鶴丸倉庫、三十間長屋が現存する建築物とされており、これらはすべて国の重要文化財として保護されています。ほか、河北門や橋爪門二などの一部建築物は、修復・復元工事が行われて現在一般公開されているものとなります。

金沢城の見所・人気スポット

金沢城ではずせない見どころのひとつに、まずその建築技術があげられます。熟練の宮大工による復元工事が行われており、釘を一本も使用しない伝統的な木造軸組工法を採用。「石垣の美術館」と称されるほど、多様なつくりが見られる石垣もじっくり観察してみるのがおすすめです。ほか国の重要文化財にも指定されている石川門や三十間長屋も必見です。四季折々の美しい景観を楽しめる玉泉院丸庭園にもぜひ足をのばしてみて。

金沢城周辺のおすすめ観光スポット

■ひがし茶屋街

最初におすすめする金沢城周辺のおすすめ観光スポットは「ひがし茶屋街」。
金沢市の東山エリアにある、古い街並が残る茶屋街で、金沢駅からは北鉄バス･西日本JRバスを利用し橋場町下車、徒歩10分ほどでアクセスできます。金沢には3つの茶屋街が現存していますが、その中でも一番規模が大きいのがこちらの「ひがし茶屋街」。一部の建物は文化館として公開されているほか、カフェとして利用されているところも多く、建物の雰囲気を感じながら一休みすることもできますよ。

■近江町市場

次におすすめする金沢城周辺のおすすめ観光スポットは「近江町市場」。
金沢駅から徒歩15分ほどでアクセスできる市場で、近江町の旬の食材の買い物を楽しむことができるとして多くの観光客が訪れるスポットです。その歴史は元禄3年（1690年）にまでさかのぼり、鮮魚から青果、精肉といった食材のほか衣類や生活用品を扱うお店など品揃えのジャンルも豊富。飲食店もあるので、食事目的で利用するのもおすすめです。

■金沢21世紀美術館

3番目におすすめする金沢城周辺のおすすめ観光スポットは「金沢21世紀美術館」。
通称「21美（にじゅういちび）」とも呼ばれる、現代美術を収蔵した美術館です。もともと小学校や幼稚園として使われていた土地に、2014年にオープンした美術館で、金沢城や兼六園からもほど近く、周辺観光におすすめのスポット。無料入場できるエリアも多く、地元住民の憩いの場としても定着しています。展示作品のなかでも特に有名なのは、レアンドロ・エルリッヒによる作品「スイミング・プール」。写真映えするスポットも多いのでぜひ訪れてみては。

■長町武家屋敷跡土塀

4番目におすすめする金沢城周辺のおすすめ観光スポットは「長町武家屋敷跡土塀」。
金沢市の中心部に位置する住宅街で、趣あふれる武家の住宅が多く残る一帯です。「ひがし茶屋街」のような華やかさは少ないものの、道の脇を走る用水や昔ながらの土塀はなかなかフォトジェニック。武家屋敷ならではの武家窓が備えられた長屋門や袋小路など、城下町の雰囲気が色濃く残されており、のんびり歩いているだけでも楽しめるスポットです。

■兼六園

4番目におすすめする金沢城周辺のおすすめ観光スポットは「兼六園」。
金沢城の外郭に配された池泉回遊式庭園で、日本三名園のひとつにも数えられている約11.7ヘクタールの日本庭園です。春は桜と梅、秋は紅葉、冬は雪吊と、季節ごとに異なる景観が楽しめるとあって、年間を通じて多くの観光客が訪れるスポットです。毎週金曜日、土曜日、祝前日は夜間開園が行われ、玉泉院丸庭園のライトアップが行われます。

金沢城周辺のおすすめグルメスポット

■井ノ弥（いのや）

最初におすすめする金沢城周辺のおすすめグルメスポットは「井ノ弥（いのや）」。
近江町市場の味が楽しめるお店で、金沢の海鮮丼発祥の店としても知られている海鮮丼の専門店です。地元大野の醤油に酒やみりんを加えて熟成させた自家製醤油をかけていただく海鮮ちらしが名物で、900円台〜3000円程度と値段もリーズナブル。ほかうなぎしらし重や穴子ちらし、海鮮巻きに、金沢ならではの金箔をあしらった丼などメニューの種類も豊富。

■自家焙煎 東出珈琲店（ヒガシデコーヒーテン）

次におすすめする金沢城周辺のおすすめグルメスポットは「自家焙煎 東出珈琲店（ヒガシデコーヒーテン）」。
近江町市場の近くにあるコーヒー店で、約20種類の自家焙煎コーヒーを味わえると評判の高いお店です。カウンターの棚にはコーヒー豆が入った瓶がずらりと並び、シックな内装で統一された店内は落ち着ける雰囲気。こだわりのコーヒーを味わえるほか、手作りのスイーツとしてプリンやコーヒーゼリー、スフレチーズなどのデザートが期間限定で登場します。コーヒーとぜひ一緒に味わってみてはいかがでしょうか？

■ジャルダン ポール・ボキューズ

次におすすめする金沢城周辺のおすすめグルメスポットは「ジャルダン ポール・ボキューズ」。
フランス・リヨンにある世界最高峰のレストランの日本本店となるお店。レストランウエディングにも使われることが多く、店内には大正時代を感じられるモダンな雰囲気が漂います。季節の4品+ワゴンサービスのデザートが楽しめるランチコースは4000円台から、ディナーコースは7000円台からとなっており、予約しておくのが確実。特別な日のランチやディナーとしての利用にもおすすめです。

■ワタナベヤ！（WATANABEYA）

次におすすめする金沢城周辺のおすすめグルメスポットは「ワタナベヤ！（WATANABEYA）」。
2018年3月に現在の場所に移転オープンした、レトロな看板が目印の金沢市内でも人気の高いパン屋です。クリームチーズやナッツ、フルーツなどを練り込んだオリジナリティーあふれる蒸しパンが名物で、1つ150円前後と、散策途中のおやつにもぴったり。ほかハード系のパンやあんぱん、焼き菓子など、蒸しパン以外のパンも扱っています。

■金沢製麺処 近江町店 （【旧店名】本町製麺所 金沢近江町店）

最後におすすめする金沢城周辺のおすすめグルメスポットは「金沢製麺処 近江町店」。
金沢市内に数店舗を構える、自家製熟成麺が売りのうどん店です。噛んだときに小麦のうまみが口中に広がるのが特徴で、国内産100%の小麦を使用、熟成させる温度や時間にもこだわっており、独特の食感が楽しめます。鶏天ぶっかけうどん、海老天ぶっかけうどんなどのメニューがありますが、いちおしは加賀野菜の天ぷらをたっぷりトッピングした加賀野菜天ぶっかけうどんです。

金沢城周辺のおすすめ宿泊施設

■ホテルパシフィック金沢

最初におすすめする金沢城周辺のおすすめ宿泊施設は「ホテルパシフィック金沢」。
JR・金沢駅東口から徒歩15分、近江町市場へは徒歩1分、ほか兼六園や金沢城といった観光地へのアクセスにも便利な立地にあるシティホテルです。客室は白を基調としたおしゃれな空間で、シングル、セミダブル、ダブル、ツインほか和室の用意も。シンプルな設備ではありますが、1泊5400円〜と値段もリーズナブルで快適に滞在できると口コミでの評価の高いホテルです。

■ホテルマイステイズ金沢キャッスル

次におすすめする金沢城周辺のおすすめ宿泊施設は「ホテルマイステイズ金沢キャッスル」。
JR・金沢駅東口から徒歩3分という好立地にあるビジネスホテルで、2016年に全面リニューアル完了。客室はモダンな造りとなっており、スタンダードセミダブルでも11㎡と広々とした空間でくつろぐことができます。ほかスタンダードダブル、スタンダードキングなど客室タイプも豊富に揃っており、予算や用途に応じて好みの部屋を選ぶことができます。半露天の大浴場を併設しており、1階のレストランでは和洋のビュッフェを提供。ランドリーコーナーもあるので長期滞在にも適しています。

■天然温泉 加賀の湧泉 ドーミーイン金沢

最後におすすめする金沢城周辺のおすすめ宿泊施設は「天然温泉 加賀の湧泉 ドーミーイン金沢」。
JR・金沢駅から徒歩2分というアクセス便利な立地にあり、金沢観光の拠点にもビジネスの拠点としても便利なビジネスホテルです。単身利用用の洋室ほか和室、和洋室の用意もあり、ファミリーでの滞在にもおすすめです。天然温泉「加賀の湧泉」が楽しめる大浴場を併設しており、寝湯や露天風呂も楽しめます。朝食の和洋バイキングでは作り立ての卵料理ほか鴨肉やすだれ麩ほか、季節の食材をしようした「治部煮」などを提供しており、夜は夜鳴きそばの無料サービスも行っています。

まとめ

いかがでしたか？
今回の記事では金沢城の楽しみ方のポイントと、金沢城周辺の、兼六園をはじめとするおすすめ観光スポットやグルメスポット、宿泊施設などを紹介しました。歴史ある金沢城、せっかく訪れるのであれば事前にその歴史や見どころポイントをおさらいしてから観光するのがおすすめですよ。ぜひこの記事を参考にして、楽しい金沢旅行の計画を立ててみてくださいね。

観光のおすすめ記事