イエス・キリストが育ったとされるパレスチナの地「ナザレ」との関係が深いポルトガル・ナザレは、ひとりの聖職者がパレスチナから持ち込んだ聖母像にその名の起源があるという説が有力で、ここは地中海を象徴するフェニキア風のボートが海岸に並ぶポルトガ屈指のリゾート地です。 首都リスボンからは高速バスなどの利用により2時間ほどで簡単にアクセスできるナザレは、魅力的な2つの地区が楽しめます。 一つは海沿いのぺスカドーレ地区で、ポルトガル語で魚を意味する「ぺスカドーレ」が表すように海岸には干物が沢山並んでいて、頭にスカーフを巻いたナザレ独特の衣装に身を包んだおばさんをあちこちで見ることができ、もう一つのシティオ地区は山の上にあり、ここの急な坂道をケーブルカー登ると海岸線沿いには、オレンジの屋根と白い壁が際立つナザレの街並みが一望できます。
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