牧志公設市場は美栄橋駅から徒歩10分ほどの場所にある市場です。戦後は沖縄の物流の発信拠点だった場所で、現在は地元の方から観光客まで連日多くの人でにぎわう「沖縄の台所」になっています。新鮮な魚介類をはじめ、精肉や果物など、食材を扱うお店が所せまし軒を連ねています。南国ならではのトロピカルフルーツやカラフルな魚、アグー豚など、見ているだけでも興味が湧く食材も揃っており、近年では外国人観光客にも人気スポットになっています。また、2階部分は食堂街になっており、1階で購入した魚を調理してくれるサービスを行っているお店もあり、ひと味違う楽しみ方もできます。こちらでは牧志公設市場の楽しみ方や魅力を紹介します。
広告
■牧志公設市場ってどんなところ?
60年以上「沖縄の台所」として親しまれている市場です。400以上もの店舗が軒を連ね、沖縄産の魚介類、肉や果物、野菜まで食卓のほぼすべてのものが揃います。また、沖縄独自の食材も購入できます。買い物はもちろん、フレンドリーな店員さんと価格交渉したり、世間話をしたりでき、コミュニケーションも楽しめます。
牧志公設市場
- 沖縄県那覇市松尾2-10-1
- 098-867-6560
- 8:00〜20:00、飲食街11:00〜19:00
- 第4日曜(12月はなし)・正月・旧正月・旧盆
■市場の中はこんな感じです!
市場の1階はお店、2階は食堂になっています。こちらの醍醐味は、1階で購入した食材を2階の食堂で調理してもらうことが可能ということです。自分で選んだ食材で、おいしい沖縄料理に舌鼓を打ってはいかがでしょうか。
広告
■2F 食堂コーナーの人気店を紹介!
2階は食堂街になっています。新鮮なトロピカルフルーツを使用したジェラートショップや、アグー肉専門の食堂、ソーキそばや海ぶどうなど沖縄名物が味わえる居酒屋などが揃っています。1階で購入した魚介を有料で調理してくれるお店もあります。
道頓堀
長机にイスが並べられた大衆食堂です。ソーキそばや沖縄の魚の刺身、ラフテーなど沖縄の味が多様に楽しめます。なかでもグルクンのから揚げはパリッと揚げられジューシーなので、オリオンビールとの相性も抜群です。
きらく
沖縄料理がメインの食堂です。長机のテーブルと奥に座敷の席があります。沖縄近郊の魚の刺身やゴーヤーチャンプルーなど沖縄の食卓に並ぶ料理が多く揃えられています。もちろん1階で購入した魚を調理してもらうことも可能です。
ツバメ
沖縄料理と中華料理のお店です。他店との違いはイカスミチャーハンや青菜炒めなど、中華と沖縄料理を混合した料理が揃っていることです。中でも「ヤギ肉の餃子」は、独自の香りとヤギ肉の味が濃厚に感じられ、沖縄らしさもほんのり感じられる1品です。
■こんなものも売っています!
広告
市場の入口にある平田漬物店などでは、東京などではお目にかかれない「ミミガーときくらげの漬物」や「島らっきょうの漬物」など様々な珍しい漬物を見つけることができます。黒糖風味や甘みのある漬物など珍しい味の漬物もあります。試食もできるので、いろいろ試して、お気に入りを見つけて下さい。魚以外にもアグー豚などのお肉、沖縄名物のもずくの天ぷらやジェラートなどの加工品も売られています。
■注意点
1階で購入した海鮮は2階の食堂で調理してもらうことが可能ですが、刺身以外の場合は調理費が別途かかるのでご注意ください。そのほかにも店員に試食を勧められ、おいしい物をたくさん発見できますが、たくさん購入して持ち帰れなくならないよう注意して下さいね。