二千年の歴史“古代ローマの水道橋”
古代ローマ時代にどうやってこんな大きなものを造ったんだろう?と誰もが感動し疑問に思うほど大きく精巧な造りの水道橋。ただただ古代ローマの技術、資金、知識に感嘆するばかり。世界遺産にも登録されているのも納得、下から見て良し、渡って見て良しの橋である。
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住所 | 400 Route du Pont du Gard, Vers-Pont-du-Gard, France |
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近くのイベント | フランスのイベント |
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ガール県の小さな町ヴェール=ポン=デュ=ガルは、マルセイユから北西部に130kmほどの位置にある、面積19平方キロメートル、人口1,300人ほどの町です。ガール県の県庁所在地であるニームからバスで向かうことができます。この町のすぐ近くには、古代ローマから残る水道橋ポン=デュ=ガルがあります。同じくガール県の町ユゼスにあるウールの泉からニームへと水を運ぶため、紀元前19年頃にアウグストゥス帝の義理の息子であり側近であるアグリッパの命で架けられたと考えられています。ジャン=ジャック・ルソーやヘンリー・ジェームスといった文筆家もこの水道橋を訪れた経験を書き残しています。人類の創造的才能を示す点や、消滅した文明の数少ない現存の証拠である点、歴史上重要な時代を代表する優れた景観を持つ建築様式である点から、世界遺産に登録されています。
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