このページでは甘粛省にある砂漠・荒野を紹介しています。果てしない砂地が広がる砂漠や荒野は、いつの時代も人々のロマンをかき立てる場所。その神秘的な風景から、たびたび小説や映画の舞台になっています。小説にもなった中国の敦煌市は、シルクロードの分岐点として栄えた砂漠の都市です。美しい砂丘が広がる鳴沙山や、三日月の形をした神秘のオアシス・月牙泉、世界遺産の石窟である莫高窟などがあり、人気の観光名所となっています。世界一美しい砂漠と言われるナミビアのナミブ砂漠、サハラ砂漠やアメリカのデスバレーなど世界には多くの有名な砂漠があります。日本では鳥取砂丘や、国内唯一の砂漠とされる伊豆大島の裏砂漠などがあります。裏砂漠は異世界に降り立ったような、広大な黒い砂漠で注目を集めています。
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甘粛省 - 山・渓谷,滝・河川・湖,砂漠・荒野,城・宮殿,寺院・教会,史跡・遺跡,市場・夜市,広場・公園
甘粛省は中国の北西部にある省で、省都は蘭州市です。甘粛省は西北に長く伸びており、中央部は黄河が横断し、省内をシルクロードの一部の河西回廊が走っています。 さらに臨夏回族自治州と甘南チベット族自治州があることと、シルクロードが走っていることから、多数の民族と文化が交錯する土地となっています。そのことから、中華料理はもちろん、インド・チベット・ムスリムなどの、郷土料理が味わえることも魅力。省内には文化の礎ともなった「シルクロード」、有名な「万里の長城」の「嘉峪関」、すばらしい仏教芸術が見られる「莫高窟」の3つの世界遺産を中心に、文化の交差点としての魅力あふれる観光スポットがあり、人々を惹きつけています。 今回は、そんな甘粛省でおすすめの観光スポットを紹介します。
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甘粛省 - 砂漠・荒野
雅丹国家地質公園(ヤルダン地質公園)は敦煌市の北西約180kmの場所にある景勝地。荒涼とした砂漠の中に風雨による浸食で形成された奇岩が並び、大自然のアートとも言える壮大な景色が見られるスポットとして人気を集めています。 面積約346㎢の広大な公園内には「スフィンクス」や「ラクダ」「クジャク」などの名前が付けられた特徴的な奇岩がいくつもあり、バスに乗って奇岩を巡りながら周辺を散策することができます。 雅丹国家地質公園はアクセスしにくい場所にあるため、車をチャーターするかガイドツアーで訪れるのが一般的です。
甘粛省 - 砂漠・荒野
玉門関(小方盤城)は敦煌の北西約90kmの場所にある昔の関所の遺跡です。 元々は前漢の武帝の時代に建設され、敦煌の南にある陽関と共に、中国と西域を隔てる重要な関門として機能していました。西域で産出される玉がこの関所を通って中国に輸入されていたことから、玉門関と名付けられたと伝えられています。 玉門関の遺跡で現在見られるのは約25m四方の方形の城壁のみですが、城壁の高さは約10mと巨大。かつてはラクダの隊商などが行き来し、ここを通って西域諸国の物品や文化、宗教などが伝えられたと考えると、中国の長い歴史を感じずにはいられません。
甘粛省 - 砂漠・荒野
汉长城(漢長城)とは、前漢の武帝の時代に遊牧騎馬民族「匈奴」の侵略から領土を防御するために建設された城壁で、敦煌から北西へ約100kmの場所にあります。 今から約2000年前に作られたこの長城は、既に風化したり、崩れ落ちてしまっている部分がほとんどですが、玉門関の周辺には一部保存状態の良い部分があり、葦と土を交互に重ねて固められた長城の構造や、烽火台(のろし台)の跡などを見ることができます。 汉长城へ訪れるには、玉門関など周辺の他の遺跡や観光スポットを併せて巡るガイドツアーに参加するのがおすすめです。
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