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マルティニーク - 観光
カリブ海に浮かぶマティニークはフランスの海外領土の1つです。フレンチカリブというフランスの文化とカリブの文化が融合した独特の文化を感じることができる島で、フランス人にとっては定番の避暑地、リゾートとなっています。街はフランスを彷彿とさせるヨーロピアンテイストのお店と南国テイストのお店が混在していて、ブティックやレストランもたくさん建ち並んでいます。 フランス領であることから食事も美味しく、クレオール料理は旅行中食べておきたい料理です。コロンボという肉料理やクラブ・ファシといったシーフードが定番です。またラム酒の生産も盛んで、ラム製造工場を見学することが出来るツアーも人気です。今回はそんなマティニークでおすすめの観光スポットを紹介します。
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マルティニーク - 自然・景勝地 ,観光名所
Diamond Rock(ダイヤモンドロック)はマルティニーク島南西部のリゾート地、Le Diamant(ル・ディアマン)の沖約3㎞の場所にある火山岩の無人島です。この島は戦略的にとても重要な場所にあるとして、かつて英国軍が大砲を装備し要塞として使用したという興味深い歴史を持つ場所でもあります。 マルティニーク島側から眺めると、海の中に高さ約175mの大きな岩が浮かぶ様子がとてもフォトジェニック。特に夕暮れ時は美しい写真が撮れます。 また、ボートツアー等を利用すればダイヤモンドロックに訪れることも可能で、島周辺の海ではダイビングなどのアクティビティが楽しめます。
マルティニーク - 観光名所
Memorial de l'Anse Caffardは、マルティニーク島南西部のLe Diamant(ル・ディアマン)にある記念碑です。 海を望む丘の上に並んで立つ白い像『Cap 110』は、1830年にル・ディアマン沖で難破した奴隷船の犠牲者を追悼・記念して造られたもの。犠牲者の中には多くの黒人奴隷のほか、乗員も含まれていました。 物悲しそうに下を向いて並ぶ像からは、奴隷たちの言いようのない悲しみが伝わってくるようです。奴隷貿易というマルティニークの暗い歴史に思いを馳せられる場所として一見の価値があり、多くの観光客が訪れています。
マルティニーク - 散歩・街歩き ,観光名所
Schoelcher Library(シュルシェール ライブラリー)はマルティニーク島最大の街、フォール・ド・フランスにある図書館。市の中心部サバンナ公園の一角にあり、カラフルで美しい外観と天井が高く繊細な装飾の内装が目を引きます。 19世紀のフランスの政治家で奴隷制廃止論者であったヴィクトル・シュルシェールが約1万冊の蔵書や楽譜を寄付したことがこの図書館の起源。優美な建物は実は1889年のパリ万博のために建てられたもので、その後マルティニークに運ばれたそうです。 現在も公共の図書館として使用されており無料で中に入ることができるので、フォール・ド・フランス滞在中にぜひ足を運んでみて下さい。
マルティニーク - 史跡・遺跡
Chateau Dubucはマルティニーク島東部にある17世紀の邸宅の跡で、大西洋に突き出した半島の先に位置しています。 chateau(シャトー)とは言っても見られるのは崩れた石の壁がほとんどですが、かつてここにはサトウキビプランテーション等を営むDubuc家の屋敷が立っていました。現在は緑の自然の中に建つ廃墟が独特の景色を作り出しています。入り口で借りられるオーディオガイド(英語/フランス語)を注意深く聞くと、この場所の歴史について深く知ることができるでしょう。 また、周辺にはいくつものトレイルがあり、美しい自然を眺めながらハイキングを楽しむことができます。
マルティニーク - 観光名所
La Savane des Esclavesはマルティニーク島の南西部、Les Trois-Îlets(レ・トロワ=イレ)に位置する野外博物館です。 3へクタールの敷地内には、かつてプランテーションでの労働等のためにアフリカから連れてこられた奴隷たちの村や先住民族カリブ族の小屋などが再現され、奴隷の暮らしを含め、400年に及ぶマルティニークの歴史が紹介されています。また、園内はカラフルな花やフルーツの木などのカリブ地域原産の植物が植えられており、訪れる人の目を楽しませてくれるでしょう。 La Savane des Esclavesでは毎時(9時~11時半、14時~16時)熱心なガイドによるガイドツアーが行われており、フランス語が分かる人にはおすすめです。
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