このページではサマール島にある洞穴・鍾乳洞を紹介しています。洞穴や鍾乳洞は、大自然が長い年月をかけて創りあげてきた絶景です。洞穴は古くは人間の住居となり、その神秘的な魅力から世界各地でさまざまな伝承や信仰の対象となってきました。日本の古事記や日本書紀においても、洞穴は重要な場所として描かれています。世界的な観光名所としては、イタリア南部にある青の洞窟やスペインのネルハ洞窟が有名です。また、鍾乳洞は天井からつらら状に垂れ下がった鍾乳石が3センチ伸びるのに200年、石筍は400年の年月を費やすとされており、自然が積み上げてきた長い歴史を感じられます。日本には三大鍾乳洞として龍泉洞、龍河洞、秋芳洞があり、中でも龍泉洞は世界有数の透明度を誇る地底湖があることで有名です。
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サマール島
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サマール島 - 洞穴・鍾乳洞
リナオ洞窟は、タクロバン市から150 kmほどのところにある洞窟です。バスやバンを使って3時間ほどでたどり着きます。洞窟には青々とした湖があり、神秘的な風景を楽しむことができます。ルートは洞窟の上部から下降する、もしくはトンネル部分を抜けるかになり、トンネルは暗く水に濡れてしまうため、懐中電灯や水着を用意するなど、事前に準備をしておきましょう。
サマール島 - 洞穴・鍾乳洞
ロボ洞窟は、バランガイに位置する洞窟です。地元では、この暗闇に包まれた洞窟には妖精がいると信じられており、中には入ることは滅多にないため、自然のままの手付かずの地下空間が残されています。 洞窟の中へはガイドと共にトレッキングシューズ・ヘルメット・ヘッドライトを装着して進みます。暗闇の中を照らすとそこには無数の岩層。岩層には石膏結晶が埋まっており、光が届かないはずの地下空間をきらめかせます。 また、洞窟内でしか出会うことができない生物も必見。例えば洞窟カニ。光がない暗闇で生息しているため目が役に立たず、光の欠如により体の白化を引き起こした白い盲目の洞窟カニです。
サマール島 - 洞穴・鍾乳洞
ソホトン洞窟は、サマール島南部に位置する洞窟です。ソーホートンビジターセンター&エコロッジからは2.2km、徒歩30分ほどのところにあります。最も近い空港はダニエル・Z・ロマオルデス空港です。自然公園内にある洞窟で、石灰岩でできた切り立つ崖や生い茂る木々、川、滝なども見ることができます。
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