世界遺産のメテオラ周辺には、カランバカ (Kalambaka) というギリシアのテッサリア地方トリカラ県の都市があります。この町は、メテオラ観光の拠点になっています。メテオラまでは約3kmほどで、奇岩を背景に、白壁と赤屋根の街並みがとても美しいところです。 メテオラでは、敬虔な修道士や修道女たちが隔絶された岩山の頂上で、厳しい戒律を守りながら、昔と変わらぬ共同生活を営んでいます。20世紀初頭までは岩山には階段や梯子もなく、下界から人間や生活物資を運ぶ手段は、滑車に吊した網袋だけで、メテオラとは「空中に吊り上げられた」「中空の」という意味のメテオロス μετέωρος に由来しています。
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