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このページでは敦煌にある世界遺産を紹介しています。ユネスコ世界遺産は「国や民族を超えて人類が共有すべき財産」と認められた遺跡や自然、景観を指します。文化遺産と自然遺産、複合遺産の3つがあります。世界遺産の多くは、地球の神秘や、人類の歴史を体感することができる観光名所になっています。ほかの地域では見られない絶景や、希少な生物が生息する自然環境、人類の歩んできた歴史・文明を知ることができる遺跡など、いずれも高い存在価値が認められたところばかりです。代表的な世界遺産には、ギリシャのメテオラ修道院群や、アメリカのイエローストーン国立公園、オマーンのバハラ城塞などがあります。日本では、法隆寺一帯の仏教建造物や、広島の原爆ドーム、“信仰の対象と芸術の源泉”として富士山などが世界遺産に登録されています。
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敦煌 - 文化遺産
1987年に世界文化遺産に登録された莫高窟は、世界最大規模の仏教石窟寺院です。石窟寺院はもともとインドの仏教建築様式ですが、シルクロードを経由して中国に伝わり、5世紀から1000年以上にわたって、敦煌の断崖絶壁に造られました。莫高窟は、色鮮やかな壁画と仏像で彩られた独自のスタイルが特徴です。別名『砂漠の大画廊』ともいわれています。莫高窟への行き方はタクシーを利用すれば便利です。一般窟に加え、さらに芸術性の高い特別窟などを巡るツアーもあるので、ツアーを利用したほうがより一層楽しめます。
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