このページではイランにある歴史スポットを紹介しています。旅行の醍醐味は、名物料理や美しい景観、街の雰囲気など、その土地ならではの体験です。城や史跡などの歴史スポットでは、街のルーツと変遷を知ることができ、旅の楽しさもいっそう深まります。著名な映画や小説の舞台として使われてきた建物を訪れれば、物語の世界を体感できます。教会や寺院などの宗教施設に行けば、美しく荘厳な空間に心が洗われるでしょう。
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シラーズ - 寺院・教会
“ステンドグラス”の礼拝堂 別名ローズモスクと言われる美しいステングラスの礼拝堂が有名なモスクです。通常のキリスト式のステンドグラスは高い位置に設置される場合が多いですが、こちらのステンドグラスは低い位置に大きなステンドグラスがはめられており、午前中の太陽が低い位置にある時間に礼拝堂に入ると、光を受けたステンドグラスが輝き、床に華やかな光が投影されます。
テヘラン - 城・宮殿
ゴレスターン宮殿は450年前に建てられた宮殿です。最初に城壁を作り、その後、宮殿が建てられました。重要な文化遺産として、宮殿内には多くの写真が収蔵されています。長い時の間に、宮殿への侵入や占領行為を受け、現在は建設当時の10分の1の大きさになっています。テヘランの城砦の中で最古の遺跡で、最も美しいとも言われています。イランとヨーロッパの様式を織り交ぜて造った大きな庭園もあります。
マシュハド - 寺院・教会
エマーム・レザー廟はイラン第2の都市マシャドにあるシーア派第8代イマーム・レザーが殉教した場所。シーア派の聖地と呼ばれ、イランだけでなく世界中から毎年何百万もの人々が訪れます。青いタイルが壁一面に貼られ、アラビア文字や装飾がとても美しい場所となっています。 内部では入口でセキュリティチェックがあり、カメラや自撮り棒、ペットボトルなどは持ち込み禁止です。スマートフォンでの撮影のみ可能です。 また、イマーム・レザーの中には絨毯博物館やメダル博物館などイランの歴史や文化に触れられる魅力的な観光スポットが集まっています。大きなバザールもあるので、イランの装飾品や絨毯、調味料などお土産にぴったりの物が見つかります。
イスファハン - 寺院・教会,文化遺産
イスファハンの金曜モスクは、イラン中部イスファハンにある最古のモスクです。8世紀に造られたジャーメ・モスクは、イスラム教徒が金曜日に集団礼拝を行う場になっており、金曜モスクと呼ばれ地元の人々に親しまれています。 建物は何度も増築され、現在の形になっています。中庭の周りに4つのイワンと2つの大きなドームを持つ姿はイスラム建築様式の原型ともいわれ、2012年には世界遺産にも登録されています。建物全体にタイルやアラベスク文字などさまざまな時代の装飾が見られ、イスファハンの中でも興味深い建造物のひとつです。 イスファハンの中心のイマーム広場には徒歩で簡単にアクセスできるので、周辺観光やショッピングなども楽しめます。
イスファハン - 城・宮殿
ハシュト ベヘシュト宮殿は、イラン中部イスファハンの中心、イマーム広場から徒歩15分の場所に建つ宮殿です。 ペルシア語で8つの楽園を意味する宮殿は、チャハルバーグ通りにある大きな庭園の中にあり、チェヘル・ソトゥン宮殿やイマーム・モスクなどの歴史的建造物やレストラン、ホテルなどが多く集まっています。 宮殿はシャー・アッバスによって1600年代・サファヴィー朝の時代の建てられたもの。形は八角形になっており、ユニークな4つの異なるファザードが特徴的で、内部のタイルには鳥、爬虫類、動物などが描かれています。2階建ての宮殿には、シャー・アッバスの8人の妻が暮らしていたといわれ、現在は博物館として一般に公開されています。
シラーズ - 寺院・教会
シャー・チェラーグ廟はイランの首都テヘランから南に位置するバラの街としても知られるシーラーズにある廟です。シーラーズのレンガ造りで有名なバーザーレ・ヴァキールからも近い場所にあり、アクセスも良好で人気のスポットです。 この廟は835年にこの地で殉教したエマーム・レザーの弟であるセイイェド・アフマド・エブネ・ムーサーを祀った場所です。シャー・チェラーグというのはランプの王という意味で、かつて彼がそう呼ばれたことから由来しています。 その外観の美しさも人気の一つですが、この廟の最大の見どころは内部の美しさです。内部は多数の鏡を使用したモザイクづくりになっており、建物内部全体が宝石のように輝いて見えます。万華鏡の内部に入ったような感覚になれる幻想的な空間が広がる廟です。
ヤズド - 史跡・遺跡
沈黙の塔は、イランの首都テヘランの南東、イランのほぼ中央に位置している街ヤズドにあるゾロアスター教の塔です。ヤズドの中心地からはバスかタクシーで行くことができます。 ペルシャ語でゾロアスター教徒の墓を意味しているこの塔は、かつて亡くなった教徒を鳥葬および風葬していた場所です。1930年代にレザー・シャーが禁止するまでは実際に使用されており、禁止後は土葬となりました。 塔は屋根のない壁だけの塔で、当時火、水、土を神聖なものとして扱っていたゾロアスター教徒たちが、遺体を置き、それを鳥が食べ自然に返していた様子を想像することができます。 塔は小高い丘に二つ並んで立っており、どちらも登ることができ、ヤズドの市内を一望できます。
ペルセポリス - 史跡・遺跡
ナクシェ・ロスタム(ペルシャの王の墓)は、イラン南西部のシラーズ市の北に位置する古代遺跡のひとつです。 シラーズのダウンタウンから車で1時間ほどの距離なので、日帰り旅行も楽しめます。巨大遺跡群のペルセポリスも車ですぐなのでセットで観光するのもおすすめです。 巨大な岩に十字形をした4つの墓があり、一つはアケメネス朝の王ダレイオス1世の墓であることがわかっています。ほかの3つについては不明ですが、クセルクセス1世、アルタクセルクセス1世、ダレイオス2世の3人のものではないかという説があります。墓には古代ペルシア語、エラム語、アッカド語による碑文、岩のレリーフには帝国の征服と王室の儀式のシーンが描かれており、見どころのひとつになっています。
その他の都市 - 史跡・遺跡
"危機遺産"に登録された遺跡 イランにある、パルティア時代に作られたと思われる要塞都市の遺跡。アドベ(砂、砂質粘土とわら等で構成された天然建材)を使って建てられた最大の遺跡である。モスクや市場、学校、浴場など様々な種類の建築物から構成されている。2003年12月26日のバム地震で大きく崩壊し、現在は地震に関する検証に役立っている。
ヤズド - 寺院・教会
ヤズドのジャメモスクはイラン中央部、イスファハンの南東270 kmのヤスド旧市街にあります。 14世紀にアラドドレ・ガルシャスによって建てられたモスクで、入口にはイランで最も高いとされるおよそ50メートルの2本のミナレットがあります。内部はターコイズブルーと白のタイルモザイクで美しく装飾されています。モスクは現在でも礼拝場所として使用されており、多くの人が訪れます。夜はライトアップされ、昼間とは違う幻想的な雰囲気に包まれます。 モスクの周りにはホテルも多いので、数日滞在してゆっくりと旧市街の観光を楽しむのもいいでしょう。レストランで地元グルメを堪能したり、バザールでお土産探しをするのもおすすめです。
ヤズド - 寺院・教会
ゾロアスター教火の神殿(ヤズド)はイランの中央部ヤズドのカシャニ通りにあります。1934年にアマナット兄弟によって建設されたゾロアスター教の寺院です。 アタシュカデの本館は広大な庭園の中央にあり、ヒノキや松などの木々に囲まれて建っています。建物の入口前には大きなプールがあり、イスファハンのアーティストによって造られた建物の柱や壁面の美しい装飾も見どころの一つです。 内部には、靴を脱いで裸足になり、白などの明るい色の服を着なければなりません。男性は白い帽子を、女性は白いスカーフを着用する必要があります。神殿内の火は1500年間燃え続けており、静寂に包まれた神聖な場所なのでルールを守って見学してください。
イスファハン - 寺院・教会
シャー・モスクは、イラン中部イスファハンの中心、イマーム広場の南側に建っています。 アッバース1世の命によって建てられたもので、現在のイマームモスクの旧称にあたる。シャーは王様、モスクは礼拝堂を意味し、王族の需要な場所だったことがわかります。 建物は、タイルとアラベスク模様の調和が見事で、サファヴィー朝のイスラム建築の傑作のひとつとして知られています。27メートルの高さのモスクには、ターコイズの宝石のように煌びやかなドームや高さは42 メートルのミナレットが付いてます。モスクはアーケードと4つのイワンに囲まれています。玄関口にあるイワンには、鍾乳石を模した装飾が施され、ブルーのアラベスク模様のタイルで彩られています。
マシュハド - 寺院・教会
ゴハルシャード・モスクはイラン第2の都市マシャドにあるモスクです。 シーア派の聖地で知られるエマーム・レザー廟の敷地内にあり、1418年に建築家のガヴァメディン・シラジによって建てられたもの。ティムール朝時代の歴史的建造物で、ターコイズブルーのドームが特徴的です。4つのイワンと広い中庭を持ち、多くの観光客で賑わっています。ドーム型のアーチと高さおよそ50メートルのミナレットを備えたモスクのタイル、碑文で飾られた壁面など見どころもたくさんあります。 また、モスク周辺には、絨毯博物館やメダル博物館、中央博物館などマシャドの歴史や文化に触れられる観光スポットやお土産探しに最適な大きなバザールなどもあります。
シラーズ - 城・宮殿
カリムカーン城塞はイラン南部シラーズの中心、シャフルダリ広場の一角にある要塞です。 カリム・カーン・ザンドにちなんで名づけられ、18世紀後半のザント王朝時代に複合体として建設されたものです。カジャール王朝の陥落後は刑務所として利用されていたこともあります。1971年にイランの文化遺産機構に与えられ、現在はイランの文化遺産機構に運営されている博物館として一般に公開されています。 高さ14メートルの建物の角に4つの円形の塔があるのが特徴で、煉瓦造りの壁には入口には、悪魔とのロスタムの戦いのシーンが描かれたタイルが見られます。カリムカーン城塞周辺には、バキルモスクやバキルバザール、パース博物館、モスクなどの観光スポットも集っています。
シラーズ - モニュメント・記念碑
ハーフェズ廟は、イランで14世紀ごろに活躍した詩人ハーフェズが葬られている場所です。 イラン国内で尊敬を集めている詩人で、「愛」を主題とした叙情詩を500以上残したとされています。ハーフェズ廟の棺は、彼の美しい詩が刻まれた大理石でできており、その世界観に触れることができます。 周囲には色とりどりの花が植えられ、グリーンのドーム状の屋根が神聖さを際立たせ、楽園のような景観をもつのも魅力のひとつ。モザイクアートで作られた天井も必見の美しさです。墓の横にはプールがあり、コインを投げ込み願い事をすると叶うジンクスがあります。
イスファハン - 寺院・教会
ヴァーンク大聖堂は、イラン中部イスファハンのジョルファー地区に位置する13あるアルメニア教会の一つです。 1605年にイスファハンに遷都したアッバース1世によってアルメリア人のために建てられたもの。現在の建物は1655年に再建されたものです。外観は伝統的なペルシャスタイルのモスクのようですが、ドームのてっぺんに十字架が飾られていることから教会とわかります。 内部は聖書の逸話や最後の審判のシーンが描かれたフレスコ画や金色の彫刻、天井のモザイク画など見どころが満載。アルメリアの人々の信仰と文化を伝える小さな博物館も併設されており、重さわずか0.7gの小さな聖書や聖書の言葉を記した髪の毛なども展示されています。
シラーズ - 寺院・教会
バキルモスクは、Zandiye Subway Stationから徒歩10分ほどでアクセスできるスポットです。 1733年に周囲のバキルバザールや広場とともに作られたスポットで、1932年にイラン国立遺産リストに登録されました。アラビアンナイトの世界に出てくるような豪華な建物で、いたるところがモザイクアートやタイルアートで彩られた美しい外壁が特徴です。 8,660㎡もの広い敷地には、真珠のアーチや壁に描かれたペルシャ絵画といった見所が満載。綿密で圧倒される迫力があり、フォトジェニックな写真スポットとしても人気を集めています。
シラーズ - 寺院・教会
アリ・イブン・ハムゼ寺院は、イラン南西部のシラーズ市にあるモスクです。ターコイズブルーのタイル張りのミナレットやアーチ型のアーケードが特徴的。入口は男性専用と女性専用の2つに分かれています。女性は身体全体を覆うチャドルを着用する義務があり、観光客には無料で貸し出ししています。 内部は、壁や天井に鏡のモザイク、ステンドグラスの窓、シャンデリアなど煌びやかな装飾が施され、太陽の光に反射してブルーに照らされています。 ハーフェズ廟やバキルモスクやバキルバザール、パース博物館などの観光スポットも近くにあり、徒歩でアクセスできます。バキルにはレストランやショップ、ホテルも多いので観光を楽しむのに最適のエリアです。
ヤズド - 史跡・遺跡
アレキサンダーの刑務所は、イランの中央部ヤズドの中心にある歴史的建造物のひとつ。8世紀前に建設されたものという人もいれば、ペルシャの征服中に捕虜を保持するためにアレクサンダーによって建てられたという説もあり、誰がどんな目的で建てたのかはいまだに解明されていません。 建物には、直径約10メートルの深い円形のレンガの並ぶピットがあり、古代の刑務所に酷似しているのが特徴。丸いドームは天日干しレンガで造られており、彫刻と金、ブルーの水彩画で飾られています。 その後モスクとザイエイ宗教学校として使用され、現在は博物館として一般に公開されています。内部は考古学的工芸品のコレクションやギフトショップがあります。
ペルセポリス - 史跡・遺跡
ペルセポリス(ペルシャ帝国古代都市)は、イラン南西部のシラーズ市の北、クーエラーマト山のふもとに位置する古代遺跡です。シラーズのダウンタウンから車で1時間ほどの距離なので、日帰り旅行も楽しめます。 紀元前518年にダリウス1世によって設立されたペルセポリスは、ギリシャ語でペルシア人の都市を意味し、かつてはアケメネス朝ペルシャ帝国の首都として栄えていた場所です。 内部の二重階段やテラス、巨大ホールなど保存状態も良く、世界最大の考古学的遺跡として1979年にユネスコによって世界遺産に登録されています。およそ2600年前の巨大な遺跡群を間近に見ることができるので、古代の歴史や文化に触れたい方におすすめのスポットです。
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