このページではスースにある世界遺産を紹介しています。ユネスコ世界遺産は「国や民族を超えて人類が共有すべき財産」と認められた遺跡や自然、景観を指します。文化遺産と自然遺産、複合遺産の3つがあります。世界遺産の多くは、地球の神秘や、人類の歴史を体感することができる観光名所になっています。ほかの地域では見られない絶景や、希少な生物が生息する自然環境、人類の歩んできた歴史・文明を知ることができる遺跡など、いずれも高い存在価値が認められたところばかりです。代表的な世界遺産には、ギリシャのメテオラ修道院群や、アメリカのイエローストーン国立公園、オマーンのバハラ城塞などがあります。日本では、法隆寺一帯の仏教建造物や、広島の原爆ドーム、“信仰の対象と芸術の源泉”として富士山などが世界遺産に登録されています。
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スース - 世界遺産
チュニジア中部にあるスースは、地中海に面した美しいビーチリゾートです。「サヘル(西アフリカ)の真珠」ともよばれ、ヨーロッパからも多くの観光客が訪れています。現代的なリゾートエリアですが、旧市街(メディナ)に足を踏み入れれば、いっきに何千年の時を超えて、フェニキア人が街を造った紀元前9世紀ごろへタイムスリップする感覚です。この歴史ある街は、1988年に世界文化遺産に登録されました。
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スース - 旧市街・古い町並み,文化遺産
スース旧市街は、1988年に世界遺産に指定されました。チュニジアの首都チュニスから南へ140km、第3の都市になります。 チュニスから電車で2時間半のスース駅からはすぐの場所、地中海のビーチリゾートとも言われる場所です。街は大変美しく「サヘルの真珠」と呼ばれるほど。 スースは紀元前9世紀に、フェニキア人が造った港町です。ポエニ戦争が起きた時にスースは敗れたのですが、ローマと同盟を結んでいた為に破壊を免れました。スースは街全体が城壁に囲まれた要塞都市、その高さは8mにもなります。スースのリパトやグランド・モスクにその重要な姿が今も残されるのです。
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