このページでは新北にある歴史スポットを紹介しています。旅行の醍醐味は、名物料理や美しい景観、街の雰囲気など、その土地ならではの体験です。城や史跡などの歴史スポットでは、街のルーツと変遷を知ることができ、旅の楽しさもいっそう深まります。著名な映画や小説の舞台として使われてきた建物を訪れれば、物語の世界を体感できます。教会や寺院などの宗教施設に行けば、美しく荘厳な空間に心が洗われるでしょう。
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新北 - 旧市街・古い町並み
日本から近くて行きやすい国の台湾は、親日で親しみやすいことや、手軽に美味しい料理が食べられることもあって海外旅行先のひとつとして人気。リピーターも多く、台北や高雄など発展した都市を一通り回った後の観光コースとして、最近は一味違う旅が嗜好されています。 なかでも、台湾を北から南へと縦断する台三線沿いは、客家(ハッカ)と呼ばれる大陸から移住した人々の集落が点在し、趣ある文化観光ができる場所として注目されているエリアです。集落が特に集中する北部に、客家文化の色濃く残る観光地が多いことから、「台三線客家ロマンチック街道(Hakka Romantic Avenue)」と名付けられ、観光のコースが整備されています。 今回は趣ある街並みや、自然豊かな景勝地、美味しい客家料理など味わえる、台三線客家ロマンチック街道の魅力を紹介します。
淡水 - 滝・河川・湖,史跡・遺跡,市場・夜市,旧市街・古い町並み
淡水は台湾にある都市のひとつで、港に面していることから景観が自慢で、その美しさから「東洋のベニス」と呼ばれることもあります。台湾の中心である台北からはMRTという電車を利用して所要約40分でアクセスすることができるため、日帰りの旅行先としても人気があります。 淡水の観光で欠かせないのが遊歩道での散策ですが、徒歩で散策するのはもちろんのこと、レンタサイクルの設備も整っているため、自転車を借りてサイクリングも楽しめます。また、遊覧船で水上を優雅に回ることもでき、ゆったり景色を眺めたいという方は船に乗るのもおすすめです。また、港街ならではのグルメにも定評があり、新鮮な海鮮をリーズナブルな価格で味わうことができます。
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新北 - モニュメント・記念碑
国民的歌姫の"テレサテン"が眠る場所 金宝山鄧麗君墓園(テレサテン紀念墓園)は、台湾出身の歌手で1970年代から1990年代にかけて、中華文化圏、日本、タイ、マレーシアなどのアジア各国において広く人気を博した「アジアの歌姫」テレサ・テンが眠る場所です。 金寶山墓園の中にテレサテンの本名鄧麗筠の一字を取って「筠園」と名付けられたテレサテン専用の広場と墓園があり、命日には日本をはじめとするアジア各国からファンが訪れます。 筠園の中央にはテレサテンの銅像が置かれ、入り口には赤外線の感知装置がセットされており、人が入ると同時にテレサテンの名曲の数々が流れる仕組みになっています。
淡水 - 城・宮殿
夕景が美しい淡水の"古城" 紅毛城は、17世紀初頭スペイン人が築いた城で、当時サントドミニカ城と呼ばれていました。後に、スペイン人を撃退したオランダ人が、城跡に城砦を築きましたが、当時、淡水の住民が西洋人を紅毛と呼んでいたことから、紅毛城と呼ばれるようになりました。 その後、鄭成功や清朝が支配し、19世紀には英国が借り入れて領事館として使用、隣に領事館邸を増設しました。日本統治時代を経て、オーストラリア、アメリカへと所有権が渡り、台湾に返還されたのは1980年、一般公開され、観光スポットとなりました。 赤い色の外壁が特徴的で、砲火の振動に耐えるため、厚さ1.9mの壁を持ち、丘の上の立地から羨望も良く防衛に適した場所であることに頷けます。内装はビクトリア朝の特徴的な色彩の塗装が施されています。
淡水 - 史跡・遺跡
小白宮 (前清淡水關税務司官邸)は、清朝時代の1870年前後に建築された関税税務司の官邸です。三級古跡にも指定されている、100年以上の歴史を持つスペインコロニアル様式の建物は、人目を引く白い外観と広い庭を持つことから、別名・小白宮(リトルホワイトハウス)とも呼ばれています。 一番の見所は、整然と並んだ半円型アーチで、陽の光が降り注ぐと、白い建物は一層白く、優雅な佇まいを見せてくれるのです。写真愛好家に大人気で、ウェディングスポットとしても選ばれています。 白を基調とした外壁と、オレンジ色の屋根のコントラストが、青空をバックに眩いばかりの姿で浮き上がります。アーチ型回廊もこの洋館に、一層ロマンチックな要素をプラスしています。
新北 - 寺院・教会
青雲殿は、九份にある大規模寺院。基隆山の中腹に位置していますが、10ヘクタールという広大な敷地を有しているだけあって、遠くからでもその姿を見ることができます。 建てられたのは1964年で、当時の信徒の人たちが建築資材を運んで、苦労の末に完成したとのこと。本殿はオレンジや赤といった明るい色彩でまとめれており、その美しさは思わず見入ってしまうほど。 內部も繊細な装飾が施され、荘厳な雰囲気を醸し出しています。一般的な観光ルートからは少し外れていますが、それでもわざわざ寄り道してでも訪れる価値のあるスポットです。
新北 - 寺院・教会
歴史と芸術性に満ちた三峡の"寺廟" 三峽清水祖師廟は、1769年に創建され、福建省の守護神である陳昭応(清水祖師)が祀られています。 廟は1833年の大地震と1899年の日本軍による焦土作戦の際に損壊してしまいますが、1947年三峡出身の芸術家である李梅樹が、台湾中から著名な芸術家を呼び、ヒノキや樟脳などの高級材料を集め、大規模な修復、再建が始まりました。 今なお工事が行われている三峽清水祖師廟は、「東洋芸術の殿堂」と称されており廟の正殿にある二十本の側柱には「三層双龍柱」、「花鳥柱」、「百鳥朝梅柱」といった数々の華麗な石刻があり、見ごたえがあります。
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