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<目次>
■トリニティ教会の見どころ
■トリニティ教会の営業情報
■知っておきたいポイント
■トリニティ教会のアクセス情報
■トリニティ教会の周辺観光スポット
■トリニティ教会の見どころ
ネオゴシック様式の教会
1846年に現在のデザインでイギリス人建築家リチャード・アップジョンによって建設されました。当時、イギリス発祥のゴシック建築の復興運動が盛んで、教会はゴシック・リヴァイヴァルの初期の典型的な建物です。完成当時はニューヨーク市内で最も高い建物でした。教会内部はステンドグラスでデザインされた窓があり、色鮮やかで優美に施されています。映画『ナショナルトレジャー』では、フリーメーソンの莫大な宝物が地下に眠っていたと言うストーリーで登場します。
ウォール街インサイダーツアー<午後/英語>
- 日、月、水、金開催 所要時間(送迎なし)1.5時間
- 料金:USD 35.00/3631円(2016年10月7日算出)
コンサート
教会は地元コミュニティと密着した活動が行われ、常にひとが集まる場所となっています。毎週木曜13時からはコンサートが開催されています。所要時間は、約1時間で、教会の中で美しい音色を楽しめます。有名なサックス奏者による演奏、教会専属聖歌隊のコーラス、クラシック、ジャズなど多岐に渡る内容です。コンサートのスケジュールはオンライン(英語版)で確認できますよ。
トリニティ博物館
教会内部にある博物館です。どのようにキングや女王、海賊が最初の教会建築を手伝ったのか、教会再建などの歴史が分かります。独立戦争の総司令官でアメリカ初代大統領のジョージ・ワシントンが、なぜ就任後に聖パウロの礼拝堂で祈ったのかがわかる資料も保存されています。営業時間は月曜から金曜が9時30分~17時(土曜は15時まで)、日曜は13時~15時までです。
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トリニティ墓地
教会付近に3カ所の墓地かあり、1842年に設立されました。アメリカ独立戦争でナンバー2に当たる副官を務めたアレクサンダー・ハミルトン、ハドソン川で蒸気船の実験と実用化に成功した発明家のロバート・フルトン、歴史上最大の富豪のひとりと言われるジョン・ジェイコブ・アスターなどニューヨークの著名人が眠っています。
トリニティ教会
アメリカ / ニューヨーク / マンハッタン
- 74 Trinity Place, New York, NY 10006, United States of America
- +1 212-602-0800
- 日 - 土 7:00 - 18:00
■トリニティ教会の営業情報
教会内は無料で見学することができ、平日の開館時間は7時~18時、土日は8時~16時です。毎週木曜日に開催されるコンサートの時間は約1時間で無料ですが、$2程度の任意の寄付をすると言うのが目安のようです。毎日14時から教会内を見て回るフリーのツアーが行われます。春は教会の庭の花がきれいに咲き、八重桜や色鮮やかなチューリップの姿を楽しめます。新緑の季節の夏は芝生の緑が美しく、冬は雪景色の中の教会を見られます。
■知っておきたいポイント
不思議な形の赤い木は何?
トリニティ教会の入り口すぐ左側に、「トリニティルート」という名の赤い樹木のオブジェがあります。2001年9月11日、世界貿易センタービル崩壊時に飛んできた崩落物の塊を樹齢70年のいちじくの木が根こそぎ倒れながら教会損壊の危機を救いました。「トリニティルート」は、そんないちじくの木を象ったものです。
入り口の扉にも注目
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教会の入り口の左右の扉には、聖書に描かれているシーンが刻まれています。北と東の扉は聖書、南の扉はニューヨーク市の歴史が描かれています。1893年に、チャールズ・ヘンリー・ニーハウスが北の扉、J・マッシー・リンドが南、カール・ビッターが東を制作したもので、パリのルーブル宮殿新館を作った建築家リチャード・モリス・ハントが着想した青銅製のドアです。
■トリニティ教会のアクセス情報
地下鉄4・5号線でアクセスでき、ブロードウェイストリート沿いに位置する「ウォール・ストリート(Wall Street)駅」で下車。駅を出るとすぐ左手に見えます。駅から徒歩約1分です。ニューヨーク証券取引所やワンワールドトレードセンターなども近くにあります。
周辺の観光スポットについても紹介します。
■トリニティ教会の周辺観光スポット
ニューヨーク証券取引所
1817年設立のマンハッタンのウォール街にある、通称「ビッグ・ボード」と呼ばれる世界大の証券取引所です。現地時間の月曜から金曜(祝祭日を除く)の9時半~16時までの時間に取引が行われます。観光客は内部の見学はできませんが、ギリシャ神殿を彷彿させる外観は写真撮影スポッとして人気です。トリニティ教会からは、隣接するブロードウェイストリートを右に歩き一つ目の角を右折したウォール・ストリートに出るとすぐ見えます。徒歩数分です。
ワンワールドトレードセンター
ワールドトレードセンター跡地のグランド・ゼロに、2014年開業した全米で一番高い超高層ビルです。100階から102階に展望台とカフェバーやバー、レストランがあり食事を楽しみながらニューヨークの摩天楼を眺めることができます。また、展望デッキのチケットは数量限定なので事前にオンラインでの購入をおすすめします。
バッテリー・パーク
マンハッタン最南端に位置する公園です。船着き場からフェリーを利用して映画『ゴッドファーザー PART II』のロケ地のエリス島や自由の女神が立つリバティ島へ行くことができます。また、パステルカラーの魚の形をしたメリーゴーランドや美しい時計の建物があるPier Aでの食事、自由の女神の姿、ハドソン川に浮かぶヨットやセーリングボートの風景などを楽しめます。
■まとめ
2011年9月11日に、多くの人々が歴史あるトリニティ教会の中に避難しました。教会の入口すぐ左側には、当時の凄まじさを象ったブロンズ製の木のオブジェがあります。教会には鮮やかな神聖なるステンドグラスが施され、毎週木曜日に開催されるコンサートでは恒久の平和を願う音色が鳴り響きます。人々の思いが残るトリニティ教会。ニューヨーク観光の際には、ぜひ訪れてみてください。