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世界遺産+音楽の都!ウィーン歴史地区の見所&アクセス情報まとめ

「音楽の都」として有名な地、オーストリアのウィーン。小さいながらもたくさん観光客に愛されている、魅力的な街のひとつです。ヨーロッパにはパリやロンドン、ローマなど、日本人がよく訪れる人気の都市が多くありますが、ウィーンはそれらの都市に勝るとも劣らない観光スポットです。 ウィーンのなかでも特に観光地として人気を集めているのが、「歴史地区」と呼ばれる地域です。優れた音楽家を排出したこと、歴史のある建物が保存されていることなどを根拠に、世界遺産にも選ばれています。広くないエリア内に多くの観光地が密集しているので、観光しやすいのもうれしいですね。 ヨーロッパの街並みが好きな方、音楽に興味がある方にはおすすめの観光地です。日本からもアクセスが良くヨーロッパのほかの観光地に行くこともできるので、ぜひ立ち寄ってみてください。

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ウィーンの歴史地区が歩んできた歴史

オーストリアの東側に位置するウィーン

オーストリアの首都であり、都市単独で州として認められている世界的な都市「ウィーン」。13世紀にオーストリア公のハプスブルク家により統治されて以来、大都市として発展を遂げてきました。

14世紀にはルドルフ4世のもとでシュテファン大聖堂やウィーン大学が建設され、ハプスブルク家が神聖ローマ帝国の帝位を手に入れたのちは、帝都として華やかな貴族文化が発展しました。17世紀末には、現在観光地として人気のホーフブルク宮殿やシェ―ンブルン宮殿が造営されています。

地区全体が世界遺産として登録されているウィーン

皇帝フランツ・ヨーゼフ1世は1857年、治安維持と雇用口を増やすため、城塞都市として発展してきたウィーン城壁の撤去を敢行しました。そしてリングシュトラーセという環状型の道路を設備し、新たな都市開発を進めました。その1周約5キロほどのリングシュトラーセの内側が、世界遺産にも登録されている「ウィーン歴史地区」です。

1873年には万国博覧会も開催され、産業革命による爆発的な人口増加により、ウィーンは一躍世界の大都市の仲間入りを果たしました。

音楽の都としてのウィーン

多くの音楽家が集まる街・ウィーン

ウィーンは「音楽の都」としても知られ、音楽好きが一度は行きたい観光地となっています。18世紀後半からウィーンで活躍した古典派音楽家たちを「ウィーン古典派」と言い表すほど、ウィーンは音楽家たちが多く暮らしていました。古典派の3大巨匠とされているのは、ハイドン、モーツァルト、ベートーヴェンという名だたる音楽家です。ハイドンによる皇帝賛歌はドイツ国家の旋律に利用されており、モーツァルトは「神童」、ベートヴェンは「楽聖」としてその名を音楽史に刻んでいます。

ほかにも、「歌曲の王」と呼ばれたシューベルト、バイエルン王ルートヴィヒ2世までも虜にした「歌劇王」ワーグナー、「ピアノの魔術師」としてピアニズム発展に貢献したリストなども、一時期ウィーンに滞在していました。まさに音楽の都です。

現在もウィーン・フィルハーモニー管弦楽団やウィーン交響楽団をはじめとした多くの演奏団体が活動し、歌劇場やコンサートホールも多く立ち並んでいます。平日、休日関わらず、年間を通じてコンサートやバレエ、歌劇などのショーを楽しめます。興味がある方はぜひ、ウィーンの音楽にも触れてみましょう。

ウィーン歴史地区の見所6ヶ所を大解説!

リングシュトラーセ内の観光地はアクセス抜群

環状道路、リングシュトラーセの内部には多くの観光スポットが密集しています。地下鉄や路面電車(トラム)、バスも走っているので、交通の便がいいのも魅力的です。観光客のためにいくつかの馬車が並んでいるので、貴族気分を味わいたい方は馬車で観光するのもいいかもしれません。

ウィーン歴史地区のなかには多くのおしゃれなカフェがあるので、観光しつつ疲れたらカフェで休憩するのもおすすめです。

道路は石畳が基本なので、ヒールや底が柔らかい靴だと疲れてしまったり靴が壊れてしまうこともあります。できるだけ動きやすい靴で行きましょう。

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1.ウィーン国立歌劇場

音楽の都にふさわしい国立歌劇場

ウィーン国立歌劇場は音楽の都にふさわしい荘厳な歌劇場で、ウィーンの代表的な観光スポットになっています。

歌劇場の創建時にウィーンを支配していたハプスブルク家は、北イタリアもその支配下においていました。そのためウィーンでは、ドイツのオペラだけでなくイタリアのオペラも上演されていて、音楽は身近な存在でした。そんな帝都にふさわしい歌劇場と言えるようにハプスブルク家が威信をかけて竣工されたのが、この国立歌劇場です。

ちなみに、指揮者として世界的に有名な日本人・小澤征爾さんは、2002年から2010年まで一時休止時期があったものの、ウィーン国立歌劇場音楽監督を務めていました。同じ日本人の方が音楽の都で活躍していたと思うと、なんだか誇らしいですね。

国立歌劇場では、1シーズンの観客数は60万人を数え、多くのオペラやバレエ作品が連日上演されています。席に空きがある場合、近くをうろうろするとスタッフに「オペラはいかが?」「オーケストラに興味ある?」と声をかけられます。「興味があるけどよくわからない」と言う方は、思い切ってその場でチケットを買うのもありかもしれません。

国立歌劇場へ行く場合、路面電車を使って「Oper駅」へ向かいましょう。駅を出てすぐ正面にあるので、見たらすぐわかるはずです。

2.ホーフブルク宮殿

広大な人気観光地・ホーフブルク宮殿

ホーフブルク宮殿は、ハプスブルク家の歴代皇帝が住んでいた格式高い宮殿です。現在もオーストリア連邦大統領の公邸として使用されています。華美で壮大な宮殿を見ると、ハプスブルク家の力がどれほどのものであったのかをうかがい知ることができます。

ホーフブルク宮殿はウィーン歴史地区の中心部にあり、増改築によって、敷地内にさまざまな特徴や建築様式の建物が立ち並ぶ珍しい宮殿となりました。スイス宮殿や帝国宰相府、宮廷図書館など見所がたくさんあるので、観光の際はたっぷりと時間をとっておくことをおすすめします。建築物はそれぞれ趣がちがうので、西洋建築に興味がある方にはたまりません。

各施設によって開館時間や休館日が違いますので、 公式ページ で確認しておきましょう。

また、敷地内には広大で美しい王宮庭園があります。ゲーテの像やフランツ・ヨーゼフ1世の像、モーツァルトなどの像があり、四季折々の美しい風景をのんびり楽しめるようになっています。

ホーフブルク宮殿へは、地下鉄で「Herrengasse駅」から歩いて3分ほどで旧王宮の入り口へ行くことができます。新王宮へ向かう場合、地下鉄で「Volkstheater駅」から徒歩10分、または路面電車で「Burgring駅」から徒歩5分ほどです。

3.シュテファン大聖堂

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世界で3番目の高さを誇るシュテファン大聖堂

ウィーンのシンボルにもなっているシュテファン大聖堂は107メートルの高さを誇り、ウルム大聖堂、ケルン大聖堂に続き世界で3番目に高い大聖堂に数えられています。実際に見てみると、その大きさに圧倒されるでしょう。

外見はゴシック様式、内部の祭壇はバロック様式に属する建築物で、屋根の瓦がカラフルなモザイク装飾が特徴的です。モーツァルトの結婚式・葬儀行われた場所としても知られている、有名な大聖堂です。

塔は内部から登ることができ、頂上からはウィーン歴史地区の素晴らしい景色を見られます。夜はライトアップされ、昼とはまたちがった幻想的な雰囲気をかもし出します。時間があれば、昼と夜の両方の時間帯で観光することをおすすめします。

シュテファン大聖堂はハプスブルク家の墓所としても有名で、地下のカタコンベにはハプスブルク家の君主たちの内臓、また15世紀に猛威をふるったペストによる死者の遺骨が眠っています。カタコンベをめぐる観光ガイドツアーもあるので、事前にチェックしておきましょう。

アクセスは、地下鉄の「Stephansplatz駅」から出てすぐです。

4.ウィーン美術史博物館&自然史博物館

多くの収蔵物が展示されている自然史博物館

美術史博物館と自然史博物館は対になっている施設なので、興味がある方はぜひセットで観光するといいでしょう。

美術史博物館にはヨーロッパ各地の美術品が展示されています。特に絵画のコレクションは圧巻で、ブリューゲルやフェルメールなどの作品を間近で見られます。早足で見学しても2~3時間はかかるので、のんびり見学したい方は多めに時間をとっておくといいでしょう。日本語のオーディオガイドもあります。

自然史博物館はオーストリアで最も大きな博物館とも言われ、世界的にも有名な博物館です。約3000万点もの収蔵品があり、いくら時間があっても足りない!と思ってしまうほどのボリュームです。

アクセスは美術史博物館、自然史博物館ともに、地下鉄の「Museumquartier駅」からすぐ、もしくは路面電車で「Burgring停留所」で下車してすぐです。

5.ベルヴェデーレ宮殿

まるで池に浮かんでいるように見えるベルヴェデーレ宮殿

ハプスブルク家に仕えていたプリンツ・オイゲンが造らせたバロック様式のベルヴェデーレ宮殿。オイゲンの没後、マリア・テレジアの手に渡り、現在はオーストリア絵画館として利用されるようになりました。オーストリアで2番目に大きな美術館という大きな規模を誇っています。

美術館内で特に有名なのが、グスタフ・クリムト作の「接吻」という作品です。絵画に興味のない方でも、聞いたことがある、見たことがあるという方は多いのではないでしょうか。

宮殿は広大な庭園を持っており、美しい大きな池や丁寧にしつらえられた花壇などが魅力的です。美術館をまわる時間はないが、美術史博物館の方へ行く、という方は、ぜひ庭園だけでも見てみてください。

ベルヴェデーレ宮殿へは路面電車で「Schloss Belvedere停留所」、もしくは「Quatier Belvedere停留所」で下車してすぐです。地下鉄の場合は「Südtirolenplatz駅」で下車して徒歩5分ほどになります。ウィーンの中央駅から徒歩で10分少々で行くことができます。

6.オーストリア国会議事堂

ギリシャ神殿のような国会議事堂

オーストリアの国会議事堂は、民主主義発祥の地であるギリシャのアテネを模して、古代ギリシャ神殿を思わせる8本の大列柱が特徴的な造りをしています。外周部には、古代ギリシャの賢人たちの彫刻が並んでいて、国会議事堂とは思えないほど美しく荘厳な建物です。正面には、シンボルともいえるパラス・アテナ女神像が立っています。言われなければ、だれもこんな建物のなかで議会が開かれているとは思わないでしょう。

環状道路・リングシュトラーセ沿いにあり、市庁舎と自然史博物館の間に位置しています。地下鉄の「Volkstheater駅」、もしくは路面電車で「De. Karl Renner Ring停留所」「Volkstheater停留所」から歩いてすぐです。

ウィーン歴史地区で華やかな貴族・音楽文化に触れる

ウィーン歴史地区には見所がたくさん詰まっている

ウィーン歴史地区には見所がたくさんあり、1日では回りきれないほどです。その華やかな史跡や音楽に触れようと、連日多くの観光客で賑わいます。

治安も比較的良く公共交通機関が発展しているので、観光しやすいのも魅力のひとつ。ヨーロッパへ行くのなら、ウィーンはおすすめの観光地です。ぜひ立ち寄ってみてください。

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