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ヨーロッパの小国・世界遺産ルクセンブルク市のおすすめ観光地10選

「ルクセンブルク(Luxembourg)」は、フランス、ベルギー、ドイツに囲まれた神奈川県ほどの大きさの小さな国です。日本からは隣国には旅行に行く人も多いものの、なかなか馴染みのない国かもしれません。多くのEUの機関が集まり、国際的な都市として重要な役割を担うルクセンブルクですが、もう一方では、中世の街並みや雰囲気を色濃く残しており、不思議な魅力に溢れる都市になっています。そのため、観光客にもオープンで観光がしやすい国とも言われているんです。 また多くの自然にも囲まれ、ルクセンブルク市内で見られる渓谷は、映画で見られるような圧巻の世界観。こちらも一見の価値ありです。今回は、そんなぜひ注目して欲しい小さな国家、ルクセンブルクの魅力をたっぷりと紹介していきます。

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更新日: 2023年11月21日

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■ルクセンブルクってどんな国?

世界遺産に登録された「ルクセンブルク市」

Rue du Pont

ルクセンブルクの正式名称は、「ルクセンブルク大公国」で、首都は国名と同じの「ルクセンブルク市」です。小さい国ではありますが、裕福さでは世界でもトップクラスを誇り、1992年以降は一人当たりのGDPにおいてトップの座から外れたことはありません。ルクセンブルク市には古い街並みと要塞群がありますが、これらは「ルクセンブルク市その古い街並みと要塞群」として1994年に世界遺産に登録されました。この世界遺産の中に足を踏み入れると、まるで異世界にいるようなファンタジーな世界が広がります。

隣国の文化が入り混じる面白さ

Chateau d'Urspelt, Luxembourg

ルクセンブルクの公用語はフランス語ですが、日常会話はドイツ語が使われていて、小さい国ならではの特徴が見えますね。何ヶ国語も話せる人も多いのだとか。名産品はワインとチョコレートで、ルクセンブルクの人たちはチョコレートをおつまみにワインを引っ掛けるそうですよ。食べ物はフランスとドイツの影響を受けたものが多く、フランスの繊細さとドイツの量の多さという両者のいい点が取り入れられています。またスイーツも、ベルギーやフランスに負けないくらいのおいしさです。

■観光名所1:エシュテルナッハ旧市街(Echternach)

Echternach dorp

ルクセンブルクで最古の街並みが残る「エシュテルナッハ旧市街」は、まるで絵本のような中世の世界がそのまま広がっています。以前は城壁で囲まれた城塞都市だったものの、現在はほぼ壊されてしまい、ここからは豊かな自然が見渡せます。カフェやレストランが立ち並び、地元の人たちの憩いの場としても機能していて、特に春夏はテラス席でお茶とおしゃべりを楽しむ人たちをよく見かけますね。

近くには川や丘があり、ここから気軽にハイキングに行く人も多いようです。イベントも多く開催されているので、タイミングが合えばぜひ参加してみてください。

■「エシュテルナッハ旧市街」の詳細やイベント情報はこちらから
VISIT ECHTERNACH(英語)

■観光名所2:世界遺産・グルント地区(Grund)

Gardens in Luxembourg

城壁の下に広がっている「グルント地区」は、世界遺産に登録されていて、旧市街とはまた違った雰囲気を残すエリアです。ここはまさに散策をするにはうってつけで、どれほど歩いても観る景色が新鮮で飽きさせません。「グルント地区」では観光客のためにミニトレインが走っているので、お子さんも安心です。英語もしくはフランス語のガイド付きで、30分ほどかけて「グルント地区」を回ってくれます。

このエリアには多くの見どころが詰まっているので、最初に訪れることで観光が楽になるかもしれませんね。ここから架かる「シャトー橋(Pont du Chateau)」を越えると、ボックと呼ばれる断崖絶壁が見られます。

■観光名所3:ボックの砲台(Bock Casemates)

Part of Casemate Bock

ボックにつくられた砲台がある場所が「ボックの砲台」です。これはオーストリアに支配されていた当時に築かれたもので、その頃はいくつもの砲台が断崖絶壁に置かれていたと言います。現在までにすべてが残っているわけではありませんが、残された数個の保存状態は非常によく、ここも世界遺産に登録されています。小さな窓をから下を覗くと、真下に穏やかな川が流れていますが、同時に国を守ろうとしていた当時の重々しい雰囲気も感じとれるでしょう。

また、ここから見る景色も素晴らしく、ルクセンブルクを一望できますよ。迷路のように入り組んでいる地下にある要塞は、見学も可能です。

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■観光名所4:サン・ジャン教会(Eglise de St-Jean Baptiste)

「ボックの砲台」からも見られる存在感のある建物が、「サン・ジャン教会」です。14世紀にドイツ皇帝であったルクセンブルク公爵アンリ7世によってひっそりと建てられたこの教会は、フランス革命以前は修道院として、そして現在は女子刑務所としても使用されています。

長い尖塔が特徴的ですが、外観はいたってシンプルで心地よい静けさを醸し出しています。中には礼拝堂があり、朝方は人けも少なく厳かな雰囲気です。

■観光名所5:憲法広場(Place De La Constitution)

Luxembourg-5214 - Monument of Remembrance

旧市街の入口に位置する「憲法広場」は、少し小高い場所にあり、ここから反対側に位置する新市街も見渡せます。市内で一番眺めのいい場所との呼び声も高く、多くの人がここで癒されているようです。ルクセンブルク観光の定番スポットにもなっており、ここにはたくさんのお土産屋さんやレストランが揃います。広場の中央には、第一次世界大戦の戦没者慰霊碑の塔が立っていて、塔の先にある金色の女神がいつも広場を見守っています。

グルント地区やボックの砲台までのアクセスもよく、徒歩では1時間ほどなので、散歩がてらに回ってみるのもアリですね。

■観光名所6:ヴィアンデン城(Vianden Castle)

ルクセンブルクは130以上もの多くの古城があることでも有名ですが、その中でも一番有名なのがこの「ヴィアンデン城」です。ゴシック様式の要塞として11世紀に建てられ、何度かの改修工事を経て現在に至ります。緑に囲まれた丘の上に建てられており、夏は新緑、秋は紅葉とそれぞれの季節で違う表情を見せてくれますよ。城内は一部を除き見学可能で、中には当時の王家に使用されていた数々の調度品が展示されています。現在もルクセンブルク大公が海外からの来賓をもてなす場として使用されており、非常に格式高いお城と言えます。

ヴィアンデン城(Vianden Catsle)

B.P. 26, Vianden L-9422, Luxembourg
+352-83-41081
10:00~18:00
1月2日~2月28日・11~12月は~16:00、3月・10月は~17:00。詳しくはHPを参考にしてください。

http://www.castle-vianden.lu/

■観光名所7:クレルヴォー城 (Clervaux Castle)

Clervaux Castle, Luxembourg

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ルクセンブルク市から電車で50分ほど行ったルクセンブルク北部にある「クレルヴォー城」も、観光客に人気のお城です。外観は真っ白な壁で統一され、山々とのコントラストの美しさが人々を惹きつけています。12世紀に建てられましたが、現在、お城の中は博物館や美術館として利用されています。そのため展示品がある以外は少々質素なつくりですが、「クレルヴォー城」を囲むようにしてある街並みはとてもかわいらしいので、一緒に回ってみるといいと思います。1月~2月にかけては閉館されている可能性があるので、注意してくださいね。

クレルヴォー城 (Clervaux castle)

Montee de l'Eglise, Clervaux 9701, Luxembourg
+352-92-10481
http://www.destination-clervaux.lu/home-en/

■観光名所8:ルクセンブルク大公宮 (Palais Grand-Ducal)

https://commons.wikimedia.org

ルクセンブルク大公が住んでいる「ルクセンブルク大公宮」は、スペイン統括時代を思わせる美しい彫刻が外壁に施され、圧倒的な豪華さが魅力です。大公が滞在している間は国旗が掲揚されていて、建物とともに写真に収めている人も多く見かけます。またこの「ルクセンブルク大公宮」の目玉は、1日に5回、門の前で行われる衛兵の交代式で、規則正しい衛兵たちの動きは舞台を見ているかのような気分になりますよ。もともとは15世紀に市庁舎として建てられたものですが、1573年に大理石を用いて再建され、1891年に大公宮になりました。

建物の中は基本的には入ることができませんが、夏のみ一般公開されているようです。歴代の国王たちの豪華な美術品にお目にかかれますよ。

https://commons.wikimedia.org

ルクセンブルク大公宮(Palais Grand-Ducal)

32 Rue de I'Eau, 1449 Luxembourg
+352-32-48388213
9:00~20:00
月曜
http://www.monarchie.lu/fr/index.html

■観光名所9:ノートルダム大聖堂(Cathédrale Notre-Dame)

https://commons.wikimedia.org

世界遺産に登録されたものの一つである「ノートルダム大聖堂」は、17世紀に建てられたカトリックの大聖堂です。ルネッサンス様式とバロック様式がミックスされたヨーロッパの中でも珍しいつくりになっていて、最近では前大公とベルギー女王の婚礼が行われた場所としも知られています。外観は慎ましやかではありますが、内部はカラフルなステンドグラスや繊細な彫刻がところどころに見られ、きらびやかな空間になっています。

地下には礼拝堂があり、歴代の司教たちや大家一族が眠っているので時間があればぜひこちらも見てみてください。入場料は無料で、日曜日の午前中とミサがある日以外は自由に見学できます。

■観光名所10:ロワイヤル通り(Boulevard Royal)

https://en.wikipedia.org

ルクセンブルク市内で最も賑やかな通りが「ロワイヤル通り」です。ここには大手銀行や外資系企業が集まり、現代の裕福な国ルクセンブルクの経済力の高さを伺えるはずです。交通量も非常に多いですが、行き交う車もベンツをはじめとした高級車ばかりなので、それを眺めるだけでもわくわくしてしまいます。

また、「ロワイヤル通り」には数々の高級ブランドショップも軒を連ねており、ショッピングを楽しめる通りとしても人気がありますよ。日本では販売されていないデザインのものも手に取ってみることができます。歴史的背景を感じる建物とは違う、現代の国際的な姿を見るならば、ここを訪れるほかありません。

■「ルクセンブルク」の場所・行き方

難易度:★★☆☆☆(各都市からのアクセスは良好です)

パリからのアクセス

パリ東駅(Gare de l'Est)からルクセンブルク駅(Gare Lëtzebuerg)まで、高速列車(TGV)で約2時間10分、在来線(TER)で約3時間10分です。在来線の場合はメス・ヴィレ駅(Metz Ville)で乗り換えです。

ブリュッセルからのアクセス

ブリュッセル中央駅(Gare de Bruxelles-Central)からルクセンブルク駅まで、高速列車(IC)で約3時間です。

■参考サイト

RAILEUROPE(日本語)

Luxembourg

■「ルクセンブルク」の情報をGET

「ルクセンブルク」のさらに詳しい情報は、下記のHPを参考にしてみてください。

■政府観光局公式サイト

VISITLUXEMBOURG(日本語)

■イベント情報はこちらから

LUXEMBOUR (英語)

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ルクセンブルク - 観光名所 ,雑学

みなさんは、ルクセンブルクという国がどこにあるのかご存知でしょうか。ルクセンブルクはフランス、ベルギー、ドイツに国境を接した、神奈川県と同じぐらいの面積の小さな国です。日本からの直行便がないので馴染みがない方も多いかもしれません。ですがルクセンブルクは世界でも最高水準の豊かな経済を誇っている、優秀な国なのです。 ルクセンブルクには中世の街並みがそのまま残っている場所が多く、教会や古城などが好きな方にはたまらないスポットです。ルクセンブルクはもともと城を中心に発展した国で、「古い街並みと要塞群」として世界遺産にも登録されています。ヨーロッパの穴場スポットを開拓したい方は、ルクセンブルクがおすすめです。

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