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オーストリア観光で都市部を満喫! 音楽以外の魅力もいっぱいで一人旅にも歩きやすい

音楽と芸術の国、オーストリア。オーストリアといえばモーツァルトやベートーベン、カラヤンといった音楽家たちが活躍し、現在でもウィーン・フィルハーモニーやウィーン国立歌劇場など、音楽や歌劇にあふれる国としてのイメージがありますが、オーストリアの魅力は、音楽だけではありません。 神聖ローマ帝国そしてハプスブルク帝国時代からの芸術美術にあふれた首都ウィーンをはじめ、映画『サウンド・オブ・ミュージック』の舞台となったザルツブルグの古い町並み。そのほか、世界遺産にも登録されている風光明媚なヴァッハウ渓谷や、高級スキーリゾートであるチロル地方など、大自然の魅力もたくさんあります。 この多彩な魅力をもつオーストリアの観光地を、今回は公共交通機関を利用しやすいウィーンとザルツブルグを中心にみてみましょう。

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更新日: 2024年5月4日

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オーストリアの歴史

オーストリアの首都、ウィーンの起源はローマ時代、軍営地としてヴインドボナという町が建設されたことにはじまります。

その後8世紀に現在のオーストリアの基礎となるオストマルクがフランク王国カール大帝により設定され、1282年からハプスブルグ家がウィーンを拠点として、オーストリア支配をはじめます。1438年以降、神聖ローマ皇帝はオーストリア大公・ハプスブルク家が世襲するようになり、ウィーンもその宮廷が置かれ繁栄します。

16世紀、17世紀に一度ずつオスマン・トルコによるウィーン包囲を受けますが、17世紀末までにはハプスブルク家のオーストリアは現在の中欧と言われる広い範囲を支配するようになります。

1740年にはマリア・テレジアがハウスブルク家を相続し、女帝となり改革、近代化をすすめますが、1918年、ハプスブルク家は解体。
オーストリア帝国が解体しオーストリア共和国が成立。第二次世界対戦後には四カ国による共同占領(英米仏ソ)がありますが、1955年に永世中立国として主権を回復し、現在に至ります。

ウィーン観光に来たからにはまずここ! 定番観光スポット

シェーンブルン宮殿と庭園

シェーンブルン宮殿

オーストリアには2017年現在、8件の世界遺産が登録されています。そのうちの2件がウィーン市内にあり、どちらも地下鉄で容易にアクセスできますので、気軽な一人旅にもおすすめです。1件はウィーン市内のハプスブルク家の夏の離宮・シェーンブルン宮殿です。
外観はバロック様式、内部はロココ様式で、1441室の部屋があり、現在そのうちの40室が公開されています。宮殿の外壁の色はテレジアン・イエローと呼ばれ、女帝マリア・テレジアが好んだ色です。モーツァルトがマリー・アントワネットに求婚したのもこの宮殿です。宮殿のオーディオガイドは日本語もありますので、各部屋をガイドを聞きながらそれぞれのペースでじっくり楽しめます。

シェーンブルン宮殿のホームページ

シュテファン大聖堂

シュテファン大聖堂

12世紀に建設がはじまった、シュテファン大聖堂。14世紀にゴシック様式に建て替えられ現在の姿となりました。ここでは歴代皇帝の儀式が行われたほか、モーツァルトの結婚式と葬儀も行われました。この聖堂を含め、全長5.3kmのリング通りと呼ばれる環状の通りに囲まれたウィーンの歴史地区も世界遺産に登録されており、こちらも地下鉄で容易にアクセスが可能です。現在のオーストリアでもっとも重要なゴシック建築とされています。

聖堂への入場は無料です。有料エリアとしてカタコンベ(地下墓所)と、南塔と北塔があります。“シュテッフル”と呼ばれる137メートルの高さの南塔へは、343段の階段を昇ります。ウィーンの街並みを一望できます。北塔へはエレベーターで昇ることができます。

シュテファン大聖堂のホームページ(日本語)

ウィーンの穴場観光スポット

王宮宝物館 Imperial Treasury of Vienna

王宮宝物館

https://commons.wikimedia.org

ウィーンのホーフブルク王宮のスイス宮中庭に、ひっそりと入口がある「王宮宝物館」。ここには、神聖ローマ帝国とハプスブルク家の歴代皇帝たちの数々の財宝のコレクションがずらりと並んでいます。10世紀より受け継がれてきた神聖ローマ皇帝の帝冠、そして1602年、皇帝ルドルフII世の帝冠として作成されたオーストリア皇帝の帝冠は必見です。そのほか、ブルグント王国の財宝、金羊毛騎士団の財宝など、きらびやかな金や宝石で飾られた見ごたえ十分の貴重な工芸品や装身具もあります。

王宮宝物館のホームページ(英語)

一生の思い出に。音楽の都ウィーンでクラシック音楽を鑑賞!

https://ja.wikipedia.org

音楽の都として名高い、オーストリアの首都ウィーン。世界3大オペラ座に数えられるウィーン国立歌劇場をはじめとし、日本でも人気のニューイヤー・コンサートで知られる楽友協会など、世界中の音楽ファンが聖地と崇める音楽の殿堂がずらりと並ぶウィーンを訪れたら、ぜひとも一度は音楽鑑賞に出掛けたいもの。
コンサートは会場によって演奏する楽曲や雰囲気が異なるので、出発前にしっかりと比較して事前予約しておきましょう。

ウィーン・クラシックコンサート事前予約サービス

ハプスブルク家の華麗なる威光「シェーンブルン宮殿」を見学

https://ja.wikipedia.org

オーストリア・ウィーンに観光に来たら絶対に訪れたいのが「シェーンブルン宮殿(Schloss Schönbrunn)」です。ハプスブルク王朝の歴代の君主が離宮として使用した場所で、ハプスブルク家の当時の繁栄を色濃く伝えています。中には1400室もの部屋があり、現在はその内の40室が公開されているんですよ。ウィーン会議の会場となった大広間や、6歳だったモーツアルトがマリー・アントワネットにプロポーズをした鏡の間などが主な見どころです。「シェーンブルン宮殿」は当時の優美な暮らしが残る宮殿として、1997年に世界遺産に登録されています。

世界遺産シェーンブルン宮殿見学ツアー

世界一美しい湖の町、ハルシュタットへ!

世界遺産ハルシュタット観光ツアー

ウィーンからハンガリーやチェコへ日帰りでトリップ♪

ウィーン発日帰り近郊ツアー

ウィーン市内のホテル事情

ウィーン中央駅(Wien Hauptbahnhof)付近は再開発中のエリアで、新しくできたきれいなホテルがいくつもあります。
食事や買い物はウィーン中央駅でも済ませることができる上、ウィーン中央駅からはオーストリア国内や中欧近辺の各都市、そしてウィーン国際空港へも列車で直通で行けますので、ウィーン滞在中の宿泊はもちろん、前泊としての利用にもおすすめ。観光中の時間を無駄にしたくない人は、迷わず駅周辺でホテルを探すといいでしょう。

ibis Wien Hauptbahnhof

Expedia

ウィーン観光中は音楽の都でクラシックを聞いてみよう

国立オペラ座

https://commons.wikimedia.org

ウィーンの音楽シーズンは9月から翌年6月。7~8月は休みです。音楽の好きな人も、そうでないひともぜひ、オーストリアに来たからには音楽の都、ウィーンでぜひ一度クラシックを聴いてみてはいかがでしょう。

国立オペラ座はウィーンを象徴する歌劇場で、収容人数1709人。立ち見席は567人収容できます。インターネットからチケットが購入できますし、当日席も人気歌手の出演などでなければ比較的入手しやすく、立ち見席は3€程度から買うことができます。7~8月の公演は休みですが、建物内部の見学ツアーが開催されています。

住所:Opernring 2, 1010 Wien, Austria
アクセス:地下鉄1、2、4番線 Karlsplatz駅下車

国立オペラ座のホームページ(英語)

ウィーンからザルツブルグへ足を延ばそう

ウィーンから観光の足を延ばすなら、モーツァルトの生まれた町、音楽の都、ザルツブルグはいかがでしょうか。ウィーン中央駅からオーストリア連邦鉄道(略称ÖBB)で2時間30分、日帰り観光にもおすすめです。ザルツブルグへの列車のチケットはウィーン中央駅の窓口や自動販売機でも買えますし、オーストリア連邦鉄道(ÖBB)のホームページでもクレジットカードで購入ができます。

ザルツブルグ中央駅(Salzburg Hauptbahnhof)に到着したら、ぜひ「ザルツブルグカード」の購入を。ザルツブルグ中央駅オーストリア連邦鉄道の切符売り場奥の旅行代理店で売っています。またはホテル、ザルツブルグ市内観光案内所にて。現在は博物館となっているモーツァルトの生家をはじめザルツブルグのすべての観光名所および博物館に一回ずつ入場が無料となり、公共交通機関の乗車も無料という特典があります。

ザルツブルグカードは24時間、48時間、72時間有効の3種類があり、24時間有効は24~27€(シーズンにより異なる)です。

オーストリア連邦鉄道(ÖBB)のホームページ(英語)

ホーエンザルツブルグ城塞

ザルツブルグのシンボル、ホーエンザルツブルグ要塞。神聖ローマ帝国皇帝とローマ教皇の叙任権闘争のさなか、11世紀に建築が始まったこの要塞は17世紀半ばに現在の姿となりました。ケーブルカーで城塞までのぼり、オーディオガイド(日本語あり)を聞きながら城塞の歴史や拷問具、見張り台などの見学ができます。展望台からはザルツブルグの絶景が見渡せます。ザルツブルグカードを提示すれば、大人15.20€の入場料が無料となります。

住所:Mönchsberg 34, 5020 Salzburg, Austria
アクセス:ザルツブルグ中央駅から25番バスに乗り約10分、カピテル広場近くからケーブルカーで1分

映画「サウンド・オブ・ミュージック」のロケ地がいっぱい♪ザルツブルク市内を観光

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オーストリア観光中のおすすめグルメ

グーラッシュ(Gulasch)

もとはハンガリーから伝わった牛肉の煮込み料理。よく煮込まれたトロトロの牛肉がたまりません。ビーフシチューと違うのは、パプリカがふんだんに使われていることです。

アプフェル・シュトゥリューデル

オーストリアを代表する伝統的なお菓子。ただのアップルパイではありません。サラダ油を使って練った生地を「新聞が読めるぐらいに薄く薄く」伸ばして林檎を包み、サクサクとした食感のなかにも林檎そのものの風味や食感をよりストレートに表現したお菓子です。カフェタイムにおすすめです。

ウィーン市内にある「Cafe Tirolerhof」は1920年代の伝統的なカフェハウスの様式で、小さな大理石のテーブルで甘すぎない、ボリュームのあるアプフェル・シュトゥリューデルを食べられます。

Cafe Tirolerhof
住所:Führichgasse 8, 1010 Wien, Austria

オーストリアへのアクセス

2017年現在、日本から首都ウィーンへの直行便は運航していません。そのため、ヨーロッパの各航空会社や全日空または日本航空でヨーロッパの主要都市へ飛び、そこからウィーン行きへ乗り継ぎます。ルフトハンザドイツ航空はウィーンへの乗り継ぎ便数が多く、フランクフルトやミュンヘンを経由した場合、日本から15時間前後です。

オーストリア観光のベストシーズンと服装

オーストリア観光のベストシーズンは、5、6月と、9月~10月前半頃です。5月はアルプスや宮殿の庭園に花が咲き、6月は湿度が低く爽やかで過ごしやすい時期になります。9~10月前半頃は、年間を通して最も降水量が少ない時期です。

オーストリアは湿度の低い大陸性の気候です。春は降水量が多めで、夏は涼しく、冬(11~3月)は-10℃前後までの厳寒になります。北海道の気候とよく似ていますが、北海道よりも少し寒い気温をイメージして、秋以降はマフラー、手袋、帽子といった防寒具を準備しましょう。春や夏は雨が降ったときなど寒暖の差が激しくなるので、温度調節のしやすい上着を持参するのがおすすめです。

オーストリア観光中に楽しみたい季節のイベント

クリスマスマーケット

クリスマスの4週間前からクリスマスまでは待降節(アドヴェント)と呼ばれ、ウィーン各地、またザルツブルグの旧市街などオーストリア各都市にクリスマスマーケットが並びます。色とりどりのクリスマスオーナメントの買い物を楽しんだり、あたたかい毛糸や毛皮の手袋、マフラーを買ったり、ホットワイン、ビール、ソーセージやポテトのオーブン焼きなどのおいしい食事を屋台で食べられます。

オーストリア観光で買いたいお土産

モーツァルトのチョコレート

ピスタチオ風味のマジパンとヌガーに、チョコレートがコーティングされ、モーツァルトの顔の銀紙で包まれたモーツァルトチョコレート。駅のキオスクやスーパーで購入ができます。お手頃価格で味もよいので、お土産にいかがでしょうか。

オーストリア観光のまとめ

オーストリアは欧州連合(EU)加盟国で、ユーロ通貨が使えます。他のヨーロッパ諸国と同様ビザなしで90日まで滞在が可能です。言語は大きく分類するとドイツ語(オーストリアドイツ語)で、多くの場所で英語も通じます。ヨーロッパ都市部のなかでは比較的治安がよく、地下鉄やトラムなど交通網も非常に発達しています。
また物価もヨーロッパとしてはそれほど高くなく、宿泊施設も充実しているため、特に都市部のウィーンやザルツブルグなどは、気軽な一人旅にもおすすめといえます。

歴史的見どころがたくさんある美しいオーストリアに、ぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。

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