エジプト旅行は危険？ 気になる治安や物価など、基本情報を徹底解説！

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カイロは、エジプトの首都です。アフリカ、アラブ世界で最も人口の多い都市であり、その地域を代表する世界都市の一つです。また、アラブ連盟の本部所在地でもあり、アラブ文化圏の中心都市になります。
エジプトの乾燥した大地にナイル川が形作った肥沃なデルタ地帯のほぼ南端、要に位置し、河谷を流れてきたナイル川がデルタを形成し、その先端に位置します。エジプトはナイル河谷地方の上エジプトとデルタ地方の下エジプトとに古代エジプト以来2分されていますが、その両者の接点にカイロは位置します。中心市街はナイル川の右岸、東側に位置し、ナイルをはさんで対岸の西郊には、ピラミッドで有名なギーザの町があり、町の南は古代エジプトの中心都市のひとつのメンフィスになります。

■エジプト旅行の基本情報

日本人にとっては“ピラミッド”という印象が強い エジプト ですが、それ以外にも、旅行前に簡単な情報を頭に入れておくと旅がより楽しくなり治安面でも安心です。エジプトは、人口 9000万人 のアラビア語圏で、地中海や紅海に面しています。今でも国土のほとんどは砂漠となっていますが、有名な ナイル川の水路を使ったことでエジプトの文明が発展 したと言われています。ちなみにエジプトの首都カイロもナイル川沿いにあります。

日本との 時差は7時間 でエジプトの方が遅いです。エジプトでは宗教の関係上、女性は特に肌の露出を控えているので、できれば 旅行者もあまり露出が激しい恰好をすることは避けた方がよさそう です。言葉についてはカイロだったら 英語はなんとか通じる と思います。それにエジプト人はとてもフレンドリーなので、言葉が通じなくてもとても楽しく旅行ができるはずです。

■エジプト旅行の滞在日数の目安は？

治安を考えたらカイロ1都市が無難

エジプトは たくさんの世界遺産がある 国なので、色々な都市に行ってみたいという人も多いでしょう。しかし今のところは治安を考えると カイロ1都市 にしておくのが無難でしょう。カイロの次に多くの観光客が訪れる ルクソールの治安 は、外務省のHPによるとカイロと同じくらい安定してはいますが、問題はそこまでの道のりです。ルクソールに行くまでに経由する都市の危険レベルは低いとは言えず、特に バス移動になるときは注意が必要 です。

ピラミッドは何度見ても感動しますし、カイロだけでも十分エジプトを堪能できるはずです。カイロのみに絞って観光するなら最短でも3泊あればコンパクトに周り切れるでしょう。もしゆったりと観光を楽しむなら 6泊くらいは欲しい ところです。エジプトのキリスト教・ コプト教の教会群が密集している・オールド・カイロ も歴史部文化を感じることができる魅力的なスポットなので、ツアー参加をする場合は、ぜひ、組み込まれているプランを選んでみてくださいね。

それでも他の都市を見るなら

治安を第一に考えるならカイロ1都市に限りますが、 ルクソールではナイル川クルーズ ができたり、 アブ・シンベル では巨大な岩窟神殿が見られたりと他の都市も魅力はたっぷりです。もし他の都市にも旅行するのなら、 1都市につきプラス2泊は欲しい ところです。移動時間も考えると、その方がゆっくりと観光できます。
これまで移動には寝台列車やバスが主流でしたが、今は 飛行機 をおすすめします。治安面を考えると一番安全です。それにカイロからルクソールまでも 10000円前後 と安く行けてお財布にも優しいです。心配ならツアーに申し込むのもいいでしょう。現地に精通したガイドさんがいることは安心です。

世界七不思議のひとつ！ギザの三大ピラミッドを見に行こう

エジプトの首都カイロ近郊に位置するギザの大地には、古代エジプトのファラオであるクフ王、カフラー王、メンカウラー王の3大ピラミッドが並んでそびえており、中央のカフラー王のピラミッドの前には、全長57メートル、高さ20メートルに及ぶ人頭獣身のスフィンクスの石像があります。謎の多い3大ピラミッドは、オリオン座の三つ星を表しているという説もあり、ナイル川を天の川に見立ててみると、ピラミッドとオリオン座の位置が重なります。
1979年には「メンフィスとその墓地遺跡・ギザからダハシュールまでのピラミッド地帯」として世界遺産にも登録されたその荘厳な光景は、訪れるすべての人々を魅了してやみません。

王家の谷やカルナック神殿！見どころいっぱいのルクソールも外せない♪

世界最大級の"野外博物館"と言われるルクソールは、古代のエジプト人たちが築いた偉大で迫力のあるモニュメントであふれています。彫刻された石柱や石像を間近で観ながら散歩できるだけでなく、馬車に乗ったり、気球に乗って空から広大な大地の眺めを楽しむこともできます。細やかで計算された彫刻技術は石像一つ、石柱一つ、どれをとっても圧倒されること間違いありません。また、ライトアップされた神殿なども昼間とは一味違う幻想的な雰囲気で、訪れた人を魅了しています。

三大ピラミッド近郊！新旧入り混じるカイロ市内を散策

エジプトの首都・カイロは、アフリカで最も人口の多い大都市であり、アラブ文化圏の中心です。ビルが林立し近代的な姿を見せる国際都市である一方、イスラム地区の旧市街と、カイロ発祥の地であるオールド・カイロは、昔ながらのエジプトの素顔を見せてくれます。
1979年にこれらの歴史地区は「イスラム都市カイロ」として世界遺産の文化遺産に登録され、2007年に「カイロ歴史地区」と名称を改めました。1000塔以上のミナレット（塔）があることから、千の塔の都として親しまれています。

■とにかく安いエジプトの物価

地下鉄は6円で乗れちゃう!?

エジプトの通貨は「 E£(エジプトポンド) 」で表されます。日本と比べるととにかく物価が安いので、旅行客にとってはうれしいことだらけです。まず地下鉄はどこまで乗ってもだいたい1E£(約6円)、タクシーの初乗りは 4E£ です。カイロでは メーターのない交渉制のタクシー も走っているので、乗る前に確認してください。交渉制のタクシーのほうが多いですが、トラブルを避けるためには メーター制のタクシーのほうが安全 でしょう。

バスはエアコン付きかエアコンなしかによって変わります。 エアコン付きなら2 E£、なければ一乗車1 E£ です。いずれにせよとても安いので、頻繁に利用してみてください。

低価格でレベルの高いホテルに

旅行するときに気になるホテル代ですが、こちらもかなり安いです。カイロ市内でビジネスホテルレベルのランクなら、 240E£ から宿泊可能です。清潔感もあり、ある程度セキュリティもしっかりしているので、安心して泊まれます。

でも、せっかく物価が安いのだから、ここはお金をかけて少しレベルの高いホテルに泊まってみたいもの。例えば 4つ星ホテルなら500 E£ 出せば十分で、 5つ星だって1500 E£ くらいから宿泊できます。なかなか手を出せないヒルトンなどの有名ホテルもエジプトならば手が届きます。この機会に少しリッチな気分を味わってみるのもありです。

外食もかなり安い

旅行に行くとどうしても外食でお金を使いすぎてしまいますが、エジプトではそんな心配もありません。カイロ市内の大衆食堂は お腹いっぱい食べても30 E£ です。高級なレストランでの ディナーだって50 E£～ 堪能できます。

それでもできる限り費用を抑えたいならいたるところに出店している屋台での食事がおすすめです。ボリュームたっぷりのエジプト風サンドイッチ「 シャワルマ 」は、なんと1 E£で売られています。野菜や豆がたっぷりと入って栄養も満点です。スーパーでもちょっとした パンと飲み物を買って1 E£ ほどです。これは様々な料理をもったいぶらずに楽しめそうです。
食事の後に楽しみたいエジプトコーヒーは9 E£でこちらも試してみたいもの。ちなみにお酒だけは外国人向けのため、 日本より少々安い という感じで格安感はありませんが、飲むこともできます。

■エジプト旅行で買いたいお土産リスト

エジプト土産というとあまり想像ができないかもしれませんが、魅力的なものはたくさんです。例えば食品ならデーツと呼ばれる ナツメヤシの実のお菓子 です。プルーンのような見た目で甘みがあり、 クッキーやチョコレートにコーティング されて売られています。スーパーで簡単に手に入るので、会社などの ばらまき土産に最適 です。

女性ならエジプトの紅茶がおすすめです。スーパーで売っているものでさえ香りが高く、高級感のある味わいです。日本でもおなじみの「 リプトン 」と「 アルーサ (AROSA)」というメーカーが有名です。

他にも アラビア文字のアクセサリー や エジプトコットンを使ったTシャツやスカーフ 、おしゃれなデザインが多い香水瓶も人気です。 香水瓶に砂漠の砂を入れて持って帰って も雰囲気がありますよ。もし荷物に余裕があるのなら、エジプトカーペットも日本の10分の1くらいの値段で手に入ると好評です。

■エジプト旅行のおすすめシーズンはいつ？

エジプトは国土の大部分が砂漠地帯で、 年間を通じてほとんど雨が降りません 。気温は日本より暑く、 夏の日差しは強烈 と言われています。特に 6～8月は50度近く にまで気温が上がることも多く、外を歩く気分にもなりません。

となると、エジプト旅行のベストシーズンは 11～2月 になります。暑すぎず寒すぎない気候で、過ごしやすいでしょう。ただ、 朝と晩の気温差が激しい ので、夜は 厚手のセーターやジャケットが必要 になります。なお、 3～5月は過ごしやすい気候 ですが、砂嵐の季節なので、外に出ても快適に過ごせません。砂が鼻や耳に入り、まともに観光はできないでしょう。

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■エジプト旅行中は…気をつけることもチラホラ

エジプトには多くの観光客が訪れていますが、 気をつけたい点 もいくつかあります。まず、 スリやひったくり に注意してください。

対策の一つとして、パスポートなどの 貴重品は頭から下げてインナーの中に入れておく という人もよくいます。また、念のため 海外保険 には入っておくことをおすすめします。最近ではクレジットカードが保険代わりになるのでそれで済ましてしまっている人も多いですが、できれば きちんとした海外保険への加入をおすすめ します。

プラスで気をつけたいこととして、歩いているとしばしばフレンドリーに現地の人が「 一緒に写真を撮ろう！ 」と声をかけてきます。こういったシチュエーションはだいたいの場合あとで お金を請求される のですが、トラブルを避けたり、しつこくされる手間を省くためにも 小銭を渡して退散したほうが賢明 です。また、写真撮影に関しても 警察官にカメラを向けないよう に気をつけましょう。問い詰められる可能性があります。

■エジプト旅行で気になる治安は？

気になるエジプトの治安ですが、徐々に改善されつつあるものの、 警戒心を持つことは大切 です。基本的には観光地などの人が多いところ以外は行かないようにしてください。同じ国でも場所によって治安のレベルが変わってくるので、 渡航前は外務省が公開している渡航情報を参考 にしましょう。なにかあればカイロにある「在エジプト日本大使館」に行きましょう。現地では、地元の警察よりも 日本大使館に行ったほうが話が早く確実 と言われています。

またエジプトでは首都のカイロでも停電することは日常茶飯事です。最初は驚くかもしれませんが、慌てず、そしてその隙にスリに遭わないよう自分の手荷物を確認しましょう。

■他の国と組み合わせるなら？

エジプトの周辺国は どこも治安が悪い ので、合わせて訪れることはあまりおすすめできません。ですが、エジプト旅行に行く際の経由地になる可能性のある ドバイ なら、時間をロスすることなく観光できます。気候も似ているので、荷物も少なくて済むでしょう。それでは物足りないという人にはエジプトからはヨーロッパ各国へ多くの直行便が出ているので、 ヨーロッパと組み合わせることも不可能ではありません 。少しだけハードな旅にはなりますが、思い出に残ると思います。

■エジプトへのアクセス

難易度：★☆☆☆☆（直行便が出ています）

エジプトへは成田からカイロまでの直行便が出ています。所要時間は14時間ほどです。他にはドバイなどでの乗り換え便があります。

■エジプト旅行の情報をGET

エジプトのさらに詳しい情報は、下記のHPを参考にしてみてください。

Experience Egypt(日本語)