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モスクワ観光入門! ロシアの中心、偉大なる街を堪能しよう

ロシアの首都、モスクワ。ロシアの政治、文化、経済の中心として、大国ロシアを支えています。 成田空港からわずか10時間でこの大いなる街に到着すると、そこでは素晴らしい建築群、大規模の美術館や、バレエ、オペラ、クラシック音楽など一流の芸術に触れることができます。 この巨大な都市はクレムリンを中心に放射状に道路が建設されており、いっくつかの環状道路が取り囲んでいる設計となっています。地方都市へ発着する鉄道駅が随所にあり、またモスクワ中心部は地下鉄が張り巡らされているため市内の街歩きは非常に便利です。今回はモスクワ観光の魅力を追ってみましょう。

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更新日: 2024年4月28日

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モスクワの歴史

モスクワが世界史に登場するのは12世紀です。1156年、ユーリー・ドルゴルーキー公が創設します。14世紀ごろからモスクワ川、オカ川、ヴォルガ川に囲まれた立地を生かし、繁栄しはじめます。

17世紀、ロマノフ王朝が成立。
18世紀ピョートル大帝の時代に、北に新しく造られたサンクトペテルブルグに遷都しますが、この時代には、モスクワでは優雅な貴族文化が発達します。1812年、ナポレオン軍がモスクワを目指し進軍、占領。このときの大火で街は燃えますが、焦土戦術によってすべての食糧も燃やされ、ナポレオン軍は寒さと飢えで退却し、その後モスクワは再建されます。

第一次世界大戦の最中にロシア革命が起こり、レーニンが率いるボリシェビキによりソビエト政府が樹立されます。ロマノフ王朝は倒され、ソ連政府によりモスクワは再び首都になります。
第二次世界大戦中、モスクワもナチスドイツの攻撃で被害をうけますが、戦後にはソ連の首都として復興してゆき、ソ連崩壊後今日にかけて、原油高などを背景として経済混乱から脱却しつつあります。

現在のモスクワは海外の一流ホテルやファッションブランドもたくさん参入しており、華やかな街並みを見られます。

かならず訪れたい! モスクワ観光の定番見どころ

クレムリン

クレムリンと赤の広場

https://ru.wikipedia.org

モスクワの中心部分です。クレムリンとは本来城塞を意味しますが、現在のモスクワのクレムリンの城壁内にはロシア連邦大統領府がおかれ、ロシアの政治的中枢となっています。またクレムリン内にはブラゴヴェシチェンスキー聖堂、ウスペンスキー大聖堂、ダイヤモンド庫などロシア正教の宗教遺産と財宝が所蔵されており、世界遺産に指定されています。

クレムリンの正面には「赤の広場」(クラースナヤ・プロ―シャチ)があります。赤、という名称ではありますが広場が真っ赤なわけではなく、もともとロシア語では「クラースナヤ」は「美しい」という意味を持っていたため、美しい広場という意味でこの名がつけられました。

現在も世界中から観光客が訪れる大観光地でもあります。晴れた日にはオープンカフェやブリヌイ(クレープ)店などが並び、散策にぴったりです。

ポクロフスキー聖堂(聖ワシリー大聖堂)

赤の広場の南側に建つ大聖堂です。1560年にイワン雷帝によって建てられました。中央の塔の高さ46m。9つある各塔の先端には派手な色の玉ねぎ型のドームがついています。このねぎ坊主は、それぞれが教会となっています。

グム百貨店

グム百貨店

赤の広場に建つ百貨店で、土産物屋、アイスクリーム屋、化粧品屋やフードコートなどがあります。まるで宮殿のような明るくおしゃれなアーケードは見るだけでも楽しい気分になれ、ショッピングだけでなく観光目的に訪れる人も多いです。

トレチャコフ美術館

トレチャコフ美術館

https://izi.travel

モスクワの美術館といえばトレチャコフ美術館とプーシキン美術館が有名ですが、後者が世界屈指の西洋美術のコレクションであるのに対し、トレチャコフ美術館は世界最大規模のロシア美術を堪能できます。

トレチャコフ美術館の本館ではロシアの古美術および18世紀以降の絵画を専門に収集がされています。また本館の展示の最後はイコン(聖書の出来事、聖人や天使の画)のコーナーとなっています。世界的名画アンドレイ・ルブリョフの『聖三位一体』もここに展示されています。
トレチャコフ美術館の新館は19、20世紀の美術が中心で、ロシアアヴァンギャルド全盛期から社会主義時代、新生ロシア以降の現代美術までさまざまな作品が楽しめます。

ボリショイ劇場

https://ru.wikipedia.org

ロシアの象徴ともいわれる、世界的なオペラ・バレエ劇場です。1776年に造られ、1700もの席があります。平土間の座席はもちろん、バルコニーからの観覧も劇場全体のきらびやかさと芸術を愛するロシアの人たちの熱気を感じることができ、おすすめです。

モスクワの地下鉄に乗ってみよう

モスクワの地下鉄の天井

モスクワの市内中心部は地下鉄が張り巡らされており、散策には地下鉄利用が便利です。一番古い路線で1935年に造られ、現在は12路線が運行しています。地下鉄の各駅の天井はソビエト時代につくられた絢爛豪華なものが多く、単なる移動だけではなく見学するのにも見飽きません。
地下鉄の運賃は距離制ではなく一回乗車ごとの均一料金で、ジェトンを買って乗るか、回数券、時間内有効のパスを買って乗ります。改札は乗車時のみで、出口での検札はありません。

手軽にロシアグルメを食べよう

Чайная ложка(チャイナヤ・ローシカ)

「毛皮を着たニシン」のサラダ

http://www.teaspoon.ru

「Чайная ложка(チャイナヤ・ローシカ)」はティースプーンという意味のロシア語で、ファストフードのチェーン店です。モスクワ各地にもたくさんお店があり、ロシアグルメが手軽に食べられます。
おすすめメニューは「Селёдка под шубой(スィリョートカ・ポド・シューバイ/毛皮を着たニシン)」のサラダ。酢漬けのニシンにポテトやニンジン、ビーツ、卵のサラダが層になっており、フォークで崩しながら食べます。

Теремок(テレモック)

http://www.teremok.ru

「Теремок(テレモック)」もロシア料理が食べられるファストフードのチェーン店です。こちらもブリヌイと呼ばれるロシア風クレープや、ボルシチなどのロシアのスープなどが充実しています。おすすめはУха(ウハー)という白身魚と野菜のスープ。メニューはもちろんテイクアウトもできます。

モスクワへのアクセス

成田空港からモスクワに向けて、1日1便、アエロフロートの直行便が飛んでいます。またフィンランド航空でヘルシンキ経由の便や、大韓航空のソウル経由便などもあります。
モスクワには国際空港が3つ(シェレメチェヴォ空港、ドモジェドヴォ空港、ヴヌコ゚ヴォ空港)ありますので、どの空港を使用するのか確認しましょう。各空港からモスクワ市内の鉄道駅にアエロエクスプレス(高速鉄道)が出ています。
なお日本とモスクワの時差は6時間で、日本が午前6時のとき、モスクワは午前0時です。

モスクワの観光シーズンとロシア旅行の注意点

おすすめ観光シーズン

モスクワ観光に一番のおすすめはやはり5月~7月の初夏の時期です。モスクワは冬が長く、早い年は9月末、遅くとも10月中から初雪が降り始めます。秋以降は手袋、マフラー、帽子が必須です。12月、1月の最低気温は-10℃前後になるので、防寒対策をしっかりしましょう。

観光ビザは?

ロシアに入国するためにはパスポートの他に、観光ビザが必要です。出発前に日本で取得します。申請にはパスポートの他にバウチャーなどの必要書類もありますので、旅行代理店で相談するなどしましょう。
また出発前にはロシア大使館のホームページや日本の外務省のホームページなどで最新の情報を確認しましょう。

在日ロシア連邦大使館のページはこちら

出入国カードについて

ロシアに入国する際、入国スタンプとともにパスポートに薄い紙を挟んで渡されます。これは「出入国カード」と呼ばれるもので、出国時まで大切に保管しましょう。なおロシアに滞在中、外国人はパスポートの携帯義務があります。

滞在登録について

滞在登録(レギストラーツィア)は、ロシアに滞在する場合に受け入れ側がロシアの当局に対して行う登録のことです。
ホテルにチェックインの際、パスポートと出入国カードを渡すと処理してもらえ、翌日半券が渡されます。滞在登録の制度はワールドカップなど大きなイベントがあると運用が変わることがありますので、これも出発前に最新の情報を確認するようにしましょう。

飲み水について

水道の水は飲まないようにしましょう。ペットボトルのミネラルウォーターが売っています。ガス入りの水とガスなしの水があります。

日本から持っていくといいもの

Cタイプのプラグ
ロシアの電圧は220ボルト、プラグはCタイプです。スマートフォンやカメラを充電する際はCタイプのプラグを持参しましょう。

飲みなれた薬
慣れない旅先で体調を崩すこともあります。現地の薬は強いことがありますので、飲みなれた薬を持参しましょう。

水に流せるティッシュやウェットティッシュ
トイレットペーパーが固めだったり、設備が古く衛生面が気になることもありますので、持参すると便利です。

通貨について
ロシア・ルーブルへは日本円からも両替できますが、レートが悪いのでユーロまたはアメリカ・ドルの持参がおすすめです。クレジットカード決済が日本よりも多くの場面で導入されていますが、日本のクレジットカードが使えないこともありますのでカードだけではなく現金も用意するなど、複数の手段を準備しましょう。
またキオスクや地下鉄のジェトン売り場などでは現金、それも500、100ルーブル札などの小額貨幣しか受け付けてくれません。高額紙幣の5000ルーブル札しか手元にない場合はあらかじめ崩しておきましょう。

モスクワ観光でおすすめのお土産は?

マトリョーシカ

定番のマトリョーシカ。入れ子式になった木彫りの人形です。
黄色の服装のマトリョーシカが伝統的な色味で、最大だと22個のマトリョーシカが中に入っています。ロシアの歴代の指導者たちの似顔絵を描いたものや、動物の絵、家族の似顔絵が描かれたものなどもあります。

アリョンカのチョコレート

http://www.uniconf.ru

ミルクチョコレートのシリーズです。スーパーやキオスクなどで売っています。板チョコタイプのもの、一つずつ紙にくるまれたものなどいろいろなバージョンがあります。

モスクワ観光のまとめ

ロシアの首都、モスクワ。ソビエト時代は渡航に制限がありましたが、現在は海外に広く開かれており、主要観光地では英語も通じるようになってきました。
世界遺産にも登録されているロシア正教の美しい建築群、そして芸術文化にあふれた美しい街・モスクワに、ぜひ観光に訪れてみてはいかがでしょうか。

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