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福岡市美術館:緑豊かな公園内の都市型美術館

福岡県の中心都市、福岡市で緑に囲まれた穏やかな空間から市民の憩いの場となっているのが「大濠(おおほり)公園」です。福岡城跡の外濠を元にした大きな池が特徴の公園の中に福岡市美術館はあります。公園の緑と水の青に映えるブラッドブランの目を引く建築が、入館前から美術館を訪れる人をアートな気分に誘います。 その周辺は福岡城跡、舞鶴公園などの観光スポットにも恵まれ、地元、県外の観光客問わず多くの人が美術館にも訪れます。2008年には開館以来の入場者数が2,000人を超えたという人気ぶりです。常設展示から定期的に入れ替わるイベント展示まで、常時多彩な展示品を鑑賞できるのがこの美術館の特徴です。 豊富な展示品や充実の施設で、子供から大人まで楽しめる「福岡市美術館」の魅力をグッと掘り下げて紹介していきます。

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更新日: 2023年11月22日

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「福岡市美術館」ってどんな所?

「福岡市美術館」は、1979年11月に近代美術と古美術作品を常設展示する美術館として、福岡市に開館した美術館です。美術館周辺に設置された現代アート、前川國男が設計したブラウンレッドの外観が目を引く美術館が、館内に入る前から訪れた人を歓迎します。
館内には、美術館には珍しいキッズコーナーが設けられているので、子連れの方でも安心して美術作品を鑑賞できます。そのほかにも美術に関する書籍を集めたブックショップ、歩き疲れた時の一休みに使える喫茶店など、充実の設備を完備されています。車いすの貸し出し、スロープなど、足が不自由な方や障害を持った方でも不便がないバリアフリーな環境も整っています。

「福岡市美術館」の魅力

「福岡市美術館」最大の魅力は、一万点をゆうに超える豊富な所蔵作品です。1992年に開館した「福岡市博物館」、1999年の「福岡アジア美術館」それぞれに所蔵作品を移管し、新しい美術館、博物館の基礎になったほどです。そんなこちらの美術館では、常設展示も特別展示、コレクションの内容に合わせ、年30回ほど入れ替えが行われます。
一年を通して違った見方で作品を楽しんだり、新しい作品に出会ったりできるのも、豊富に作品を所蔵している「福岡市美術館」だからこその楽しみです。所蔵作品の中には、天才的な作風と独特の風貌で人気を博したサルバドール・ダリ、フランスを拠点として活動したシャガールなど世界的な巨匠の作品も含まれます。
また2016年9月~2019年3月という長い時間をかけた大幅なリニューアルも行われています。それにより、より市民や観光客が身近に感じられる美術館へと進化を遂げています。

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「福岡市美術館」観光の見どころ

美術館の外にもアートがある!

「福岡市美術館」周辺には、入館しなくても鑑賞できるアートがいたる所に展示されています。彫刻家でありながらアトリエを持たず、紙立体を元に作品を作り上げる堀内正和の「三本の立方体A」、水玉の女王ともいわれ、2016年には文化勲章を受章した日本を代表するアーティスト、草間彌生の「かぼちゃ」など個性豊かなアートを楽しめます。
特に「かぼちゃ」は、黄色と黒の特徴的な色遣い、大きく丸みを帯びたフォルムが訪れる人の目を引きます。気軽な気持ちでアートに触れられるのも「福岡市美術館」の魅力です。

四季を感じられる美術館

美術館がある場所は、福岡城跡の外濠を利用した大きな池が特徴の「大濠公園」の中です。池や美術館の周辺には、木々や草花が植えられ、日本らしい四季を感じられます。
春には、春先には、花見の名所ともいわれるほどの咲き誇る桜の木々、夏には黄色の花びらが綺麗なひまわり、秋には赤く鮮やかに色づいた紅葉、冬は厳かで静かな雰囲気といったように、美術作品だけでなく合わせて自然に触れられるのも「福岡市美術館」の特徴です。

個性豊かなイベント展示!

こちらの美術館では、常に展示されている常設展示と呼ばれる作品とは別に、期間限定の特別展示、コレクションが定期的に開催されます。美術館所蔵の作品だけでなく、個性豊かな展示を楽しめるのが特別展示の魅力です。
過去に開かれた特別展示の中には、ディズニー映画でおなじみの「アナと雪の女王」をテーマにした展示、映画のヒットが話題になった「シン・ゴジラ展」などの、ユニークなテーマの展示がありました。特別展示の内容に沿って、常設展示の内容や展示の見せ方も変わるので、普段から「福岡市美術館」を訪れている人にも、新たな発見をもたらします。

遊び心のある館内

美術館の外だけでなく、館内にも遊び心あふれるアート作品があります。数ある館内の作品の中でも特に目を引くのが、元力士小錦をモデルにした、大きな彫刻です。金色に輝くその巨体と存在感に思わず目を奪われます。深く考えず、見ただけで楽しめる分かりやすさから、大人から子供まで幅広い世代に人気の展示です。
美術館の内部は原則撮影禁止ですが、力士像は数少ない撮影オッケーな作品です。美術館を訪れた記念に、並んでツーショット写真を撮るのもおすすめです。

両親も安心のキッズコーナー

美術館は静かにしなければならず、子供と共に楽しむのが難しいとイメージする方も多いはずです。「福岡市美術館」2Fロビーには、そんなイメージを払拭してくれるキッズコーナーが備えられています。こちらのキッズコーナーは、福岡で活躍する美術家オーギカナエが、大堀公園の自然をイメージして作ったカラフルな配色が特徴的です。
付け替え可能なクッションとソファー、柔らかいマットと子供を安心して遊ばせられる環境や遊具が整っています。こちらのスペースも撮影可能なので子供と共に思い出の一枚を取れます。また搾乳室も併設されているので、母親も安心して美術館を利用できます。

主体的にアートに触れられるイベント!

「福岡市美術館」では、ただ美術作品を鑑賞するだけでなく、参加型でアートに触れられるイベントが豊富に行われています。
作品鑑賞のコツ、楽しく作品を見たいという方におすすめなのが「ギャラリーツアー」です。美術館ボランティアが選んだ3つの作品を中心に、会話をしながら作品の魅力や描かれた背景についての解説をしてくれます。所要時間40分ほどのツアーで絵に関する愛着がぐっと増します。ツアーは予約不要で、休館日以外の11:00時・14:00時頃に行われています。
またこちらの美術館は、子供と美術の接点を作るため毎年「夏休み子供美術館」を開催しています。毎年一つのテーマを決め、それに沿った内容のワークショップ、ギャラリートークが行われます。難しく思いがちな美術を楽しく学べるイベントが充実しているのも、この美術館の大きな特色です。

荘厳さを感じる古美術作品

「福岡市美術館」では、日本らしい風情や情感を感じさせる古美術作品を常設展示で楽しめます。古美術作品とは、遠い昔から現在に残された作品のことで、その種類は焼き物、巻物、彫刻、陶磁器など、さまざまな種類に及びます。
真言宗の祖にして、弘法大師として知られる僧侶、空海が直筆で書いた「金剛般若経開題残巻」、穏やかな表情と力強い彫刻の存在感を一度に感じられる「日光菩薩立像」など豊富な展示品を鑑賞できます。それぞれの展示品から、長い年月を経た歴史、文化の重身を感じましょう。

世界を代表する巨匠の作品

日本国内の作品だけでなく、世界に名を馳せた画家の作品を「福岡市美術館」では鑑賞できます。
スペイン出身で、人の無意識や夢などの世界を絵に表現しようとしたシュルレアリスムの画家として知られるミロの「ゴシック聖堂でオルガン演奏を聞いている踊り子」をはじめ、天才画家ダリやシャガールの作品が常時飾られます。それらの作品から、美術や画家に精通している人も納得の所蔵作品の充実ぶりを感じられます。

九州出身画家の作品

福岡市にあるこちらの美術館には、福岡市のみならず九州出身画家やゆかりのある作品が数多く展示されています。現在の鹿児島県鹿児島市出身で、日本美術の近代化に多大な影響をもたらしたとされる黒田清輝、日本におけるロマン主義の第一人者といわれながら、28歳の若さでこの世を去った青木繁などの作品が館内には並びます。
特に青木繁の作品である「秋声」は、絵の女性からにじみ出るような哀愁、落ち着いた色遣いが、見る人にどこか物悲しい秋を連想させます。

先鋭的な近現代作品も!

こちらの美術館には、古美術や、近代の作品だけでなく、かなりの早さで発展を遂げる現代社会を象徴するかのような、先鋭的な現代アートが飾られています。美術館の周辺に飾られている草間彌生の「かぼちゃ」、堀内正和の「三本の立方体A」も数ある作品のうちの一つです。
館内の数ある現代美術作品の中でもひときわ目を引くのが、コバルトブルーの色合い、卵型のような独特な形状をしている「虚ろなる母」です。この作品は、インド出身の現代彫刻家、アニッシュ・カプーアによって作られました。シンプルな形ながら、見方によってさまざまな解釈ができる現代アートの特徴を体感できます。

館内でで食事を楽しめる「カフェテラスなかむら」

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「福岡市美術館」内には、「カフェテラスなかむら」という軽食を楽しめるカフェレストランがあります。館内の中でも眺めの良い2Fにあるレストランの窓からは、美術館のある大堀公園の豊かな自然を眺められます。景色を眺めながら、ゆっくりとした時間を過ごしたい方におすすめの場所です。
こちらのレストランでは、ハンバーグ、ドリアといった通常メニューに加えて、特別展示、コレクションにちなんだ期間限定のメニューも味わえます。美術鑑賞の合間の休憩や食事の際は、ぜひ足を運んでみましょう。

「福岡市美術館」観光の基本情報&アクセス

「福岡市美術館」の基本情報を紹介します。美術館の期間時間は、午前9:30~午後17:30となっています。例外として7月、8月の日曜日・祝日以外は午後19:30まで開館しています。
休館日は毎週月曜日、祝日と月曜日が重なった場合その翌日となります。入館料は常設展示が、大人200円、大学生・高校生は150円、中学生以下は無料です。特別展示は、その都度料金が前後するのでHPで確認が必要です。
ベビーカー、車いすの貸し出し、授乳室の完備、エレベーター、エスカレーターの設置など、体が不自由な人から子連れの人まで過ごしやすい環境も整っています。

福岡市美術館は、福岡市の中心部に位置する美術館です。周辺の駅からのアクセスも便利な立地にあります。地下鉄空港線、大堀公園駅もしくは、地下鉄七隈線、六本松駅から徒歩10分ほどの場所に美術館はあります。

JR博多駅からは、西鉄バス系統番号13に乗り、福岡市美術館東口で下車します。そこから徒歩3分ほどで美術館に到着です。

車で美術館を訪れる場合は、都市高速の西公園ランプもしくは、百道ランプで下車し10分前後で美術館に着きます。駐車場は無料駐車場があります。20台と数は少なめなので、有料ですが周辺の舞鶴公園駐車場、靖国神社駐車場の利用もおすすめです。

「福岡市美術館」観光のまとめ

1万点を超える所蔵作品を生かした、個性豊かな展示を楽しめるのが「福岡市美術館」の魅力です。「大濠公園」の自然に囲まれ、周辺環境にも恵まれています。観光やお出かけで静かなひと時を過ごしたい方におすすめのスポットです。

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