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北海道博物館:アイヌ文化やユニークな土偶に感動!

「北海道博物館」は、北海道札幌市にある博物館です。JR札幌駅から電車とバスを乗り継いで、約20分とアクセス便利な立地にあります。美術館のある「野幌森林公園」は、園内の8割が国有林という自然あふれる穏やかな環境で訪れる人を出迎えます。 そんな北海道の自然に囲まれた博物館では、北海道の自然と人との関り、北海道の地で長らく暮らしてきたアイヌ人の文化、土偶をはじめとする北海道の歴史的文化財などを鑑賞できます。また博物館を訪れた人に分かりやすく北海道の文化や歴史を伝えるための企画展、イベントも随時行われています。 さまざまな角度から北海道を知れる「北海道博物館」の楽しみ方、魅力をグッと掘り下げて紹介します。

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更新日: 2023年11月21日

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「北海道博物館」ってどんな所?

「北海道博物館」は、1971年に開館した「北海道開拓記念館」と1994年開所した「道立アイヌ民族文化研究センター」を統合し作られた総合博物館です。二つの施設の伝統や業績を受け継いだこちらの博物館では、北海道の歴史、文化、自然環境にまつわる展示を見られます。
地域活性化、道民に愛される博物館を目的としているこの美術館は、道民からの公募で決められた「森のちゃれんが」という愛称で多くの人から親しまれています。ロゴマークも札幌市立大学の学生らと共に作成し「森のちゃれんが」にちなんだものとなっています。
道民や観光客の北海道について知りたいという欲求にこたえる総合的な博物館、北海道の歴史、文化の発展を目指す研究機関、二つの顔を持つことも、こちらの博物館の特色です。

「北海道博物館」の魅力

「北海道博物館」の大きな魅力は、学べる博物館という点です。こちらの博物館では展示を見るだけでなく、さまざまな方法で北海道の文化や歴史を学べます。博物館内の冊子やHPからは、「道立アイヌ民族文化研究センター」時代の研究内容を生かしたアイヌ文化に関する冊子を読めます。独自の文化を持つアイヌ民族について、博物館の展示と合わせてみることで、深く理解できます。
博物館を訪れた人が主体的に学びに参加できるのも大きな特徴です。定期的に開かれるイベントでは、博物館の裏側を覗く、北海道にまつわるものを使ったワークショップなどの体験ができます。また博物館活動の一環として、将来学芸員資格取得を考えている学生を実習生として毎年受け入れています。
このように来館した幅広い年代の人に、それぞれに合った形で学びの場を提供しているのが「北海道博物館」の大きな魅力です。

「北海道博物館」観光の見どころ

予約不要の「ハイライトツアー」!

「北海道博物館」は、5つのテーマに沿って北海道の自然環境、歴史、文化を紹介しています。館内は広くさまざまな展示があるので、初めて博物館を訪れた人の中には、何から見たらいいのか戸惑う方もいるはずです。そこで利用したいのが博物館のスタッフが分かりやすく展示品を紹介してくれる「ハイライトツアー」です。
毎日午後2:00から開かれるこちらのツアーは予約不要なので、誰でも気軽に参加できます。無料ツアーながらスタッフの要点をまとめた解説で館内を楽しく巡れると評判です。所要時間は約1時間なので、ツアー後に改めてじっくり館内散策を楽しめます。

実際に物に触れて楽しめる「はっけん広場」

「北海道博物館」の地下には、実際に物に触れたり、じっくり観察したりできる「はっけん広場」と呼ばれる場所があります。フローリングやマットが敷かれた空間で、大人から子供までゆったりとくつろぎながら、北海道にまつわる物に触れられます。
約40種類ある「はっけんキット」と呼ばれる教材の中には、動物の毛皮や狩猟道具の模型など、普段では中々触れられないグッズが沢山あり、大人から子供まで童心に帰って学べます。また定期的に開催される「はっけんイベント」では、しめ縄など、実際に自分の手で北海道ならではのグッズを作れます。

期間限定の企画展

「北海道博物館」では、常設展示のほかに期間限定であるテーマについて特集した企画展が行われます。普段は見られないテーマに沿った特別な展示を見られるのが企画展の魅力です。企画展も常設展示と同じく、北海道にちなんだものが展示されるので、より詳しく北海道の歴史、自然、文化に触れられます。
北海道を代表する鉱物の砂金、砂白金を展示する「弥永コレクション」、北海道と野球の歴史を絡めて紹介する「プレイボール!」など、バラエティに富んだテーマと展示で、訪れる人を楽しませてくれます。

来館客のニーズに寄り添う館内サービス!

「北海道博物館」では、来館客のニーズにこたえたサービスを提供しています。足が不自由な人や車いすのためのスロープが館内のいたる所にあります。その他にも館内の車いすの貸し出しサービス、車いす専用の駐車場の完備など、各種バリアフリーな設備が備わります。障害を抱えた方も、気兼ねなく利用できるのが、この博物館の特徴です。
その他にも、小さな子連れで来館した人のためのベビーカー貸し出し、海外から博物館を訪れた人に向けた、外国語の音声ガイドも備えています。幅広い年代、海外からの来館者にも備えた充実の設備で、博物館を訪れる人を出迎えてくれます。

プロローグから北海道に人類が現れるまでの展示

「北海道博物館」では、北海道の歴史、文化、自然環境の変遷を5つのテーマごとに分けて展示しています。まず館内に入って来館客を出迎えるのが、プロローグ、「北海道120万年物語」のエリアです。プロローグと呼ばれる北海道の始まりを表すエリアには、大きな「マンモスゾウ」「ナウマンゾウ」の標本があり、見る人を圧倒します。
その先に進んでいくと現れる館内第1のエリアが「北海道120万年物語」です。こちらでは歴史が浅いと思われがちな北海道の120万年にもおよぶ歴史を、展示を通して学べます。旧石器時代から人が住んでいた北海道で、樺太や本州と交易を重ね、独自の文化や民族性を築いていった過程を丁寧な展示の解説から理解できます。

アイヌ民族の暮らしを学べる展示!

こちらの博物館では、日本の先住民族として北海道、樺太、サハリンで独自の文化の中で生きてきた「アイヌの文化の世界」を展示しています。明治時代に政府が介入し、大きな打撃を受けた貴重な文化や生活の様子を資料や展示を通して知れます。
川や海で獲れた魚、山で獲れたキノコなどを主食とし、衣食住すべての面において自然と共存してきたアイヌ民族の生活は、科学が発展した現在だからこそ、驚きや関心を抱かせます。またアイヌ語、あらゆるものに神が宿るという信仰など、先住民族ならではの文化にも興味を惹かれます。

北海道に愛着が湧く「北海道らしさの秘密」

「北海道博物館」では、「北海道らしさの秘密」が分かる展示エリアがあります。観光で北海道を訪れた人から道民まで、展示を見ていけば、北海道に対する愛着が湧いてくるはずです。
展示で学べる北海道らしさの大きなポイントが、雄大な自然と人との関り方です。大正時代を例にした生産物からは、ウニ、カニなど海産物だけでなく、山から獲れる石炭など、自然がもたらす恵みで人々が暮らしていたことが分かります。
時代が進むと、寒い冬に対応するように暖房器具、除雪道具が発達していきます。雪に囲まれた北海道ならではの「ばんえい競馬」の発展からも自然と上手く付き合い生きる、北海道の魅力が伝わります。

北海道の今を伝える展示

「わたしたちの時代へ】をテーマにしたエリアでは、戦後100年から現在にいたるまでの北海道に関する展示が並びます。このエリアに入ってくると、自動車、レトロな赤ポストなど、現在の生活にも通じるような展示物が増え、より親近感を持って展示を鑑賞できます。
高度成長期に生まれた寒さに強い「三角屋根住宅」の模型も展示されています。アイヌ人や昔の人々の暮らしを見てきた上で、この展示を見ると時代と共に培われた、北海道の知恵や技術をひしひしと感じられます。

人間だけじゃない!「生き物たちの北海道」

自然豊かな北海道には、人間のみならず多様な生物が暮らしています。「北海道博物館」では、人間だけでなく北海道で暮らす生物に焦点を当てた「生き物たちの北海道」という展示エリアがあります。自然豊かな北海道ならではの生態系、人の暮らしのすぐそばに生き物たちがいる関係性を展示から学べます。
山で育った木の実を主食にする生き物、それらの生き物を食べる肉食獣など、互いに作用しあう生き物同士の繋がりを展示が示します。生き物と人の関りについての展示では、生き物たちと人がどのように共存していけばよいのかを考えさせられます。

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「北海道博物館」内の「ミュージアムカフェ」

「北海道博物館」1Fロビーには、休憩に丁度良い「ミュージアムカフェ」があります。広く開放的な空間でゆったりとコーヒーや軽食をいただけます。
カフェラテ、カプチーノを注文した方には、博物館らしい選べるラテアートのサービスも付いてきます。美術館ロゴ、マンモス、北海道の形など、ユニークなデザインのラテアートは、飲むのがもったいなくなる見事な仕上がりです。

「北海道博物館」観光の基本情報&アクセス

「北海道博物館」の基本情報を紹介していきます。この博物館の開園時間は季節によって2つに分けられています。5月〜9月は午前9:30~午後5:30、10月~4月は午前9:30~午後16:30までとなっています。休館日は毎週月曜日、年末年始となっていますが、月曜日が祝日の場合、翌平日に変更になります。
入館料は、一般600円、高・大学生300円、それ以下は無料です。年間通していつでも来館できる「北海道博物館年間パスポート」も1,100円で販売されています。

「北海道博物館」へは公共交通機関を使うのがおすすめです。JR札幌駅からは、JR函館本線、江別・岩見沢行きの電車に15分ほど乗り、森林公園駅で下車します。その後JRバス、開拓のむら行きバスに乗り、約5分で北海道博物館駅に到着します。JR、地下鉄新札幌駅からは、JR開拓の村行きバスに乗り15分ほどで、北海道博物館駅に着きます。
車を使って来館する際は、札幌方面からは大谷地IC、苫小牧方面からは札幌南IC、旭川方面からは江別西ICで降ります。そこからは国道12号線を使い「野幌森林公園」を目指せば博物館にたどり着けます。
駐車場は、「野幌森林公園」内にある、百年記念塔前駐車場、北海道博物館駐車場、開拓の村駐車場の3つの無料駐車場を利用しましょう。障害を抱えた方は、博物館にある専用駐車場を利用すればスムーズに、博物館内に入れます。

「北海道博物館」観光のまとめ

「北海道博物館」は、北海道の自然環境や歴史、文化について詳しく学べる博物館です。専門的な展示が並びますが、「はっけん広場」、「ハイライトツアー」など、来館客が楽しめる工夫が随所にあります。歴史、文化好きだけでなく、北海道が好きな方におすすめの博物館です。

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