見るだけで楽しいロンドン個性派書店おすすめ５選

■ハッチャーズ (Hatchards)

はじめに紹介するロンドンの本屋は「ハッチャーズ (Hatchards)」。イギリスの書店といったら必ず足を運んでおきたいのがハッチャーズです。ハッチャーズはイギリス最古の書店で、創業以来ずっと現在と同じロンドン・ピカデリーサーカスに存在しています。その歴史は、日本がまだ鎖国をしている時代からというから驚きです。

お店の建物は、漆黒色のクラシカルなデザインで、店内も漆黒色の木造で統一された重厚で格調高い造り。歴史の重みをひしひしと感じられます。蔵書の数も豊富で、ヨーロッパ中の王室によって選ばれた価値の高い本がたくさんあります。価値の高い建造物としてお店を見学しするのはもちろん、貴重な本を目にすることができる本屋さんです。

■スタンフォーズ (Stanfords)

次に紹介するロンドンの本屋は「スタンフォーズ (Stanfords)」。スタンフォーズは、世界最大の地図の専門店。これまでに多くの歴史上人物が訪れたり、小説にも登場するなど、ロンドン屈指の超有名店なんです。

店内には、日本ではほとんど見かけないような種類・地域の地図があり、地図好きの方だけでなく、旅行が好きな方なら誰しもがわくわくしてくるような地図がたくさんあります。また地図だけでなく、地図モチーフの小物も数多く取り扱っています。地球儀やポストカード、ジグソーパズルなど、かわいい地図グッズが4万点もあり、お土産にもおすすめです。

■モーターブックス (Motor Books)

次に紹介するロンドンの本屋は「モーターブックス (Motor Books)」。モーターブックスは、特に男性のみなさんにおすすめしたいお店です。こちらのお店はなんと、世界最古の自動車専門書店なんです。

1950年創業のモーターブックスは、自動車はもちろん、運送・運輸、航空、海運、軍事関係など、あらゆる分野の本を取り揃えていて、世界中の自動車ジャーナリストがロンドンに行く際には必ず立ち寄るほどのお店です。

特にお客さんに人気なのは、ポルシェやメルセデス・ベンツなどのスポーツ・カー関連の本や、クラシック・カーや蒸気機関車などを取り上げた本だそう。それぞれの分野ごとに担当の方がいるので、専門家のような担当者と自動車談義に花を咲かせるのも楽しいかも知れません。