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【オランダ】アムステルダム・スキポール空港の利用ガイド

アムステルダムの玄関口であるスキポール空港は、ヨーロッパ各地への乗り継ぎポイントとしてもお馴染みです。日本でも海外でも、まずは目指すターミナルがどの建物にあるのか見つけることが肝心ですが、スキポール空港ではその必要はありません。なぜなら大空港としては珍しく、全てのターミナルが一つの建物に集約されているからです。 予算を建物一つに集約できたためか、空港内のサービス施設が非常に充実しています。空港内には美術館や子どもの遊び場、さらには図書館まであるため、乗り継ぎの際の待ち時間も苦になりません。 今回は、そんな魅力的なスキポール空港について紹介します。乗り継ぎに使われる方は空港内の施設ガイド、オランダを訪れる方は周辺への交通機関への乗り継ぎ方法も参考にしてください。

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スキポール空港の概要

ヨーロッパで4番目に旅客数が多いスキポール空港(AMS)は、シャルルドゴールやヒースローに次ぐ規模を誇る国際空港です。

世界の322の空港との間で直行便が発着し、利用者の7割近くがオランダ人以外という点からも、国際的なハブ空港であることが分かります。また、滑走路6本(貨物用も含む)、ピア(桟橋)7本を持ち、開設以来移転していない空港としては世界最古です。

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海抜から4.5m低く、同じオランダのロッテルダム・ハーグ空港に続いて世界で2番めに低い位置にある空港です。

もともとオランダは海面下の土地が多く、堤防を築いたり、風車の力で水を吸い上げたりと工夫と努力で国土を確保している国です。過去には水害の例が後を絶たず、スキポールも出来た当初は水浸しになることもありました。

Approaching Schiphol Airport

利用客にとって特に印象的なポイントは、その空港の作り方でしょう。スキポールでは「1ターミナルコンセプト」を採用しています。
これは、建物を一つにすることで商業施設やリラクゼーション設備を集約し、乗り継ぎ・到着・出発便を利用する人すべてが同じ施設を共用できるシステムです。

その結果、世界で初めて空港内に美術館や図書館をオープンさせるなど、質が高くモダンなエンターテイメント施設を持つ魅力的な空港になりました。

Schiphol Globes

乗り継ぎだけでなく、オランダを観光する際にも便利で、アムステルダム中心部からはわずか15kmしか離れていません。公共交通機関が発展しているオランダだけに、乗り換えもスムーズです。
もちろん、そのまま陸路ベルギーやドイツなどの周辺国を目指すこともできます。

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スキポール空港のラウンジとは?

入国審査後のエリア全体をラウンジと呼んでおり、1から4まであり、行き先などによって下記の通りに分かれています。もちろん、各航空会社などのラウンジもあります。

・ラウンジ1 ヨーロッパ内
・ラウンジ2、3 インターナショナル
・ラウンジ4 バジェットエアライン

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ラウンジのマップは こちら を参照してください。

建物が一つなのは良いのですが、その分内部が広いのが難点でもあります。時間があるからとのんびり買い物していたら、意外とゲートが遠くて乗り遅れたということのないよう、計画的に動きましょう。ゲートが閉まるまでに行かないと容赦なく荷物を降ろされ、搭乗を拒否されますので、早めの行動が肝心です。

Olifantenparade Schiphol

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オランダに到着した際

’Baggage Hall'または’Arrival Hall'という黄色いサインに従って進みましょう。パスポートコントロール(入国審査)を通過すると荷物を受け取るホールに出るので、スクリーンで何番のベルトコンベアが確認してください。
このホールには電車のチケット販売機があり、荷物が出てくるのを待っている間に切符を買っておくこともできます。こちらはTrain tickets’というサインが出ている黄色い機械で、タッチスクリーンで操作します。

もちろん、外に出てからも券売機や窓口があるので、ここで買う時間がなくても大丈夫です。

DSC08462

’Custom’(税関)は申告するアイテムがある人は赤いサイン、ない場合は緑のサイン(Nothing to declare)の通路を通って外にでます。
外のホール(スキポールプラザ)にはツーリスト・インフォメーションや電車への乗り換え口などがあります。ショップも多く人でにぎわう場所ですが、スリや置き引きも多いので、荷物から目を離さないように気をつけてください。

schiphol plaza

アムステルダム市内への交通

電車のプラットフォームへは、スキポールプラザでチケットを購入し、エスカレーターで下りていきます。この時、改札はありません。
ここからの鉄道は24時間走っており、アムステルダム中央駅(Amsterdam Centraal)への電車はほぼ10分おきに運行されています(深夜〜早朝は本数が減ります)。所要時間は15分程度、運賃は片道€4.20(2ndクラス)です。

左手の青いサインがエスカレーター。カートはここで置いていきます

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行き先ごとの電車の時刻表は こちら から検索できます。なお、駅名はスキポール空港(Schiphol Airport)です。

Schiphol Airport Railway Station - 1

ちなみにタクシーでも市内まで20〜30分程度で到着します。なお、プラザにはタクシー・バス・ホテルのシャトルバス乗り場のサインが分かりやすく表示されているので、初めての方にもわかりやすいでしょう。

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乗り換えの際

ほとんどの場合、預けた荷物はそのまま次の便に乗せ換えられるので、荷物を受け取る必要はありません。
昔は非常にロストバゲージが多かったスキポールですが、現在では荷物の仕分けにロボットを導入するなどオートメーション化が進んだため、かなり改善されています。乗り換え先のゲートは随所にあるスクリーンと地図で確認できます。

迷ったら、黄色いインフォメーションデスクの係員に聞きましょう。誰もいない場合はキオスクから電話で問い合わせできます。

最初の空港で乗り継ぎ便のボーディングパスをもらっていない場合、’Transfer desk'でもらうか、自動の発券機を利用しましょう。
その後、シェンゲン協定加盟国への乗り継ぎの場合はここでパスポートコントロールを通過します(到着した先の国では必要ありません)。

この際、乗り換えまで30分を切っている場合は’Short connection Lane’という優先レーンを使えます。ここを通過すると手荷物検査があるので、ミネラルウォーターなど100ml以上の液体は持ち込めません。

スキポール空港の施設案内

ラウンジ内にはショップが随所にある他、下記のような娯楽施設が揃っています。また、ゆったり寝そべることができる椅子は、マップで’Comfort chair'と表示されている場所にあります。

ontspannen

なお、カジノがあると表記しているガイドブックやサイトも多くありますが、こちらは2017年3月に閉鎖になりました。

ホランド・ブールバード(Holland Boulevard)

「オランダ通り」という名前の通り、オランダのカルチャーを体感できる場所です。ラウンジ1と2の間で、国立美術館(Rijksmuseum)や、科学博物館(NEMO)の子ども向け展示があります。それぞれアムステルダム内に本館があり、美術館にはゴッホなど人気画家の作品が展示されることもある本格派です(展示内容は随時変更されます)。

Holland / 荷蘭 - Schiphol Airport

さらに、図書館にはラウンジチェアやキッズコーナーもあって、本をめくったり音楽を聴いたりしながらリラックスできます。下の動画でモダンな設備の様子を紹介していますので、ぜひご覧ください。

Airport Library - Schiphol {april 2011}

マッサージサロン〜XpresSpa

マッサージチェアで手軽に15分のケアをしたり、30分の本格的なハンドマッサージを受けることができるスパです。美容コースもあり、ファイシャルやネイルケアなどのお手入れも受けられます。ラウンジ2、3、コンコースDの3箇所とも予約は不要です。

XpresSpa

Lounge 2 Lounge 3 Concourse D
+31 (0) 20 2065451
07:00-21:00
無休
http://www.xpresspa.com/spas-a/204.htm

キッズ・フォレスト

子どもが遊べるプレイコーナーで、小さいすべり台など遊具があります。大きいお子さんには、上記のホランド・ブールバード内のNEMOや図書館がおすすめです。

インターネット・センター

空港内はフリーWifiが使える他、インターネット・センターでは有料でPCが使えます。こちらはラウンジ1のトップレベル、ラウンジ2、ホランド・ブールバード内と3箇所あります。

仮眠・シャワー

日本まで直行便でも11時間以上かかるフライト前にリフレッシュしたい時、または乗り換えでまだまだホテルにチェックインするまでに時間がかかる際も、シャワーが使えるとうれしいものです。

スキポールには入国審査後、ラウンジ2階(トップレベル)のホテルで仮眠や宿泊(出発便のチケットが必要)、またはシャワーのみも利用できます。

Mercure (ラウンジ3)三ツ星ホテルのこちらでは、シャワーのみの利用が€19.50で可能です。タオルやトイレタリーは付属しています。
YOTELAIR (ラウンジ2)ファンキーな内装が話題を呼び、ぜひ泊まってみたいという声が多い人気のホテルです。シャワーのみ1時間€15で利用でき、こちらもタオルやソープ、シャンプーが付いています。

Yotelair

Agoda

スキポール空港で買える、おすすめのお土産は?

オランダらしい、ミッフィーのグッズやデルフト焼きなどのお土産が手軽に買えるのもスキポールの魅力の一つです。ここでは、いくつかおすすめのお土産を紹介します。

Schiphol Airport

チューリップの球根

通常、海外から植物を持ち帰るには税関での検査が必要で、問題があった場合には持ち込めません。しかし、スキポールでは検疫済みの球根を購入できるので検査がスムーズです。

オランダでは切り花や球根が重要な輸出品ですから、現地での検疫もしっかりしており、ほぼ問題なく持ち込めます(*例外がある可能性もゼロではないので、こちらは必ず空港係員の指示に従ってください)。

Schiphol Airport

レオニダス(Leonidas)のチョコレート

ベルギーのショコラティエであるレオニダスですが、オランダでも大人気で、いたる所でショップを見かけます。
もちろん空港のスキポールプラザ(セキュリティ前)にもショップがありますので、看板商品のプラリネやチョコ詰め合わせなどを手軽に買うことができます。ベルギーチョコとしては比較的安価なのもお土産に向いているポイントです。

チーズ

オランダ語でKaasというチーズは、スキポールならお土産用にコンパクトにパックされたものを購入できます。
オランダと言えばゴーダやエダムチーズが有名ですが、両方ともマイルドな味わいで食べやすく、青カビ系などクセの強いチーズは苦手という人でもおいしく食べられます。また、トリュフ入りのチーズも好評なので、ぜひ試してみてください。

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スキポール空港なら待ち時間も楽しい!

搭乗前の待ち時間はうんざりすることも多くあるものですが、スキポール空港なら退屈せずに過ごせます。乗り換えで通過するだけでも、オランダ旅行をしているような気分を楽しめるでしょう。ぜひ今回の記事を参考に、楽しく快適に過ごしてください。ただし、楽しみすぎて飛行機に乗り遅れないよう気をつけてください。

Green Space - Schiphol Airport

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