なお当サイトではユーザーのみなさまに無料コンテンツを提供する目的で、オンライン旅行代理店やレストラン予約サイトが提供するアフィリエイト・プログラムに参加し、サービス等の紹介を通じた手数料の支払いを受けています。掲載の順番はサービス等の提供会社により支払われる報酬も考慮されている場合があります。
オーストラリアの首都は…シドニーではなく「キャンベラ」!
オーストラリアの有名な大都市というと誰もがシドニーを思い浮かべます。オペラハウスなどの有名な観光スポットがあり、オーストラリア観光の拠点となりやすいからです。しかし、実はオーストラリアの首都はシドニーではなく、キャンベラという都市です。首都なのに聞き馴染みがあまりないという方も多いでしょうが、それもそのはず、特に何もない都市だったからです。では、どうしてキャンベラが首都になったのでしょうか。
キャンベラが首都になったワケ
オーストラリアの大都市というとシドニーやメルボルンが有名ですが、なぜそのような大都市が首都ではなく、地味なキャンベラが首都になったのかというと、オーストラリアは1901年にイギリスの植民地から独立し、首都を決めることになりました。その際に大都市のシドニーとメルボルンの間で長年言い争いが続き、なかなか決まらなかったため、両者の間に位置するキャンベラを首都にする事で話に決着がつきました。
広告
キャンベラってどんな都市?地域の特徴
キャンベラは人工的に作られた都市です。元々、大都市ではなかったところを首都にしたため、綿密な都市計画に基づいて作られました。アメリカのウォーター・バーリー・グリフィンという建築家の設計で作られた街は北のシティ・ヒルと南のキャピタル・ヒルがあり、その間に人工湖のバーリー・グリフィン湖が位置しています。主要施設は車で数分圏内に集中し、ほとんどの博物館・美術館の入館料は無料なので観光しやすい街です。
広告
シドニーやメルボルンから車で約3時間で到着!
キャンベラはシドニーやメルボルンのちょうど中間に位置しているので、両者まではハイウェイを車で3時間ほど走らせると到着します。そのためシドニーとメルボルンの両方を観光したい時に便利です。さらにキャンベルの中央に位置するバーリー・グリフィン湖周辺にはオーストラリアの国会議事堂などの政府機関や観光スポットの博物館などもあるので、オーストラリアの政治や歴史を学べます。
人口は約40万人で治安が良く住みやすい
キャンベラは首都と言えどもシドニーほどの大都市ではないので、人口は約40万人と少なめです。さらに首都には高学歴の国家公務員や研究者、ビジネスマンが多く、観光客が少ないので治安が良く、「オーストラリアで犯罪率が最も低い都市」とまで言われるほどです。比較的高収入の方が多いため街中にはホームレスも少なく、歩いて観光をしても安全です。そのため留学先としても人気がある住みやすい街です。
自然が多く気候も穏やかで過ごしやすい!
キャンベラはシドニーやメルボルンと違って内陸にあるため乾燥しやすい気候ですが、日照時間はシドニーやメルボルンより長く、しかも夏場も最高気温は27度程までしか上がらないので過ごしやすい街です。さらにしっかりとした都市計画によって作られているため街中には公園が多く、自然豊かなので、街の中心部にいながらのんびり過ごせます。さらに中心部から外れると牧場や美しい山もあるのでアウトドアも体験できます。