普段何気なく使用しているインターネット。旅行や出張で海外に滞在する際も、目的地までの行き方を調べたり、同行者と連絡を取り合ったり、旅の思い出をSNSに投稿したりと欠かせません。海外用のモバイルWi-Fiルーターは、海外で快適にインターネットを利用するために便利なアイテム。現地通信会社の回線を利用できるWi-Fiルーターを事前にレンタルしておけば、お得な定額料金でスムーズにインターネットを利用することができます。
今回は、オビエドで使えるモバイルWi-Fiルーターをピックアップ。海外でインターネットを利用するためのその他の手段や注意点も合わせてご紹介します。
目次
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スペインのWiFiレンタルプラン
ブランド | プラン | 申込期限 | 詳細・予約 | ご利用料金 |
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スペイン 3G(300MB/日)
3G
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1~3日前まで
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383円/日 |
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スペイン 4G LTE(300MB/日)
4G
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1~3日前まで
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384円/日 |
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スペイン 3G 大容量(600MB/日)
3G
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1~3日前まで
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498円/日 |
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スペイン 4G LTE 大容量(600MB/日)
4G
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1~3日前まで
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499円/日 |
結局どれを選んだら良いかわからない方はこちらから!
一覧を見ても、何を基準に選んだらいいかわからない!とりあえず間違いないのはどれ?と思った方はこちら!トラベルブックからの予約数が多い順に、レンタル会社をランキングでご紹介。レンタルが初めての人や悩んでしまった人は、上から検討していきましょう。
速度は早い?料金は?空港で受け取れる?といった基本情報はもちろん、メリットやサポート体制などについてもまとめています。値段が安いだけでは心配……という人は、ぜひ参考にしてください。
海外で使える格安Wi-Fi!おすすめランキング順にご紹介!
■GLOBAL WiFi
「グローバルWi-Fi」は、利用者数が業界最多という人気のWi-Fi。最安値クラスの低価格なので、迷ったらこちらを選んでおけば間違いありません。
200以上の国と地域に対応しており、現地の通信会社の回線を使用しているため、どこでも高速で快適にインターネットを利用可能。料金も定額制のため、どのくらいの容量を使うかわからない、高額請求が怖い、という方も安心です。
24時間365日のサポート体制が整っており、電話やメール以外にLINEやスカイプのメッセージや通話でも問い合わせることができます。
フォートラベル グローバルWiFi
- 参考価格:90円~
■jetfi (ジェットファイ)
海外で使える格安Wi-Fi!おすすめランキング上位、2位は「jetfi (ジェットファイ)」です。
世界100ヶ国以上で使える海外用レンタルWi-Fiサービス。中国や台湾など一部の国で対応している無制限プランがあります。オプションサービスで「jet-phone機能」というものがあり、これに申し込むと1日180円で海外から日本へ電話がかけ放題となります。国際電話料金は高額ですが、仕事などでどうしても通話する必要がある人におすすめです。
jetfi (ジェットファイ)
- 参考価格:680円~
■クラウドWiFi東京
海外で使える格安Wi-Fi!おすすめランキング上位、3位は「クラウドWiFi東京」です。
2019年11月にサービスを開始したクラウドWiFi。1ヶ月間は解約不可ですが、その後は契約期間も違約金も設定されていないのが特徴です。対応エリアが広く、135ヵ国でインターネットを利用することが可能。海外によく行く人におすすめです。渡航先でのトラブル時には、カスタマーサポートが年中無休・24時間対応してくれます。
クラウドWiFi東京
- 参考価格:3,380円~
■どこよりもWiFi
海外で使える格安Wi-Fi!おすすめランキング上位、4位は「どこよりもWiFi」です。
月額3,280円で月間300GBまで使えるWiFiサービス。公式サイトに「使い放題」との記載がありますが、実際には月間300GBの上限があります。ただしかなりの大容量であるため、実質無制限での利用が可能ということです。別途料金はかかりますが、海外でもそのまま使うことができます。1年以内に解約すると違約金が発生するので念のためご注意下さい。
どこよりもWiFi
- 参考価格:3,280円~
■Mugen WiFi
海外で使える格安Wi-Fi!おすすめランキング上位、5位は「Mugen WiFi」です。
容量制限がなく、海外でもそのまま使えるWiFiサービス。格安プランなら月額3,280円です。海外使用時に便利な「翻訳機能」、「地図機能」などを備えた「Glocal Me G4」が使える「アドバンスプラン(月額3,880円)」を用意。30日間の解約であれば違約金が発生しないサービスがあり、とりあえず1度試してみたい人におすすめ。
Mugen WiFi
- 参考価格:3,280円~
■JAPAEMO(ジャパエモ)
海外で使える格安Wi-Fi!おすすめランキング上位、6位は「JAPAEMO(ジャパエモ)」です。
容量が最大でも500MBまでしかありませんが、比較的レンタル料金が安いJAPAEMO(ジャパエモ)は、速度は気にせず安く海外用Wi-Fiをレンタルしたい人におすすめのサービスです。「通信が遅い」という口コミが多い反面、「料金が安くてお得」「マニュアル対応でない丁寧なサポートが良い」といった口コミも目立ちます。
JAPAEMO(ジャパエモ)
- 参考価格:290円~
■グローバルモバイル
海外で使える格安Wi-Fi!おすすめランキング上位、7位は「グローバルモバイル」です。
100ヶ国以上で対応している海外用Wi-Fiサービス8。往復送料については完全無料ですが、事前にネットで申し込みをして空港で受け取ることができます。料金が安く、タイや台湾などでの無制限プランもあるのが魅力ですが、ローカルな場所などネット回線が整っていない場所では一部繋がりにくいところもあるとの口コミがありました。
グローバルモバイル
- 参考価格:690円~
■Fast-fi(ファストファイ)
海外で使える格安Wi-Fi!おすすめランキング上位、8位は「Fast-fi(ファストファイ)」です。
予算に合わせて簡単にプランを選べるシンプルな料金体系が特徴の海外用Wi-Fiサービス。対応エリアは100ヶ国以上。500MBと1GBのプランで貸し出される端末には、23ヶ国語に対応する翻訳機能が搭載されています。長期の旅行や短期留学にぴったりの長期プランを用意。60日、90日プランもあり、長期でレンタルしたい人におすすめです。
Fast-fi(ファストファイ)
- 参考価格:410円~
■エクスモバイル
海外で使える格安Wi-Fi!おすすめランキング上位、9位は「エクスモバイル」です。
世界170の国と地域で低価格の高速通信を提供している海外用レンタルWi-Fiルーター。容量は200MB・300MB・500MBの3つのプランから選べます。最も容量が大きいプランでも500MBであるためビデオ通話など多用する予定のある人には不向きですが、通常の旅行で高速通信に対応している海外用Wi-Fiを探している人にはおすすめです。
エクスモバイル
- 参考価格:550円~
■Lucky wifi(ラッキーWi-Fi)
海外で使える格安Wi-Fi!おすすめランキング上位、10位は「Lucky wifi(ラッキーWi-Fi)」です。
中国、韓国、台湾、香港の4ヶ国のみに対応している海外用Wi-Fiレンタルサービス。韓国と台湾とでは550円で容量無制限プランが使えます。空港での受取は空港郵便局にて行います。自宅受取にしても空港受取にしても往復の送料が1,100円以上かかります。ルーター自体の料金は安いですが、送料を含めた総額が激安とはならないので念のためご注意下さい。
Lucky wifi(ラッキーWi-Fi)
- 参考価格:550円~
■NOZOMI WiFi
海外で使える格安Wi-Fi!おすすめランキング上位、11位は「NOZOMI WiFi」です。
国内で100GB利用可能な大容量プランでレンタルされるWiFiは、世界90ヶ国以上での利用にも対応。1回1,000円のチャージにより海外で500MBを使えるようになります。通常は日本国内でも使用できるため、普段から使っているルーターをそのまま持っていける手軽さが魅力。継続して利用を考えている人におすすめのWi-Fiレンタルサービスです。
NOZOMI WiFi
- 参考価格:1,000円~
格安Wi-Fiを見つけたい方はこちらの記事をチェック!
海外でインターネット利用するための4つの手段
目的地をマップで確認したり、人気のお店を調べたり、同行者と連絡を取ったり、海外旅行にもインターネットは欠かせません。旅先で困ったことにならないためには、事前に現地のWi-Fi事情について調べたり、現地で利用できるインターネット環境を手配しておくことが肝心です。ネットの使用頻度や目的、予算などに合わせて適切な方法を選んでください。
フリーWi-Fiを利用する
コストを極力抑えるなら、無料で利用できるフリーWi-Fi。Wi-Fi設備のある施設の周辺でしか使用できないので利用できるタイミングが限られる、通信速度やセキュリティが保証されないなどのデメリットもあるので、現地でほとんどインターネットを利用しないという方にはおすすめの手段です。
携帯電話会社の海外パケット定額(国際ローミング)を使う
海外でも普段と同じようにスマホを利用したいという方には、携帯電話会社の海外パケット定額が手軽です。ただし1日あたりの料金が比較的割高なので、長期滞在の場合はかなり高額な出費になることも。特定の日だけインターネットを利用したいという方にはおすすめです。
現地のSIMカードを購入する
海外出張などで海外に行く頻度が高い、滞在日数が長いという方は現地の携帯電話会社に対応したSIMカードの購入を。SIMフリーのスマホに差し替えると現地の国内通話扱いとなり、割安な料金で比較的安定した通信環境が確保できます。ただし現地でSIMカード調達する必要があり初心者には難易度の高い手段です。
海外用モバイルWi-Fiルーターをレンタルする
頻繁にスマホを利用したい方やグループで旅行する場合におすすめなのが、モバイルWi-Fiルーターのレンタル。通信速度が早く、1台で複数の端末をカバーできるのがメリットです。レンタル費用も割安で、グループでシェアすればさらにお得。ルーターはネットで予約し、空港の専用カウンターで受け取ることができます。
海外でインターネットを利用するときの注意点
国内旅行の感覚でインターネットを利用していると、高額請求や不正アクセスといった思わぬトラブルに巻き込まれることもあります。ここでは楽しい旅行を台無しにしないためにも知っておきたい、海外旅行初心者のためのインターネット利用の注意点を紹介します。
データローミング機能による高額請求
スマホには海外でも通信ができるデータローミングという機能が備えられています。ただし、この機能は通常のパケット定額サービスの適用外となるため、帰国後に高額が料金が請求されることも。高額請求を防ぐためには、あらかじめスマホのデータローミングサービスをオフに設定しておきましょう。
フリーWi-Fiでの不正アクセス
海外のホテルや空港などでフリーWi-Fiを利用する際に気をつけたいのがセキュリティ問題。セキュリティ設定されていないWi-Fiスポットでは、ウイルス感染や個人情報を盗まれるリスクがあるので注意が必要です。特にIDやパスワードの入力が必要なサイトへアクセスする場合は、セキュリティ設定された海外用モバイルWi-Fiルーターを利用するのが安心です。
スペインの基本情報
南ヨーロッパのイベリア半島に位置しているスペインは、マドリードを首都としている議会君主制国家です。面積は50万平方キロメートルほどであり、人口は4650万人ほど。公用語としてスペイン語が制定されているほか、バレンシア語やバスク語、アラゴン語などの多くの言語が話されています。国民の大多数がキリスト教徒であり、ユダヤ教徒やムスリムなども少数ながら存在。
文化的な特徴としては世界的に知名度のある闘牛が盛んであるほか、文学や音楽、芸術などの面でも有名人を多数輩出しています。
スペイン料理は世界遺産にも登録されており、ガスパチョやチュロスといった世界的に有名な食べ物も多いです。コルドバ歴史地区やブルゴス大聖堂、ガウディの作品群など、世界遺産などの豊富な観光スポットにも恵まれています。
オビエドの基本情報
スペイン・アストゥリアス州の州都。アストゥリアス革命とスペイン内戦で徹底的に破壊されたため、現在あまり古い街並みを見ることはできませんが、スペイン王国の原点である「アストゥリアス王国」の歴史を残す古い街。郊外には9世紀頃に建てられた「サンタ・マリア・デル・ナランコ教会」、「サン・ミゲル・デ・リーリョ教会」、「サンタ・クリスティナ・デ・レーナ教会」の3つのアストゥリアス王国時代の教会があり、教会群およびアストゥリアス王国の建築物は世界遺産に登録されています。3つの教会の建築様式は、後にヨーロッパの主流のスタイルとなる「ロマネスク様式」の先駆けの「プレ・ロマネスク様式」。世界的にも珍しく、必見です。オビエドまではマドリードから直行列車で約4〜5時間。バス利用で5〜6時間。
日本とスペインの時差
スペインの週間天気
スペインの為替
※2024年4月28日の為替価格です
圧巻!スペインのド迫力世界遺産に行こう!
観光コースを決める際に、ぜひ参考にしてほしいのが世界遺産!スペインは、一生のうちに一度は見ておきたい世界遺産をたくさん擁しています。何とスペインは、世界遺産保有数が世界第3位なのです。特に有名なのが、バルセロナにあるアントニオ・ガウディの作品群。曲線を多用した独自の建築物は、現代でもひときわ異彩を放つ存在です。特に未完の作品であるサクラダファミリアは必見。「西方の宝石」と称される美しい町並みが残るコルドバ歴史地区や、グラナダのアルハンブラ・ヘネラリーフェ・アルバイシン地区もみごたえ抜群の世界遺産なのでおすすめです。
スペインの言葉事情は?英語は通じる?
海外旅行で心配なのが、現地での言葉の問題。スペインの公用語はスペイン語です。スペイン語となるとなじみがあまりないのでちょっと不安になってしまいそうですが、心配はご無用です。マドリッドやバルセロナなどの大都市では、英語がだいぶ浸透しています。普通のレストランやショップなどでも英語が通じ、メニューも英語が併記されています。ただし道路標識やメトロの案内などは、英語表記はありません。また、スペインの田舎町や観光地としてはマイナーな都市でも英語は通じません。この機会に簡単なスペイン語を覚えていくのもおすすめです。もしも言葉で困っていても、親切な国民性のスペイン人は必ず助けてくれようとします。
スペインの治安は大丈夫?気をつけるべきエリアは?
スペインは、ヨーロッパ諸国の中でも治安が不安視される都市というイメージを持つ人も多いはず。確かに日本と比べて気を付けなければいけない事柄や場面も多いのは事実ですが、スペインで多発しているのはスリや置き引きなどの軽犯罪が大多数です。そして日本人がスペインで遭遇する犯罪も、ほとんどがスリか置き引きなのです。公共交通機関の車内や構内、ホテルのロビーや観光地、レストランないなどで被害に遭うことが多いです。マドリードやバルセロナなどの大都市では、特に気を付けましょう。財布を後ろポケットに入れない、カバンを肌身離さずにいるなど自衛は必須です。
オビエドでおすすめの観光スポットをご紹介!
■サンタ・マリーア・デル・ナランコ教会
サンタ・マリーア・デル・ナランコ教会は、スペイン北西部のアストゥリアス・オビエドにある教会です。
郊外のナランコ山にひっそり佇む教会ですが、「オビエド歴史地区とアストゥリアス王国の建造物群」の1つとして世界遺産に登録されている由緒ある教会なのです。古いロマネスク様式の教会は、8世紀に建造された2階建てのこじんまりした建物。教会と呼ぶにはあまりに素朴なレンガ作りの建物は厚い壁の頑丈な作りになっていて、イスラム教徒の猛烈な攻撃に備え反撃したキリスト教徒を偲ぶことができます。
窓から見下ろすオビエド市街の景色は最高の眺めです。
サンタ・マリーア・デル・ナランコ教会
スペイン / オビエド
- Monte Naranco, s/n, 33012 Oviedo, Asturias, Spain
- 夏期(4月1日~9月30日):火曜日~土曜日9:30-13:00/15:30-19:00 日曜日と月曜日9:30-13:00 冬期(10月1日~3月31日):火曜日~土曜日10:00-14:30 日曜日と月曜日10:00-12:30
■フォンタン広場
フォンタン広場はオビエド旧市街にあるこじんまりした広場です。
元々は12世紀に野菜や牛乳、チーズなどを販売するためにやってきた農民たちによってつくられた広場でしたが、あっという間にオビエド郊外の商業中心地に成長。現在の姿になったのは18世紀。小さなアーケード広場ですが、今もなお修復を続けその姿を留めています。
そして現在も広場に隣接する市場は活気に満ちています。多くのカフェやレストランがあり、ゆったり食事をとる地元の人々の姿を見ることができます。市庁舎や大聖堂といった他の観光スポットにも近いので、合わせて立ち寄りたい広場です。
■カンポ・デ・サン・フランシスコ公園
カンポ・デ・サン・フランシスコ公園は、サン・ミゲル島の港町であるポンタ・デルガダで最も古い公園です。
サンフランシスコ修道院の向かいに位置し、市民の憩いの場となっています。公園中央には野外ステージがあり、夜には野外コンサートが開催され、ポンタ・デルガダで人気のナイトスポットでもある公園です。特に夏の夜には多くの人々でにぎわいます。
コンサートだけでなく、野外ステージを中心にさまざまなイベントが開催されることで知られています。特に毎年復活祭の後の第5日曜日に開かれるセニョール・サント・クリスト・ドス・ミラグレス祭では、文化的イベントのメイン会場として使われます。公園と修道院が音と光であふれます。
■オビエド大聖堂
スペインのイベリア半島北部、アストゥリアス郡にあるオビエドは、8世紀にイスラム教徒に追われたキリスト教徒によって建国されたアストゥリアス王国発祥の地です。複数のキリスト教国家によるレコンキスタ活動の中心地であり、その時代に建設された多くの教会群などは「オビエド歴史地区とアストゥリアス王国の建造物群」として世界遺産に登録されています。
そんな世界遺産の街・オビエドの中心部にそびえるのがオビエド大聖堂。9世紀、アルフォンソ国王が建設した大聖堂が元になっており、14~16世紀にゴシック様式で増築されました。レコンキスタ発祥の建築様式であるプレロマネスク様式が見られる内部は必見です。
■サン・ミゲル・デ・リーリョ教会
サン・ミゲル・デ・リーリョ教会は、スペイン・オビエドから南、ナランコ山にある教会です。スペインの華やかな世界遺産群とは異なる質素で小さな教会ですが、この教会も「オビエド歴史地区とアストゥリアス王国の建造物群」の1つとして世界遺産に登録されています。
イスラム教の勢力から逃れたキリスト教徒が842年に建てた歴史の古い教会です。急な坂道の頂上にあるので、行きはタクシーなどで向かいましょう。ツアーガイドもおすすめです。内部には入ることができず外観を眺めるだけにはなりますが、ロマネスクともゴシックとも異なるアストゥリアス時代の建築様式は必見です。
■ウリア通り(オビエドのメインストリート)
スペインの北西部の街オビエドは、8世紀初頭にイスラム教徒に追われたキリスト教徒がアストゥリアス王国を築いた地。「オビエドとアストゥリアス王国の建造物群」として世界遺産にも登録されている街です。
歴史的な建造物群を見て周るのにぴったりなのが、オビエドのメインストリートであるウリア通りです。オビエドの鉄道駅を出てウリア通りに入れば、アルフォンソ2世広場やサンサルバトル大聖堂、アストゥリアス考古学博物館などが建ち並んでいます。おしゃれなショップやレストランも多く、ショッピングを楽しみたい人にも最適なウリア通り。有名なバルであるティエラ・アストゥールではお酒や地元料理が味わえます。