永遠の憧れ！ハワイに移住するためには？ビザ取得や仕事、生活費、保険の情報など

温暖な気候と美しいビーチが広がるハワイは日本だけでなく、海外からも多くの観光客が訪れています。世界的に人気のリゾート地で、ハワイの中心地ワイキキにはショッピングやグルメ、アクティビティなども充実しています。観光でハワイを訪れて、すっかり魅了され、ハワイに移住を決める人も多くいます。ハワイに移住するにはビザの取得や現地での仕事など、生活していけるか難しいポイントも多くあります。しかし、移住することで観光では分からない現地の習慣や文化、ハワイの人々との触れ合いを通してハワイを深く知ることができておすすめですよ。

移住先として人気の土地・ハワイとは？

日本人に大人気のリゾート地 ハワイ。ハワイには美しい海や砂浜だけでなく、ショッピングやグルメ、アクティビティも多く、幅広い年齢層に人気です。日本語が通じるところが多く、海外が不慣れな方でも訪れやすいのもポイントです。ハワイのビーチで有名なのがワイキキ・ビーチ。約3kmにわたる三日月型のビーチが特徴で青い海ときれいな白い砂浜が観光客を魅了します。海で遊ぶもよし、ビーチを眺めながらゆっくりと散歩するのもおすすめ。近隣にはワイキキビーチウォークというショッピングモールもあるので買い物を楽しむこともできます。他にもハワイの楽しみで欠かせないのがグルメ。ロコモコやパンケーキ、ボリュームのあるステーキなどのアメリカンな料理も人気が高いですよ。

ハワイに移住するには？

ハワイ移住のメリットは、一年中温暖な気候のため、快適に過ごすことができること。アメリカの中でも犯罪も少ないので、移住するにも安心です。美しい海がありサーフィンを気軽に楽しめたり、ヨガやトライアスロンなど趣味を充実して過ごせるため、移住する人も多いでしょう。ハワイでは日本語を使える場所も多く、看板なども日本語表記が多く見られます。語学が苦手な方も移住しやすいのもポイントです。ハワイ移住のデメリットは、アメリカの中でも税金が高く、ワイキキなど観光地の周辺では物価も1.2〜1.5倍ほどかかります。ワイキキの平均家賃は2,000ドルとも言われ、日常生活を送るのには金銭的に余裕がないと厳しいようです。

ハワイのビザの取得方法は？

アメリカは、3ヶ月までならビザなしでの滞在が可能。しかし移住など長期滞在ではビザが必要になります。アメリカに住むためのビザは、大きく分けると移民ビザと非移民ビザがあります。移民ビザは条件を満たすと永住が可能になり、自由に就職や転職、アメリカへの入国ができます。非移民ビザは、滞在期間や就職、アメリカ入国などに条件が付きます。B-2ビザは180日の滞在が可能で、観光旅行や友人・親戚の訪問、病気や怪我の治療などを理由に申請されます。その他にはF-1ビザという大学や語学学校などの留学する方向けのビザや就労ビザも様々な種類に分けられています。アメリカのビザ取得は、専門知識や経験がないと難しいと言われ、申請書類の不備が一つでもあると失格になってしまいますので注意が必要。

ハワイの就労ビザについて

ハワイの就労ビザは、様々な種類があります。J-1ビザ(交流訪問者ビザ)は、アメリカのビザの中で比較的取得しやすいビザで知られ、アメリカ情報局(USIA)認定の交換プログラムに参加する場合に発行されます。条件に応じて12ヶ月以内のインターンシッププログラムや、18ヶ月以内のトレーニングプログラムなどがあります。その他にもOPT(Optional Practical Training)という1年以上アメリカの学校に通い、卒業や修了後に一定の期間アメリカで働ける制度もあります。しかし、OPTは学生ビザに付属する形で発行される特殊な制度ですので就労ビザとは異なります。他にもH-1Bビザ(専門職者ビザ)という日本人がハワイの会社で働くための一般的な就労ビザもありますが、近年審査が厳しくなっていると言われています。

ハワイでの仕事について

ハワイでの日本人向けの求人に多いのは、ハワイにある日系企業の仕事です。内容は様々で、アパレル系や貿易関係、飲食系、旅行関係、メディア関係、ホテル関係などがあげられます。日本人観光客向けの旅行会社や現地のオプショナルツアー関連の仕事、日本の企業向けの商材を扱う会社であれば、語学力に不安がある方でも比較的仕事をしやすいでしょう。語学力に自信がある方は、さらに仕事の幅が広がりますよ。飲食店での料理人やパティシエ、美容師など専門職の方も比較的求人を見つけやすいです。ハワイでの日本人向けの求人は競争率も高く、さらにアメリカでのビザ取得は難易度も高いので、十分に準備しておくことも大切です。ビザ取得のサポートをしてくれる会社もあるので、求人内容をよく確認してくださいね。

ハワイでの生活費は？

生活費の中で節約しにくいのが食費。ハワイではローカルスーパーや日本食スーパー、ファーマーズマーケットなどがあります。現地の野菜や果物はファーマーズマーケットを利用すると安く手に入ります。日本食スーパーは割高なことが多く、ローカルスーパーは現地で調達できる商品は安く、輸入商品は日本よりかなり割高になるので注意しましょう。ハワイでの外食は安くても1人当たり15〜20ドルほどかかってしまうので、食費は自炊が鍵となります。アメリカではチップの習慣があり、外食はどうしても割高になってしまうのだそう。日用品は日本に比べ、箱買いや大容量のものが多く、まとめ買いが基本。特売の日やクーポンなどを利用してお得に購入しましょう。ワイキキ中心部のスーパーは価格が高めのため、少し離れたローカルスーパーを利用しましょう。

ハワイでの不動産について

ハワイは日本だけでなく、世界的にも人気が上がっていて、住宅が足りていないのが現状。不動産価格も右肩上がりの状態が続くと言われています。ハワイは小さな島ですから土地に限りがあるため、どうしても価格が上がりがち。今までは特定の富裕層の購入者が多かったですが、インターネットでの情報が増え、気軽に物件を探せるようになり、一般の方や若い方でも購入する人が増えています。日本人のハワイの不動産購入は10年前と比べ3倍以上になっているとも言われています。ちなみにハワイでの賃貸物件は、1人暮らし用のワンルームタイプであれば安いところで月々850ドル/月くらいから見つけられます。ワイキキ中心部に近くなると安くても月々1200ドルくらいはかかります。

ハワイでの不動産投資について

日本だけでなく世界からも人気の高いリゾート地 ハワイ。ハワイの州都はオアフ島のホノルル市で、その他にもマウイ島やハワイ島など8つの島を含めてハワイ州と言います。気候も穏やかで治安も良く、観光客も多く訪れるハワイは、不動産価値も高いため、不動産投資を行う日本人も増えています。ハワイはリーマンショック時にも被害が少なかったため、安心して投資が行えると人気で、不動産価格も安定しています。今後も開発が進む見通しのため、人口増加も見込めます。ハワイならではですが、不動産を購入する際は海までの距離が近いと不動産価値も上がります。築年数が経っていても、ロケーションによっては高値になることも多いので、投資する際は内容をよく吟味することが大切です。

ハワイでの保険について

日本からハワイへの移住で困るのが医療問題。ハワイの医療は日本と比べて、医療レベルが劣っているだけでなく、保険料もかなり高いです。アメリカの保険制度は、日本の国民皆保険制度とは異なり、高齢者や低所得者、身体障害者を除き、公的保険制度がありません。一般の人々は、民間保険会社の健康保険を購入します。ハワイ州は、フルタイマーとみなされた場合は雇用先から健康保険が支給されます。健康保険会社にはHMSA、HMAA、UHA、Kaiser Permanenteの4社があり、個人で加入する場合はHMSAとKaiserPermanenteの2社のみ。加入するには毎年11月月1日から始まるオープン・エンロールメント(自由加入)期間に翌年のプランを選ぶ必要がありますよ。

現地の人と仲良くなるには？

ハワイの現地の人々は、温暖な気候もあってか、穏やかで明るい雰囲気の人が比較的多いようです。ハワイの先住民族のルーツであるポリネシア系の人々は、伝統の文化を重んじていて、穏やかで人懐こく、明るい気質の人が多いようです。ハワイの現地の文化や生活に触れたいならば、ポリネシア系の人々と仲良くなるといいでしょう。現地の貴重な体験や話ができるでしょう。ハワイには他にも日系の人々も多く、まじめで丁寧、穏やかな気質を持っている人が多いです。日本人とも感覚的に近いので親しみやすいでしょう。現地の人々が大切にしている文化や習慣を尊重し、こちらも笑顔とオープンマインドで接すると、現地の人々とも多く交流することができるのではないでしょうか。

日本とアメリカの文化の違いについて

日本とアメリカの文化の違いの一つにチップがあります。レストランやタクシー、ホテルなどサービスを受けた際に金額の15%〜20%をチップとして渡す習慣がアメリカにはあります。日本人は、チップは気持ちでという感覚がありますが、ハワイではチップが当たり前。観光地のレストランなどではチップ込みの料金の場合もあるので注意しましょう。他にも車などの交通ルールも日本とアメリカで違いがあります。日本と違いアメリカは右側通行。右折する場合は、特に標識等がなければ赤信号でも右折が可能です。路上駐車する場合には、縁石の色で見分ける必要があります。縁石が白の場合は、乗り降りするくらいの短時間ならば停車可能で、赤は完全に駐車禁止です。他にも路上駐車には条件があるのであらかじめ調べておくと安心。

ワイキキ周辺に住むには？

ハワイのメインスポットといえばワイキキ。ワイキキはビーチも近く、ショッピングやグルメも集まっているので便利ですが、家賃相場は高めです。日本のワンルームのような間取りのスタジオタイプやキッチン付きのリビングルームと寝室のある1ベッドルームで月々1000〜2000ドルほどかかります。日本人に人気なのはワイキキの東部にあるカイムキやカハラなどの高級住宅街です。ワイキキからも近く、海や山も楽しめるリッチ。このエリアは公立の小学校もあり、ファミリーにも人気となっています。しかし、大きな一軒家が多いので家賃相場は高めです。寝室が3部屋ある3ベッドルーム位の一軒家で月々3000ドルほどが基本になります。世界の著名人が別荘としていることも多く、空いている戸数が少ない傾向がありますよ。

ハワイ現地に住む日本人は？

ハワイの人口のうち、アジア人の割合は高く40%ほどもあります。アジア人の中でも日本人の割合は高く約17%と言われ、日本国籍を持つ人は約20万人となっています。ハワイの観光地の中心、ワイキキ周辺は日本人観光客も多くいるため日本人ばかり見かけるということも多いです。他にも人気のショッピングスポットのアラモアナセンターやロイヤルハワイアンセンターなどでも日本人が多く訪れます。しかし、ワイキキから少し離れると日本人に会う確率は、かなり少なくなります。日本人が少ない環境、海外での生活を満喫したいならば、ワイキキから少し離れたエリアか、オアフ島以外の島に住むといいでしょう。逆に日本人が多くいるエリアの方が安心という方はワイキキ周辺がおすすめです。

観光客と移住者になることの違いについて

温暖な気候と美しいビーチ、ショッピングやグルメも充実しているハワイは魅力的です。しかし、観光と移住するのでは大きな違いもあります。物価が高く、サービスを受けた際にチップが必要なので、金銭的には余裕を持って移住した方がいいでしょう。ハワイは比較的治安が良く、安全と言われますが、日本よりは犯罪率は高いので最低限の注意は必要。特に車上荒らしが多く発生していて、スリや置き引きなど窃盗被害に気をつけましょう。他にもハワイではドラッグが社会問題になっています。バーやナイトクラブ、路上などでも誘われる場合があるので注意しましょう。移住すると観光では分からないハワイの習慣や文化などをより身近に感じられるので、注意すべきところはして現地の生活を満喫してみて下さいね。

ハワイ現地の問題について

ハワイは飲酒や喫煙のルールが厳しいです。日本では20歳から飲酒可能ですが、ハワイでは21歳未満は飲酒禁止。飲酒だけでなく、アルコールを買うことも禁止です。さらに公園やビーチ、道路など公共の場での飲酒は禁止。外でお酒を飲みたい時はリカー・ライセンスを持つ飲食店を利用しましょう。飲食店でもライセンスを持たない店はアルコール類がないので注意しましょう。他にもハワイではレストランやホテル、バスなどの交通機関など多くの場所で禁煙です。指定の喫煙エリア以外で喫煙した場合、100ドル〜500ドルの罰金になるので気をつけましょう。ハワイで事件や事故などトラブルにあった場合は、日本語を話せる警察官がいるワイキキ・ビーチ交番に行くといいでしょう。

まとめ

温暖な気候と美しいビーチが魅力のハワイ。ショッピングやグルメ、アクティビティなども充実していて、日本だけでなく世界からも人気のリゾート地です。観光でハワイを訪れ、すっかり魅了され、移住する人も多いです。海外移住は大変なこともありますが、観光では得られない現地の人との触れ合いやハワイの習慣や文化をより深く知ることができておすすめですよ。

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